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引越しいたします。

在中ウイグル人大学教授、新疆党書記と主席を名指しで批判

2009-03-07 21:53:46 | 世界ウイグル会議サイト記事

穏健だが声を挙げたウイグル人

自由アジア放送(ラジオ・フリーアジア)3月6日
http://www.rfa.org/english/news/uyghur/tohti-03062009130647.html

香港発 多くがイスラム教徒である中国のウイグル民族である、一人の穏健派の第一級の人物が、失業者が最も大きな問題であり住民は現在の統治の下で苦しんでいると言いつつ、中国の北西部新疆地域での中国の政策を辛辣に批判した。

「失業問題は1950年代から新疆に存在する。」北京の中央民族大学で経済学の教授であるイリハム・トフティ氏はRFAウイグル語放送のインタビューで答えた。「いかなることが起ころうと、、、私はそれでも失業問題については話す。」

「ウイグル人の失業は世界中で一番高いレベルだ。」イリハム・トフティ氏は一週間の学術交換から北京の自宅に帰った後、話した。

イリハム・トフティ氏は北京で行なわれている中国の年次議会総会である全国人民代表大会で金曜、新疆ウイグル自治区主席のヌリ・ベキリが新疆においての分離主義者的不安に対しての「更なる激しい闘争」を警告したまさにその時話したのである。

中国はウイグル人の分離主義者たちが新疆ウイグル自治区での不安を扇動していると非難している、特に昨年のオリンピック前および期間中に広大な沙漠の地域を暴力の波が襲ったときはそうであった。その一連の暴力で政府が言うところの1,295人の人々が国家安全危害罪で拘束された。

「(保安)状況はより厳しくなるであろう、この地域における本年の任務はより困難になり、闘争はより凄まじいものになるであろう。」公式の新華社報道によるとヌリ・ベキリは金曜にこう言った。
「いまや新疆の人々にとって祝賀の時である、しかし敵対勢力は破壊の為にそのような機会をあきらめる事はないであろう。」

今年は中国の人民解放軍の新疆進駐および解放軍が呼ぶ「平和的解放」をこの地域で実行してから60年が記される。多くのウイグル人はこのことを侵略とみなしている。

イリハム・トフティ氏はまたウイグル人知識人層の新疆政府への囲い込みを訴えている。

「1990年代、私は中央政府の第9次5ヵ年調査計画に参加した、そして私は新疆においての調査に責任があった。その時私は新疆には150万人の失業者がいると著述した、しかし新疆政府はこのことを否認した。」イリハム・トフティ氏は述べた。

「2年前に新疆政府はようやく新疆ウイグル自治区に余剰労働力があると認識した。」彼は言った。

公式メディアを引用し、イリハム・トフティ氏は120万人の労働者が中国の他の地域から2008年に移入したことに気が付いた。「このことは新疆には豊富な雇用機会があることを示している。しかしなぜそのような機会はウイグル人のためのものではないのか?」イリハム・トフティ氏は問う。

「私は(新疆への)移入に反対するものではない。しかし私たちはそれを再評価する必要がある。新疆は移住者が必要だった1950年代や60年代のようにそれを必要としてはいない、であるならばなぜ移入労働者を持ち込むのか?新疆に本当に雇用がないのであるなら、なぜ若いウイグル女性を中国内地に安価な労働力として移送するのか?」

新疆政府主席のヌリ・ベキリについて問われ、イリハム・トフティ氏は「私は彼には資格がない、、、と思う。なぜ彼が新疆主席になったのかわからない、私には彼が資格のある主席と認識することはできない。」

「ヌリ・ベキリはウイグル人を心配することはしない。彼は新疆の社会穏定と安全をいつも強調する。新疆は発展している、しかし人々は貧困の中に生活している、とりわけウイグル人は。ウイグル自治区の中で適用されるべき法律は実行されてはいないのである。」

安全の恐れ

イリハム・トフティ氏は2年新疆を訪れてはいないと言う、なぜなら緊張が存在しており、加えて政府の批判を率直に口にする彼は自身の安全を恐れているからである。

「もちろん私は悩んでいる、しかし私が言ったことは中国の法律に相反することではない。もし政府が私を収監するならば、私には用意が出来ている。ずっと何年もコンピュータの前に座ってきたのだ。監獄は私に運動と減量の機会を与えてくれるであろう、、、それから私は彼らを訴える、私は勝利すると確信している。」

