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引越しいたします。

「さよなら、イリハム あるウイグル知識人の希望 」 岩波書店 世界09年12月号

2009-11-08 01:51:30 | 本と雑誌

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今年7月のウルムチ騒乱に関連していたとの濡れ衣で、中国当局から拘束、軟禁などの処分を受けていた北京在住のイリハム・トフティ中央民族大学副教授。
090916ilhamtohti イリハム副教授
岩波書店の月刊誌「世界」で友人の鳳凰週刊副編集長の黄章晋氏のイリハム副教授に対しての文章が鈴木将久明治大准教授によって翻訳されて掲載されたとのことである。
岩波「世界」にウイグル人権問題周辺が掲載されることはとても珍しい。

twitterでmugiさん経由、
村田雄二郎東大教授のブログでその情報を知りました。

村田先生によれば「鈴木氏の訳者解説のことばをかりると,漢族知識人とウイグル族知識人の「ほとんど奇跡に近い」心の交流が,憂いをたたえた静かな筆致でつづられる。」のだという。
中国語原典の全文は

http://www.bullogger.com/blogs/huangzhangjin/archives/304978.aspx
で読めるとのことである。


「世界」公式サイトより

さよなら、イリハム
―あるウイグル知識人の希望―
黄章晋 訳=鈴木将久

 この文章は、中国語圏のインターネットで多くのサイトに転載された。2009年のウルムチ騒乱後、中国知識人が最初に読む文献と言われる。1970年、新疆で生まれた漢族の黄氏は、その後湖南に移り、いま香港の雑誌「鳳凰週刊」の副編集長を務めている。漢族の植民行為を反省し、ウイグル人との交流を考え実践している知識人である。イリハムは、穏健なウイグル知識人の一人であり、「ウイグル・オンライン」の創設者。彼と黄氏の間に得がたい交流が生まれたのはなぜか……。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/

イリハム副教授については当ブログでも紹介してきました。

ウイグル人教授、新疆党書記と自治区主席を批判

http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090307

イリハム教授を中国が脅迫
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090330

イリハム氏拘束
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090717
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090717

釈放後も脅迫
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090825
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090829

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ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝 中国に一番憎まれている女性:10月16日発売

2009-10-03 03:23:45 | 本と雑誌

Rkabiocover
英語版、韓国語版などに次いで、ついにラビア・カーディル自伝の日本語版が発売されることになった。題名、写真もよい。ドイツ語オリジナル版原題の「中国の公共の敵ナンバーワン」をきちんと織り込んでいるところに日本語版作成チームの心遣いが見られる。版元はランダムハウス講談社、アル・ゴアとシーリーン・エバーティ、最近のノーベル平和賞受賞者の著書を出しているというのもゲンがよい。
なお、オリジナル版にはない家系図が付属としてつけられているという話である。
是非に下記からご予約ください。(なんて)

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週刊エコノミスト9月8日号「学者が斬る」封じられたウイグル人の異議申し立て

2009-08-31 01:55:40 | 本と雑誌

毎日新聞の週刊経済誌、週刊エコノミスト9月8日号に先の広東省ウイグル人労働者リンチ殺人事件、及び7.5-7.7ウルムチ騒乱事件のウイグル人側からの情報総括とウイグル人権問題解説記事が掲載される。著者は「中国を追われたウイグル人」の水谷尚子中央大講師。

なお、著者からの連絡
 「エコノミスト」の文章について、一カ所訂正があります。
p.49 1段目

  「いずれもウイグル人が多く住み、商売を営む二道橋に近い場所である。」
 → 人民広場については、少なくとも至近とは言えないかもしれません。したがって下記のように改めてください。
● 「自治区党委員会等の公官庁所在地と、市の繁華街に位置する場所だ。」

週刊エコノミスト

http://mainichi.jp/enta/book/economist/

http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG42/20090831/201/

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文藝春秋09年9月号にラビア・カーディルさん寄稿

2009-08-12 02:20:30 | 本と雑誌

日本の論壇誌の老舗、文藝春秋本誌にラビア世界ウイグル会議総裁の講演会記録が掲載されている。

目次から
Bungeishunjyuu0909 

どこかの新聞記者だったか、中国の取材に答えてラビアインタビューが掲載されたのは産経だけであって、その産経は日本の主流紙に含まれてはいない、と言った人がいたとか。
文春本誌はこの論壇誌危機の中にあっても一定の読者と売上をキープする伝統の雑誌として良いであろう。
ラビア総裁の寄稿が載ったことは当ブログとしては慶賀します。

http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/

ところで当ブログはブログ「不条理日記」の鷹嘴さんからもリンク、TBをもらっている。
鷹嘴さん、有難うございます。


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WiLL9月号、ボグダ・トーソン「中国はウイグル人女性に何をしたか」

2009-08-06 01:37:51 | 本と雑誌

7.5-7.7ウルムチ騒乱事件から早くも一ヶ月、ラビアWUC総裁はオーストラリアに到着している。
一ヶ月たち日本の活字論壇でもこの事件に関する記事が出始めた。
当ブログはまず、月刊WiLL9月号の表題記事、ボグダ・トーソン氏の「中国はウイグル人女性に何をしたか」を推薦する。

ボグダ氏は
昨年の10月号にも寄稿して、ウイグルにおける中国政治の全体像を俯瞰し、また日本マスコミの無理解や不勉強を問題とした。
今回、先般の騒乱事件の原因のひとつ。中国内地、沿岸部へのウイグル女性の強制連行を問題とし、その実態を実例を描写しながら切々と訴えかける内容となっている。
その中の1つのキーワードは秘密政策「中共中央7号文件」、確か王力雄氏も言及していたと思う。とにかく是非読まれることをお勧めする。

導入部は雑誌ネットで読むことが可能

http://www.zassi.net/mag_index.php?id=228

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