real SR

引越しいたします。

東トルキスタンでのインターネットアクセスは回復したがウイグル人のウェブ管理者たちは牢獄の内。5月14

2010-05-16 14:33:50 | ニュース

東トルキスタンでのインターネットアクセスは回復した、しかしウイグル人のウェブ管理者たちは牢獄の内にある。
Internet reopened in East Turkestan, but Uyghur webmasters and bloggers remain behind bars.
5月14日 在米ウイグル人協会声明
本日5月14日の中国国営メディアでの東トルキスタン(新疆ウイグル自治区としても知られる)における「インターネットの全面的なアクセス」の回復の宣言に沿い、在米ウイグル人協会(UAA)は多くのウイグル人ウェブサイト管理者、ブロガ-、そしてジャーナリストが2009年7月5日より拘束されて、彼らの多くはいまだ拘束されつづけていることを、国際社会には想起して頂きたいと要請する。
UAAは中国政府がそれらの人々を東トルキスタンにおけるインターネットが真に自由になったことを表すために解放することを勧告する。
加えて、UAAは中国政府に現在、中国全土のインターネットカフェにおいてウイグル人のネットアクセスに制限をおいていることの解除を要請する。

 中国官員は2009年7月5日に区都ウルムチを動揺させた騒乱の直後から東トルキスタンにおけるインターネットと携帯電話のアクセスの全てを遮断した。
 国際電話の通話は7月5日の後の半年以上絶え間なく遮断または制限され、東トルキスタンのウイグル人とその海外にすむ家族の間の全ての情報伝達を切断した。7月5日の後の数日、数週間、数ヶ月の間に恣意的に拘束されたり、「強制的に失踪」させられたりした何千人ものウイグル人の中には「分離主義」を振りかざしたと政府に非難された多くのウイグル人のウェブサイトのオーナーとスタッフが存在した。

 このように非難されたウイグル人のウェブサイトのスタッフやブロガーの中には2009年7月の騒乱で誘発されたと信じられているウイグル人の工場労働者への襲撃についてのウェブ記事を発表した写真家のメメト・トゥルグン・アブドラ、7月5日の騒乱について外国のメディアに語った後に拘束されたジャーナリストのギレット・ニヤズ、ウイグル人によって運営されているウェブサイトのディヤリムを共同で設立したディルシャット・パルハット、ウイグル語ウェブサイト、セルキンを設立したヌレリ、ウェブサイト管理者のムフメットがいる。
UAAは彼らサイバースペースの異論派たちがどのような容疑で訴えられているのか知り得ていないし、拘束中に拷問されているのかもしれないと疑っている。家族もまた彼らがどこで捕らえられているのか知らされていない。

 新疆芸術学院の学生である、ボランティアのウェブ管理者、ムスタグ、ルクチェック、そしてヤンチュクチもまた7月5日の後の拘束が報告された、ヘイリンサとハルヌルの2人の女性と共に。
Ilhamtohti_rfa_fr イリハム・トフティ氏(中央民族大副教授)
 著名な学者、エコノミストでウイグル・オンライン・ネットの編集者イリハム・トフティは今日において自由ではあるが、過去一年中、繰り返し拘束され嫌がらせを受けた、それはただ東トルキスタンにおける中国の諸政策を言挙げし、民族間の対話を奨励しようとしたことがとがめられてであった。イリハムは最近トルコでの学会に出席することを禁止された。

 UAAは今日の公式メディアにおける声明のなかで、自治区政府が「有害な」インターネットコンテンツを報告させるために電話やインターネット使用者の為のeメールでのホットラインを立ち上げたことに対して懸念を表明する。
この声明は新疆新共産党書記張春賢の自治区政府が断じて「分離主義分子」の取締りを継続し一切圧倒して安定を保守するという論評の直後に発せられた。

 新疆ウイグル自治区政府は「民族団結」に関するある法律を2009年12月に採択した、それは「新疆における民族団結教育」を指令し、政府公認の教条に対してのいかなる意見の広がりをも弾圧することを目的としたものであるとみられている。

 国営メディアの報道によると東トルキスタンにおいて3人の携帯電話の使用者が2010年1月に「有害な情報」を含み、「民族団結」に影響を与えるテキストメッセージを送ったとして公安弁公室に罰せられた。そのような使用者の一人は1月17日に「国家分割」を試みたメッセージを送ったと訴追された後に拘束された、他の一人の携帯使用者は「社会の安定を侵害した」と報道された、三人目は大学生であるが「テロリスト」のテキストメッセージを送ったということで罰せられたと報じられた。

 中国政府は2009年12月の極度に制限されたインナーネットアクセス開放でさきがけつつ、(新疆での)漸進的なインターネットと携帯電話での情報伝達の開放について巧みに報道管制を行なった。今日においてでさえ、東トルキスタンにおいてのインターネットアクセスは中国政府によって全土に設置されている「金盾(Great Firewall)」によって制限されたままである。多くのアナリストたちはFacebook、Twitter、そしてYouTubeが特別なソフト抜きでは中国全土のインターネット使用者にとってアクセス不能であることを記している。
Mehbubeablesh_rfa メフブベさん:RFA
 2009年7月の騒乱の前から、ウイグル人はインターネット上に中国当局にとって微妙な記事を発表することでの拘束の危険にさらされていた。若いウイグル人ジャーナリスト、メヘブベ・アブラッフの事件はウイグル人の表現の自由のひどい侵害のひな型の実例となっていた。29歳のアブラッフはウルムチの新疆人民広播電台(新疆人民ラジオ放送局)で勤務していたがインターネット上に政府に批判的な記事をアップした後に逮捕された。彼女の消息についての詳細や容疑の内容については全く公表されていない。

このブログに興味をいただけたらblogランキングへクリックお願いします。


ラビア・カーディル紹介サイト↓

世界ウイグル会議日本語サイト↓


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
インターネットでのウイグル語サイトへのアクセス... (hasuge)
2010-05-19 08:48:20
インターネットでのウイグル語サイトへのアクセスは全く駄目です。以前よく聴いていた音楽サイトのようなものもつながりません。当局の反応はいささか過剰のような気がしますが。
返信する

コメントを投稿