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引越しいたします。

岡田外相、カンボジアの中国へのウイグル人強制送還に遺憾の意

2009-12-28 00:08:29 | ニュース
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岡田外相、中国脱出ウイグル人の送還に遺憾の意「生命に危険」
2009.12.22 18:42

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091222/plc0912221843016-n1.htm
このニュースのトピックス:外交
 岡田克也外相は22日の記者会見で、カンボジアに密入国したウイグル族20人の中国への強制送還について「人道的見地から適切だとは言い難い。ウイグル族の皆さんが生命の危険にさらされる可能性がある」と批判し、カンボジア政府に遺憾の意を伝えたことを明らかにした。
you tube動画11分30秒頃

岡田外相に質問をしたのは日本インターネット新聞社の田中龍作記者、記者会見を週刊誌等にも開放した新政権岡田外相ならでは実現した取材なのかもしれない。

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ラビア・カーディルWSJ寄稿「カンボジアのウイグル人亡命申請難民追放について」

2009-12-22 01:31:23 | ニュース

中国の長い腕「なぜ、中国の少数民族ウイグル人は先般カンボジアから追放されたのか?」
ウォールストリートジャーナル 12月21日 ラビア・カーディル

土曜夜、暗闇に隠されて中国の特別機がプノンペン空港の軍用区から発ち、20人のウイグル人亡命申請者を運んでいった。このウイグル人亡命申請者の男女、子供のグループにとって、これが彼らの中国の体制からの自由を認める努力の失敗した終末だった。

カンボジアがこの亡命志望者を追放する決定、彼らは国連高等難民弁務官事務所において難民地位を申請する過程のうちにあったのだが、それは北京のウイグル人に対する抑圧は中国国境で止まらないということを思い起こさせるものであった。
ウイグル人とは東トルキスタン(新疆ウイグル自治区としても知られる)の主要なトルコ系のイスラム教徒である人々である。
何十年にも渡りウイグル人は中国政府の手による組織的な人権侵害の犠牲者でありつづけた。

さらなる迫害を恐れ、この20人のウイグル人はキリスト教徒支援団体の援助の元に11月にカンボジアに逃亡していた。カンボジア外務省は当初はUNHCRと亡命面接プロセスに関しては協力するだろうと宣言していた、しかし、悲劇的結果を伴なう180度の転回をした、二日後に20人のウイグル人は「不法入国」をしたと宣言した。カンボジア当局によってウイグル人たちが手錠され強制的にUNHCRの保護から連れ去られたとき、UNHCR事務職員はいまだ彼らの事案での面接を完了していなかった。
中国の送還されたウイグル難民への虐待の記録は中国の領土内で彼らがよりひどく予期するだろう恐怖に私たちを導いている。

追放されたウイグル人たちが公正な裁判を受ける希望はほとんどない:中国外交部発言人はその主張を裏打ちするいかなる証拠も提示せずに(またウイグル人のうちの2人が子供であるにもかかわらず)追放されたウイグル人が犯罪者であるとすでに宣言している。
中国が証明の不在の下にこれらのウイグル人の有罪を執拗に主張することはウルムチ騒乱の後に拘束した他のウイグル人への扱いと一致しており、中国官員はいかなる刑事裁判の開始に先がけてもその有罪を宣言しているのである。

北京はプノンペンに対してウイグル人の追放を確実にするよう強い圧力をかけた、なぜなら一度自由になれば彼らは疑いなく7月5日の出来事の公式の発表に異議をとなえるであろうからである、7月5日に公安部隊はウイグル人抗議活動者に対して暴力的に弾圧し騒乱はウルムチ市街全体に広がったのである。
ウイグル人抗議活動者の公安部隊による殺害やウイグル人への大規模な根拠のない拘束、そして7月5日の午後の平和的な抗議活動に係わらせることにウイグル人たちを向かわせた組織的な人権問題を黙殺し、政府は7月5日騒乱を単に暴力的なウイグル人の少数集団により行なわれた犯罪行動だと描写しつづけている。少なくとも追放されたウイグル人のうち2人が公安部隊が7月5日にウイグル人抗議活動者を殴打、殺害したことを目撃したと報じられている。

カンボジア政府は中国政府との共犯行動について責任を問われなくてはならない。カンボジアは1951年難民条約の署名国である、しかし20人のウイグル人亡命志望者の代理の難民条約締結国である合衆国や他の民主制諸国に耳をふさいだ。プノンペンの決定は疑いなく無法な中国の圧力の影響を受けていた、何億ドルもの援助そして報道されている外国直接投資のうちの10億ドルが背景にある。フン・セン首相は中国をカンボジアの「最も信頼できる友人」と評し、カンボジア政府官僚は12月20日にプノンペンを訪問する中国の習近平副主席を失望させることを嫌ったのである。

