real SR

引越しいたします。

ウイグル女性たちの研究会、人権と民主制 3月24日ワシントンDC

2007-03-31 00:35:54 | ニュース

http://uyghuramerican.org/articles/855/1/Uyghur-women-from-throughout-the-world-attend-leadership-workshop-in-Washington-DC/index.html
UAA 在米ウイグル人協会サイト

Uighur_workshop Rebiya_voa 3月23日、24日60人以上の世界中から集まったウイグル女性がワシントンDCの米国民主基金(National Endowment for Democracy)で国際ウイグル人権民主協会が主催するウイグル女性リーダーシップ研究会に出席した。女性たちはカザフスタン、トルコ、日本、ノルウェー、カナダ、そしてアメリカ合衆国などから集まったが、人権の支援とリーダーシップの研修における経験をつんだ多くのパネリストの経験とアドバイスを聴講した。研究会参加者たちは東トルキスタンのウイグル人が直面する問題とそれらの問題を発表する最良の方法についての彼女たち自身のリーダーシップ経験とアイディアを共有した。国際ウイグル人権民主協会設立者であるラビア・カーディルさんは参加者の女性たちが人権の支援を強め、市民行動を続けることを励ました。
国際ウイグル人権民主協会はこの歴史的行事がウイグル人のために彼女ら参加者の全世界的なネットワークを強めるための役割を果たすことを、そして世界中のウイグル人女性たちの母国においての草の根支援活動の基礎を助けることを望んでいる。

参考
美国之音(VOA 中国語)
http://www.voanews.com/chinese/w2007-03-25-voa32.cfm

ウイグル人女性の人権活動についてのシンポが開かれた。VOAの報道によればウイグル人の人権問題を国際的にアピールするような提案がなされていたようだ。
この研究会で女性の社会的活動を支援することが議論のひとつであったようだが、女性の人権問題となると微妙な問題を含んでくる。中共の政治である程度ウイグルの伝統的な男尊女卑が緩和されてきたともいえるからである。しかしながら世界的に注目を集めることも期待できる
研究会のプログラム
http://www.uyghurcongress.org/En/events.asp?ItemID=1173349961&rcid=803688565&pcid=1110134820&cid=803688565&mid=1207551763
ウイグル人の女性については日本でも本が出版されています。

<iframe align="left" marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4885919053&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe> <iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4862490395&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe> ラビア・カーディル紹介サイト↓

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北京オリンピックのメダルを持つ少年、その名は

2007-03-28 00:33:57 | ニュース

Littlealphamedal
アルファ(阿爾法)ウイグル人少年である。
Olympicmedal_bj 3月27日、北京オリンピックまであと500日のイベントが北京各所で行われ、「首都博物館」での行事では、デザインを世界から公募して決まったメダルが発表された。自由なデザインが認められる裏側の中央には、北京の「京」の字を基に選手を表したシンボルマークが配置されているとのこと。(NHK)また日テレによれば今回のデザインでは、オリンピック史上初めて宝石が使われ、中国の伝統的な宝石・ヒスイがメダルの裏で輪になっている。そして、ひもを通す部分は2匹の竜をイメージしたものだそうだ。(追記、どうもこれはいわゆる翡翠というよりは中国産の玉であるらしい。玉の産地といえば南新疆ウイグルのホタンである。アルファ少年の微笑みも意味を持ってくる。)
Beijing_og_e そしてこのアルファ少年がこの首都博物館でのイベントに登場した。1998年ウルムチ生まれの8歳の歌手である。、この少年、父親は新疆電視台のテレビ演劇関係者、また母親は南ウイグルのマラルベシ県新疆人民医院の看護婦さんという。アルファ少年は2歳のときからテレビの音楽番組に著しく反応し、その才能を見出した両親は音楽やダンスの教育に力を入れ、多くのオーディション番組などで活躍してきたという。(最近モーニング娘に中国人少女が参加するということだが)両親は有名な番組でアルファ少年が勝ったのを機会に自身のキャリアをすて北京に出てきたようだ。父親はアメリカ映画(おそらくはタシュクルガンで撮影を行ったスピルバーグ監督のカイトランナー)の出演をあきらめ、母親は看護婦を辞職した。さしずめ、ウイグルのリトルスティービーワンダー、あるいはデビュー時のM・ジャクソンみたいな存在となるのだろう。詳しいことはこちらから(中国語)
http://211.89.225.4:82/gate/big5/xj.cnr.cn/xjmlxj/xysy/200703/t20070301_504409623.html

そして北京オリンピックでの和諧社会の広告塔として使われることであろう、と思う。
歌っている姿はこちらです。
http://www.139f.com/portal/show/1952356.html

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ノルウェーのイェンス・ストルテンベルグ首相、中国訪問でラビア・カーディル家族の解放を中国首相に要請予

2007-03-26 23:27:27 | ニュース

チェチェン・カフカスニュース 3月24日
http://kavkazcenter.com/eng/content/2007/03/24/7811.shtml

Stoltenberg_no_pm
チェチェンの独立系ニュースサイト、カフカスニュースの報道によるとこの土曜に中国を訪問予定のイェンス・ストルテンベルグ、ノルウェー首相が中国首脳部に対してラビア・カーディルさんの家族の解放を要請することをラフト財団が見込んでいるということである。

ラビアさんが受賞したラフト財団はノルウェーに本拠を置く、世界の非暴力で平和活動を行った人々に毎年トロロフ・ラフト記念賞を授与しているが、ノーベル平和賞の人選にも大きく影響を与えているといわれている。

