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引越しいたします。

ある「中国論」より中国の日本における反体制派弾圧活動

2008-02-26 00:18:53 | 国際・政治

アッテンボローの雑記帳という人権、労働問題を中心に現政権を批判する立場の方のブログがある。

その管理人の人がメールで連絡を取り合っているという、中国の民主化運動を支援している人が「中国論」を記してそれが転載されているのだが、その中で興味深いいまの日本での「中国の人権、民主化問題」の扱われ方が書かれている。
一部転載させてもらうと、
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2008/02/post_e4e0.html

端的に申し上げよう読者諸氏は驚かれるかもしれないが、この「資本主義」日本国の中にあって中国大使館員、領事館員は「外交官特権」をはるかに逸脱する、日本の刑法抵触行為を多々行っている(同様の犯罪行為をアメリカ政府関係者が行っていることは指摘するまでもないであろうが)。特徴的であるのは過去日本が中国に於いて行った「暴虐」を真に問題化することなく、時の政権の都合よいように利用されている点である。すくなくとも本多勝一著「中国への旅」(朝日文庫)では数々の日本軍の暴虐が「階級」の観点から捉えられており被害者の遺族は「日本の当時の帝国主義政府を恨んでいますが、同時に被害者であった日本人民に恨みはありません」とのコメントがたびたび述べられているが、現在の中国政府は「階級」意識も「社会正義」も持ち合わせてはいない。中国共産党は名前は共産党であっても経済構造は明らかに資本主義に迎合しており「自由経済」「不自由政治」の体現でしかない。

 ではそのような場面でその本質が明らかになるか。中国には民族、宗教問題が山積している。日本で比較的知られているのはチベットやモンゴルの民族独立運動である。またほとんどマスコミ報道はないがウイグル自治区では長年にわたり独立を志向するムスリム勢力と中国政府の間で交戦状態が続いている。再確認しよう。交戦状態である。日本の外務省担当者もオフレコでウイグルには武装勢力が最低7000名いることを認めている。

 これらの問題をあなたの身近な公民館やサークルで取り上げようとしたら、それを公表した数日以内に中国領事館員があなたのもとにやってくる。最初は穏やかなものだ。しかし企画を止めなければ、次には明らかに胴喝口調になってやってくる、さらには領事あるいは大使が車に乗りあなたの家の前までやってくる。彼らは車からは降りない。でもその周りを体格の良い(ヤクザまがい)の若者が「警護」のように取り囲む。もう嫌だやめようと思えばそれ以降何もないが、頑張って企画を進めると次はあなたのお宅の固定電話が盗聴される。外出の際には身なりの良い「尾行者」が付いて回る。

中国のこの民主化、人権問題に対する監視、工作のありようが見えてくる。11が月のラビア来日がよく実現できたものだと思ってしまう。
その11月中にも中国は妨害、干渉活動を続けそれが表に出たのが週刊文春にけいさいされた、「ウイグル美人スパイ事件」であった。

もう1つ「交戦状態」なる日本の外務省担当者の言であるが、いささかこれは「武装勢力」の中にギャングの犯罪者集団を混ぜた数ではないかと疑ってしまう。であるとするなら日本の外務省も中国のディスインフォメーションに乗りかかってしまっているのではないだろうか。

いずれにしても興味深い記述であるので続編もふくめてチェックしていただきたい。
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2008/02/post_519e.html

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