ウェブサイト

2008年の中ごろ中国当局はイリハム・トフティ氏によって主宰されている漢族中国人とウイグル民族との理解を深めることを目的とした中国語のウェブサイトを閉鎖した。

イリハム・トフティ氏は閉鎖は仲間のウイグル人が当局に彼のサイト、ウイグルオンラインがウイグルの海外「過激主義者」とリンクしていたと告げた為だったと言った。

その時、イリハム・トフティ氏は12カ国の67人の人々が無給で従事しコンテンツは中国語で書かれ、ウイグル族、漢族、朝鮮族、チベット族他の寄稿者がいた彼のサイトは、時には一日あたり100万のページビューを数えていた、と言った。
そのサイト、ウイグルオンラインは後に再開したが今週再びオフラインとなった。

「私のウェブサイトは違法な決定によって閉鎖されている、私は中華人民共和国憲法以外に誰にも説明責任はない、そして私は私のサイトがすぐに再開されると信じている。私は憲法には違反しない、しかし私はその誤りに満ちた施行は拒絶する。」

イリハム・トフティ氏は公式な経歴によれば、1969年10月25日アルトゥシュ市生まれ、長春の東北師範大学と北京の中央民族大学経済学スクールを卒業した。

関連記事
ヌリ・ベキリは適格な主席ではない。

http://www.uyghurcongress.org/Jp/News.asp?ItemID=1236246580
ウイグル・漢、相互理解のためのウェブサイトが閉鎖
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20080701

中国在住のウイグル人についにすごい人物が現れた。この両会(全人大、政協)会期中に名指しで新疆主席ヌリ・ベキリ、党書記王楽泉を批判。
このような命がけの発言をする人が現れるとは思っても見なかった。
詳しいインタビュー内容は世界ウイグル会議日本語サイトが早速に翻訳しているが、当ブログでもRFA英語記事を転載する。

それにしてもウイグルにとっての唯色、王力雄夫妻のような発言である。この勇気ある告発をしたイリハム・トフティ教授を孤立させて第2の東大研究生のトフティ氏のようにしてはならない。是非このWUC日本語サイトの記事を広めてください。
ヌリ・ベキリは適格な主席ではない。
http://www.uyghurcongress.org/Jp/News.asp?ItemID=1236246580

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WUC:ウイグル領土で爆薬を保有しているのは漢人移民ばかり

2008-06-04 23:11:34 | 世界ウイグル会議サイト記事

世界ウイグル会議サイトより転載

http://www.uyghurcongress.org/jp/News.asp?ItemID=-1458125350

27日新疆日報や新疆ニュースサイトなどの報道によると、現地の公安当局は今ウイグル自治区全域で『爆発物や銃器の取り締まりキャンペーン』を実施しており、このキャンペーンは10月までに続くという。

 世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏は、ウイグル領土各地から大量の爆薬や銃器などを押収したと発表した中国当局の主張に反論した。

 デリシャット氏によると、ウイグル領土における採鉱事業など爆薬を使う事業の全てを漢人移民らが握っており、爆薬を保有しているのも、様々な犯罪や事故を起こしているのも漢人移民ばかりだという。また、公安当局が爆薬や銃器を保有していたのは誰だったのかをはっきり示さないで、ただ国際社会にウイグル人を『テロリスト』にして見せかけようとしているだけだと中国当局を非難した。

活発に活動している世界ウイグル会議日本語サイト、今回日本のニュースサイトなどでも報道された新疆日報らの報道に反論する形でニュース記事を発表している。
こういう中国のプロパガンダに対するカウンターはとても重要なことであり、グッドジョブであります。
中国が「新疆のテロリスト」記事を配信し、それを西側メディアがそのまま転載、そしてそれをまた中国のメディアが再転載または引用する形で報道して、いつのまにかテロ報道が一人歩きしているような印象を受けています。


今回はこれへのカウンター
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700922

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