昨年、ラビア・カーディルさんの2006年ノーベル平和賞のノミネートが明らかになった際、中国の外交部副部長はあからさまに妨害を仕掛けてきた。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060925
気丈にもラビアさんはノルウェーを訪問した際、「ノルウェーは北京オリンピックをボイコットしてください。」と要請した。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20061102
北欧にはウイグル亡命者が多いといわれるがノルウェーもそのひとつの国である。

ラビアさんはラフト財団やアムネスティ・インターナショナルの運動により2005年3月監獄より解放されアメリカに亡命したあとも、中共の脅迫にもかかわらず世界にウイグル人の実態を訴え、中国ウイグル自治区での人権状況の改善を訴えてきた。
中共当局はそれに対し、でっち上げ犯罪といわれる容疑でウイグル自治区に残った息子3人と娘を逮捕、暴行、監禁の目にあわせている。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060629

記事によればラフト財団のトップはノルウェー最大の新聞VG(Verdens Gang ヴェルデンスガング、世界の動向とか言う意味らしい)に「中共当局はラビアさんを沈黙させるための人質として息子さんたちを逮捕し、その一人の息子さんは拷問によって健康状態が気遣われている。」と語った。

ラビアさんにとっての希望はイェンス・ストルテンベルグ首相が今回の訪問でのホスト役、温家宝首相に人権問題を言及するであろうということである。
北欧で必ずしも大国とはいえないが平和、人権分野では大きな力を発揮している国のひとつであるノルウェー。イェンス・ストルテンベルグ首相は1959年生の若きリーダーである。以前の首相もチベット問題で当時の江沢民主席にダライ・ラマ法王との対話を要請したりしている。
このノルウェーの新聞の記事をレポートしているのはなぜか、チェチェンのニュースサイトしか目立っていない。

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シルクロードの光と影 野口信彦氏が新著発表

2007-03-22 23:19:54 | ニュース

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4839602034&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe>
登山家、シルクロード研究者の野口信彦氏が新著を出されました。落合信彦の大名取材本と同名の「もうひとつのシルクロード」の著者として知られています。北京に留学経験もあり、中国であの文革時期を過ごし、労働団体の関連団体の職員として独自の観点からウイグルをレポートされました。
野口氏 公式ホームページ
http://silkroad-j.lomo.jp/

この本の表紙に写っているおばあさん、ケリヤという町のキチック・テルベッキという古来より独特の帽子をかぶっている。

表題からも判断して、内容は絶対はずれはないと思います。

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ウイグル:一枚のポスターで1000人が逮捕、拘束、罰金、公安局長(しかもウイグル人)は出世

2007-03-21 00:28:33 | ニュース

3月4日 ラジオフリーアジア
http://www.rfa.org/english/news/2007/03/04/uyghur_poster/

地域の住民の話によれば、ウイグル自治区の辺鄙な町に張ってあった、たった一枚の手書きのポスターを中国当局が「分離主義者」と指摘して、そのことでこの三年半逮捕、尋問、罰金の波が押し寄せている、その中に二人の生徒の拘束も。

ヨプルガ県のテレム郷の一人の住民は電話で最初の言葉をノイズで妨害されながら、「そのポスターは2003年の6月19日に貼られたと言った。そのポスターの筆跡が誰かのものに似ていたかもしれなかったと言うだけの理由で、しかしそれは疑いだけであったのに、1000人もの人が逮捕された。」彼はラジオフリーアジアウイグル語サービスに話した。

「何千元もが逮捕者から集められた。その金は釈放されてからも返ってこなかった。」そのヨプルガ県の農民とだけ明かしたその男性は語った。
「バヤワン郷、テレム郷、アチチク郷とヨプルガ県の一日に5回礼拝し、ムスリムとしての信仰を実践するほとんど全ての人が逮捕された。人々の苦しみはひどいものである。」その農民は語った。

無実の人への罰金

その事件を地域の農民たちがRFAの記者に確証し、アラビア書道が出来る全ての人がそのポスターを書いた疑いで拘束され、一月の収入のほとんどぐらいの罰金を科されたが、彼らには何の容疑もなかった。

テレムの農民は公安はこの事件の秘密を外部社会から守らせようとし、2007年の二月中旬いまだに徹底的捜査をしていた。それは非ウイグルの都市に行っていた地域出身の高校生に対しても行われた。

テレム高校で電話に出た一人の男性は二人の高校生を含んでいる何人かが未だに拘束されている、と話した。

「公安は教師たちを解放したが二人の学生を未だ解放していない。」「もう15~20日にもなる。Abdreshit Samsaqという名前の人が逮捕されたが無罪だといわれて解放された。」

「その事件は2003年におきた。Muhamut Sidikという名の生徒が拘束されている生徒のうちの一人だ。」

以前に、農民のHeytahun Hoshurが130日間尋問のために拘束され何千元も罰金を科されたが、無罪だとわかったのに罰金は返還してもらえていない。

公安の幹部は出世、役人は知らぬ存ぜぬ。

住民たちはTurghun Hudawerdiという公安捜査官がテレム公安局でその案件の担当だったが、ポスター事件の後、何千元もの罰金を何千人ものテレム鎮、アチチク鎮、ヨプルガ県の農民から集めた後公安局の政務委員に出世した。

ある公安局員はThughun Hudawerdiが公安局長だったがいまは政務委員になっていると確認した。
もう一人の局員は最近の情勢について聞かれて、「あの分離主義者の案件か」と言ったが、RFAのリポーターであるとわかるとコメントを拒否した。

テレムの郷長はこの1000人が逮捕されたポスター事件について「そんなことは知らない。そんなことについて知識はない。」と答えた。

1999年12月 Abdughani IminとObulkasim Ablizが東トルキスタン旗をヨプルガ県裁判所の中国旗の場所に揚げ、おのおの懲役15年と13年を宣告された。

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