カザフスタンでウイグル人、ウルムチでの弾圧に抗議集会

ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁、緊急来日、講演決定！
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090724

NHKニュース　カザフのウイグル族 抗議集会

魚拓
http://s01.megalodon.jp/2009-0721-0139-59/www3.nhk.or.jp/news/k10014375311000.html

7月20日 18時24分
大規模な暴動が起きた中国・新疆ウイグル自治区に隣接する中央アジアのカザフスタンで、ウイグル系の住民およそ８０００人が参加した抗議集会が開かれ、中国政府に対してウイグル族への弾圧を中止するよう訴えました。

中央アジアのカザフスタンには、新疆ウイグル自治区に隣接する地域を中心に２０万人のウイグル系住民が暮らしているといわれ、中国のウイグル族と国境貿易などを通して強いつながりがあります。ウイグル系住民の団体の呼びかけで、中心都市アルマトイで１９日開かれた抗議集会にはおよそ８０００人が参加し、中国政府に対して「ウイグル族の人権を尊重し、弾圧を中止すべきだ」と訴えました。また、中国政府が新疆ウイグル自治区で起きた暴動に、中国国外のウイグル系住民が関与したと主張していることについて、集会では「ウイグル系住民とテロを結び付けるべきでない」として、暴動の原因を客観的に調べるよう求めました。抗議集会は、中国との関係を重視するカザフスタン政府の許可を得て劇場ホールで行われたことから、カザフスタン政府が国内のウイグル系住民の感情に配慮するとともに、暴動の責任追及がカザフスタン側にも及ぶのを避ける思わくがあるものとみられます

7月5－7日のウルムチ騒乱事件での中国のウイグル人弾圧に抗議して世界各国で抗議の声があがっている。
中南海の黄昏さんで世界のウイグル人の抗議活動が紹介されているのでそこへリンクさせていただきます。
http://ihasa.seesaa.net/article/123786976.html

中国領以外で世界最大のウイグル人コミュニティを持つといわれるカザフスタンでも抗議活動が行なわれたことがＮＨＫで珍しく報道された。
この劇場での抗議集会というのは当局の非常に巧妙な管理の仕方だと感じ入ってしまいました。カザフスタン当局にとってはデモではなく不測の事態も避けられる。一方でカザフスタン在住ウイグル人にとっても整然とした大規模な会を開くことができる。双方が完全に得をした今回の集会ではないでしょうか。
カザフスタンの元々バルハシ湖以東は19世紀、ヤークーブ・ベグの時代以前には清国領だったりして元々ウイグル人もかなり住んでいたところに、20世紀になると1962年の中ソ対決時などに多くのウイグル人が新疆から避難、逃亡してきた地であります。

カザフスタン、中国の影響力は無視はできずこれまで多くの逃亡したウイグル人の逮捕、強制送還に協力してきたことも事実です。

ウイグル人　カザフスタンから強制送還か？
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060524
中国の恐怖を感じるカザフスタンのウイグル人
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070723

http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050715
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050605

そして現在の首相は親中派であるがウイグル系ではないかとの情報。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070127

一昨年なくなったウイグル系のロックシンガー、ムラット・ナスィロフ氏もアルマトイ生まれであった。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070219

今回の集会許可で現在の資源ブームによるカザフスタンの国力アップを見るのは色眼鏡すぎるかな。

ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁、緊急来日、講演決定！
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