カンボジアのウイグル人の追放は、中国が人権侵害に関する国際的圧力に抵抗する能力が増大していることを表しているひとつのサインである。中国の経済的影響力が全アジア及び世界で成長するにつれて、その外交的影響力も同様に成長する。中央、南及び東南アジアの経済は中国との協力に益々依存しており、それにつれて中国市場がそれらの国々の活用できる天然資源への貪欲な欲求を養っている。中国近隣諸国の政府は中国当局を不快にするいかなる行動をすることも嫌っていて、ウイグル人が逃げるところを無くしている。

人権擁護にコミットしているアメリカ合衆国および他の国々は中国に、送還された20人のウイグル人へ法の適正手続きを与えることを要請しなければならない、また中国の「内政不干渉」の文言の下の異議申し立てにかかわらずに懸念の表明を続けなくてはならない。
私の中国の監獄での日々、私の担当看守は往々にして世界は私やウイグル人の自由への奮闘努力に関心を持たないと言っていた、しかしアメリカ合衆国や他の民主制諸国が私の釈放を運動してくれたときに私への扱い方は改善された。もしも20人のウイグル人亡命希望者の安全と幸福に幾許か希望があるならば、世界の諸勢力が中国に彼らの福利に関して中国に圧力をかけつづけることは不可欠である。

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カンボジアのウイグル人特別機で強制送還

2009-12-20 01:16:23 | インポート

習副主席訪問控え、ウイグル族送還…カンボジア : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

AP発
「カンボジア内務省スポークスマンは、20人のウイグル人は中国が差し向けた特別機に乗せられていて、土曜夜プノンペン国際空港から中国に向けて離れた。と語った。」
http://bit.ly/8YeJwg

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カンボジアが20人のウイグル人を中国に送還予定:アメリカ人権団体

2009-12-19 16:53:57 | インポート

Cambodia to send 20 Uighurs back to China: US rights group

ワシントン AFP 12月19日

 カンボジアが7月の新疆での騒乱後渡ってきた20人の中国籍ウイグル人を迫害に直面することが考えられる中国に送還しようとしている、アメリカを本拠としているウイグル人権団体が金曜に話した。
20人はプノンペン空港に連行されて上海向けの飛行機に乗せられようとしている、とワシントンのウイグル人権プロジェクトHenryk Szadziewski氏が語った。

「彼らを追放する飛行機の準備が出来ている。」彼は付け加えてウイグル人権プロジェクトが地域の情報筋から情報を得ていると話した。
合衆国国務省スポークスマンのGordon Duguid氏は
「私たちはカンボジア政府が強制的にウイグル人のグループを信用できる難民地位決定プロセスの利益なく送還するに違いないということに混乱させられている。」

「私たちはカンボジア政府に国際法下のコミットメントを尊重するよう強く勧告する。」

そのウイグル人グループは中国西北部新疆地域を激しい騒乱後に逃れて国連高等難民弁務官事務所に到達した、彼らのプノンペンでの存在が2週間前にはじめて公表された。

新疆のウイグル人イスラム教徒コミュニティと中国の多数派漢族の間の衝突は197人の死者と1,600人の負傷者が出る結果となった、公式数によれば。

「国際法の法外な侵害である。中国の抑圧の靴型刑具の行使は単にウイグル人イスラム教徒により深い憤怒を保証するだけで中国の国際的イメージをより汚すものとなる。」
アメリカ政府の超党派諮問委員会である「国際的な宗教の自由委員会」の議長
Leonard Leoは言った。

国際アムネスティはカンボジアの今週始め、ウイグル人グループを追放しないように勧告した。ウイグル人グループはカンボジアで中国で拷問の危機があるとして国連難民地位を求めていた。

アムネスティのアピールは火曜日、中国が国連難民プログラムは「犯罪者への避難地になるべきでない」との警告し、ウイグル人グループは22人で3人の子供を含み犯罪的行動に関与したと言った、のちに出た。

関連:
ウイグル族20人の追放決定 カンボジア、中国に配慮か - 47NEWS(よんななニュース).

