real SR

引越しいたします。

在米ウイグル人協会声明:東トルキスタンの全ての人々の安全を保証せよ。

2009-09-17 03:27:38 | 国際・政治

在米ウイグル人協会は中国当局に新たな騒乱の後に東トルキスタンの全ての人々の安全を保証することを勧告する。

9月3日 在米ウイグル人協会声明


Uyghur American Association calls on Chinese authorities to guarantee the safety of all people in East Turkestan in the wake of new unrest.

UAA(在米ウイグル人協会)はその区都ウルムチにおいての新たなる騒乱の後にあたって、中国当局に全ての東トルキスタン、(新疆としても知られる)在住の人々の安全を保証することを勧告する。

ロイター通信が目撃者の言葉として、3000人の漢族中国人がウルムチの人民広場に2009年9月3日に集まり、新疆共産党書記の王楽泉の辞職を要求したことをつたえた。この抗議活動はウルムチにおける多数の刺傷事件の噂により引き起されたが、その被害者は注射器により傷つけられたと言われている。
集まった抗議者たちは共産党官員がそれらの注射器による傷害に対して市民を守る為にほとんど何もしていないことに混乱していた。ロイター通信によってインタビューされた目撃者たちによると抗議者たちは「王楽泉辞めろ、政府は無能だ!」「王楽泉は新疆人民に謝れ」といったようなスローガンを叫んでいたと言う。王書記は申し立てられている傷害に関連して30の逮捕が行われたと言明したが、その数字は中国の公式メディアの数字と相反している。抗議者たちはまた瓶のようなもの王書記が話しているところに投げつけたと報道された。

ロイター通信はまた漢族中国人による抗議活動の日の間のウイグル人に対しての殴打がまたウイグル人所有の事業への破壊活動と同様に話された目撃者の談話を物語った。ある住民によると1人のウイグル人は、言われているような注射器傷害を行なおうとしたと疑われて、激しく殴打されて病院に収容された。地域の医療部の官員は過去2週間に476人、そのうち漢族中国人433人がウルムチでその注射器障害によるものという主張の元に病院に送られた。しかし、これらの報道の周囲には確固たる情報が欠けており、またヒューマンライツウォッチの専門家ニコラス・ベクリン氏はロイターの報道で「これらの種の噂話は中国で騒乱の後に広がる、暴動の後にはいつも奇妙な噂がある。」と述べている。

声明において、ウイグルの民主指導者ラビア・カーディルさんは

「私は中国政府官員にウイグル人も漢族中国人も含めて東トルキスタンに住む全ての人々の安全を保証するように要請します。」

「私はまた中国共産党に漢族中国人のウイグル人市民に対しての攻撃の過激化を防ぐように迅速に行動することを要請します。」


と語り、加えて

「王楽泉が7月5日のウイグル人抗議者が頼んだ合法的な不満を聞き入れなかったことは残念なことでした。」

「聞き入れていれば東トルキスタンにおける緊張を大きく和らげることになっていたでしょう。」

「王楽泉の漢族中国人抗議者に対する公式な謝罪と漢族中国人抗議者が彼らの懸念を言挙げすることを許されると言う単なる事実はすなわち、中国当局がダブルスタンダードを適用していると言うことを表しています。」

「ウイグル人と漢族中国人の平和的共生のための前提条件は王楽泉が辞職してウイグル人の合法的な不満や漢族中国人の要望を理解する穏健な官員の任命を導くことです。」

今回のウルムチの騒乱はイスラム教徒の聖なるラマダンの月の間におこった、ウイグル人の信者に数多くの制限が課せられた。在米ウイグル人協会(UAA)は中国当局により負わされたそれらの制限がただ東トルキスタンにおける緊張を悪化させただけであったと確信する。それらの制限には断食月の日中にレストランを開店させることや、ウイグル族の政府労働者に断食をやめることを約束させる「責任状」に署名させることへの圧力、断食の時間内に政府職員に無料の食料を提供する国家に主導された運動などが含まれている。

ラマダン期間中の宗教活動に課せられた制限はウイグル人の間の緊張のくり返される根源である。ウイグル人権プロジェクトは2008年に「全東トルキスタン中における宗教管理の全例のない引き締め、学生と政府職員はラマダン中における断食やモスクへの集団礼拝を許されない。レストランはまた断食時間中に開店を強制させられる。」ことを知った。

在米ウイグル人協会は中国当局にラマダン期間中にウイグル人に課せられた制限を、中国政府のウイグル人に対しての政策の失敗であると明らかにして東トルキスタンにおける政治的情勢を改善する第一のステップとして中止することを勧告する。在米ウイグル人協会はまた中国政府に現在の東トルキスタンにおける緊張を緩和する方法を探し、この地域における人権と民主制の実現を討論する為にウイグル人民主指導者のラビア・カーディルさんおよび、世界ウイグル会議と対話することも同様に勧告する。

このブログに興味をいただけたらblogランキングへクリックお願いします。


ラビア・カーディル紹介サイト↓

世界ウイグル会議日本語サイト↓


最新の画像もっと見る

コメントを投稿