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UAA声明:カンボジアの22人のウイグル人難民の安全を確実にするために国際的な支援が必要

2009-12-18 01:36:59 | インポート

12月4日
在米ウイグル人協会声明


http://www.uyghuramerican.org//articles/4048/1/International-support-needed-to-ensure-safety-of-22-Uyghur-refugees-in-Cambodia/index.html

在米ウイグル人協会(UAA)は7月の東トルキスタンにおいての騒乱のすぐ後に中国からカンボジアに逃れて保護を求めている22人のウイグル人の情況に懸念を抱いている。
中国から地下教会のネットワークを通じて逃れてきた22人のウイグル人の中には2人の子供が含まれている。

在米ウイグル人協会は国連高等難民弁務官(UNHCR)を含む諸国際機関とNGOに、22人の男女、子供の安全を確実にして中国への送還を防ぐことを勧告する。UAAはもしも中国へ追放されたなら彼ら22人は中国当局から処刑を含めた厳しい迫害を被ることであろうことを恐れている。

報道によれば22人のウイグル人はカンボジアの首都プノンペンのUNHCR事務所に保護を求めている。亡命を求めている22人のうち2人が2009年7月5日に東トルキスタンの首都ウルムチにおいてのウイグル人デモ抗議者に対する公安警察による殺人と殴打を目撃したと報道されている。ラジオフリーアジアに引用されたUNHCRに向けた声明書において、Mutellip Mamutは、もしも中国に送還されたら、彼は自身が警察のウイグル人デモ抗議者に対する虐待を文書にしたとして誤った容疑で死刑を与えられるかあるいは終身刑を宣告されるかであろうことの恐れを表明していた。

ラジオフリーアジアの報道では、亡命申請者のIslam Urayimは中国当局は7月5日の出来事についての真実を正しく伝えていないと主張している、ウイグル人への発砲や殺害についてのニュースを隠したり、ウイグル人による暴力行為のを公表のみを行なうことによってである。22人のうちの1人は、ある2人のウイグル人が10月にベトナムのカンボジア国境を越えようとして警察に留められてその消息は不明であり、また同月にベトナムへ向けて中国を離れようと計画し、あるいは中国から逃れようとした他を助ようとしたとして、31人のウイグル人が中国南部と中央部で拘束されたままであったと話した。

中国大使館スポークスマンはワシントンポスト紙に北京がカンボジアのウイグル人を中国に送還させることを望んでいると話していた。中国と密接な関係を持つカンボジアにいる22人のウイグル人の安全と幸福についてのUAAの懸念は、不公正な裁判の後に7月5日の騒乱に関連した容疑で有罪とされた9人のウイグル人の先般の処刑によって生じている。加えて、カンボジアはベトナム人亡命申請者を送還したことにより人権団体により批判されつづけてきた。カンボジアと中国は1951年難民地位に関する協定と1984年の拷問に関する協定の当事者である。これらの協定は迫害、拷問、処刑などを母国で受ける傾向がある人々を帰国させることを禁止している。

ウイグル人難民についての背景情報

安全と生命でさえも不安視して、毎年ウイグル人は東トルキスタンを逃れてくる。ウイグル人の多くは近隣のウズベキスタン、キルギスタンそしてカザフスタン等の中央アジア諸国で亡命を試みる、東トルキスタンとこれらの国々との長い間の文化的、言語的絆からである。

しかし、この地域での中国の拡張する政治的及び経済的影響力は、ウイグル人が東トルキスタン近隣の第2の祖国で安全から程遠いことを意味している。中国は著しい政治的圧力を中央アジア諸国に上海協力機構の枠組みの中で行使してきており、9.11以来「世界的な対テロ戦争」の口実の元、これらの諸国に対してウイグル人活動家の活動の余地を制限するようなその要求を強めつづけてきた。

中国は上海協力機構の主催の下、数カ国と密接な「反テロ」関係を結んできており、カザフスタン、キルギスタンと犯人引渡し条約に署名している。数多くのウイグル人が近年、「失踪」しつづけ、またそれらの国々から送還されてきた。
中国当局に送還されている彼らの運命についての有効な信頼できる情報はほとんどない。

中国政府が公式な引渡し条約を交していない国々でさえもウイグル人亡命希望者の送還への猛烈な圧力を受けやすい。例をあげれば2001年末と2002年初頭、ネパール当局は強行的に少なくとも2人、あるいは3人のウイグル人を東トルキスタンの中国当局に送還した。それらの人々の1人Shiraliは2003年10月頃処刑された。特に懸念されることとしてShiraliはすでにカトマンズの国連高等弁務により保護の必要がある人と認識されていた、そして難民証明番号を発行されていた。ネパールは1951年難民条約加盟国ではないが、ノン・ルフールマン原則(迫害を受ける危険のある国家へ難民を追放、または送還してはならないとする、難民の地位に関する条約に明記されている原則の一つ)は国際的慣習法での主要条項である。このことにもかかわらず、中国政府のネパールに対する圧力はShiraliを強制的に中国に送還し処刑することを確実にするのに明らかに十分なものであった。

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