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引越しいたします。

(RFA)ウイグル人歴史家が懲役7年に

2011-03-11 02:10:24 | ニュース

Uyghur Historian Given 7 Years.
RFA 3月6日
一人のウイグル人歴史家が人気のウェブサイトを運営していたが、秘密裁判の後、刑を宣告された。問題を抱え込む中国の西北部新疆地域の2009年7月の民族暴動の後に収監された一番最近のインターネット上の活動家となった。
Tursunjanhezim_rfa
トゥルスンジャン・ヘズム氏

情報筋によると、トゥルスンジャン・ヘズム氏、38歳はアクス地区の裁判所で、家族が傍聴を許されなかった一回の裁判後、7年の収監刑を宣告された。
彼の家族は昨年の7月に課されたその判決について知らされていたが、へズム氏を知る合衆国在住のウイグル人学者エリキン・シディク氏によると彼に烙印を押された容疑については知らされなかったという。

匿名であることを要請されたある情報筋が言うには、高校の歴史教師であった、また人気のウイグル語ウェブサイト「オルホン」のオーナーであるへズム氏の所在は警察が2009年7月5日に勃発した民族暴動の2,3日後にアクスの彼の自宅彼を逮捕して以来、杳としてわからない。

情報筋によると警察は彼のコンピュータと他の備品を持ち出していったという。

へズム氏は流血の暴力のあとに当局に捉えられたにもかかわらず、彼の収監や判決の知らせは最近まで公には知らされていなかった、と情報筋は語る。

RFAに連絡のついたへズム氏の家族の一員はこの事件に関してコメントすることを避けた。へズム氏が教えていた学校の校長もまたコメントを拒否した、しかし事実上へズム氏が監獄の中にいることを確証した。

ウェブサイトの閉鎖

ウェブサイト「オルホン」は2009年7月に閉鎖された、中国当局が新疆ウイグル自治区のインターネットを首都ウルムチでの民族暴動の後の10ヶ月遮断したように。

ウェブサイト「オルホン」はウイグル民族のトルコ系祖先の故郷にちなんで命名されたが、ほとんどウイグル文化や歴史についての学問的な記事が発表されていた。

このサイトは閉鎖されたままである、しかし運営されていた三年の間、新疆と海外で最も人気のあるウイグル語ウェブサイトのうちの一つであった。検閲管理にも係わらず、ウイグル人学者、知識人そして学生はこのウェブサイトを訪問しコメントを残していた。

他の人気のあったウイグル語ウェブサイト、シャブナム、ディヤリム、セルキンの管理者もまた「国家安全危害」容疑で2010年7月にウルムチの裁判所で様々な期間の刑期での懲役刑を受けている。

加えて、ウェブサイト、ウイグルオンライン(Uyghurbiz)の編集者ギャレット(ハイラット)・ニヤズ氏は北京の厳しい支配や大規模な漢族中国人移住者の流入に対してウイグル人が憤激した結果の2009年の暴力についてインタビューを受けたとして15年の懲役刑を言い渡された。

歴史家

へズム氏は新疆大学歴史学部で1991年から1996年に学んだ。卒業後に故郷アクスに帰りウイグル語教育の高等学校で歴史を教えた。

「へズム氏の学校の指導部は2006年から彼が歴史を教えることを禁止した、そして彼の地位を学校の玄関係に換えた。」2007年にアクスを訪れへズム氏に会ったシディク氏は語った。

「へズム氏は知識が十分にあり徳のある人間でよきウイグル人知識人だ、、、彼はウイグルの歴史を調査している若いウイグル人学者の一人だ。彼はウイグルの歴史と地方史に関する多くの記事を発表しまた用意していた。」シディク氏は語った。

研究活動のほかにも、へズム氏はウイグルオンラインやボスタンなどのウイグル語ウェブサイトで「ヤウズ」のペンネームでインターネット上の議論に参加していた。

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「ジャスミン革命」騒乱の不安が中国をウイグルへの弾圧に導いている。(UAA声明)

2011-03-06 21:57:49 | ニュース

Chinese fears of “Jasmine Revolution” unrest lead to clampdown on Uyghurs.
3月1日 在米ウイグル人協会声明
中国大都市でのいかなる異論の小さな徴候でも踏みにじる中国の公安の厳しい手段のなかで、そして中国の市民が民主政治賛成の「ジャスミン革命」を求めているうちに、東トルキスタンの(中国)当局はウイグル人を力で弾圧するよう執行し、どのような起こりうる騒乱も回避しようとしている。
報道では五人のウイグル人が2月22日と2月23日に区都ウルムチで拘束されたといわれているが、ウルムチでは諸当局が先般からウイグルの民主指導者ラビア・カーディルさんに反対するプロパガンダ運動を強化していた。そしてウイグル人が多数派を占める東トルキスタン南部のカシュガル市では、当局はいかなる小さな混乱の徴候も即時に阻止する為、消防車と装甲車を展開配備させていたのである。

ウルムチで逮捕された5人の中にはホタン出身のハルムラト・イミン氏、23歳は2月22日に「愛の10条件」や他の「不法な」出版物やDVDを没収する運動に関連して、「反革命プロパガンダDVDの不法所持」と「国家安全転覆」容疑で逮捕された。映画「愛の10条件」はラビア・カーディルさんの半生や奮闘に焦点をおいてる作品である。

4人のウイグル人の若者もウルムチのラビア・カーディルデパート(熱比亜大厦)の前で2月23日に「公秩序紊乱」「公務妨害」の容疑で拘束された、そして他の近くに集まっていたウイグル人も強制的に散会させられた。

ウルムチや、チベットの首都ラサの住民によると武装警察が二十四時間諸都市を巡回しつづけて住民のきびしい監視を続けている。ウルムチでは武装警察は街頭だけでなく、バスの中でも見ることができる。
Rebiya_richardsorash_2
RFE/RL

「中国当局は実力の誇示とともに反応しています。それが中国当局が知る平和的な集会に応答するための唯ひとつの方法なのです。」

ラビア・カーディルさんは語る。

「中国当局はどのような異論派の可能性でさえも、その権力に対する脅威であり取り除かなければならないと見なしています。なぜなら中国政府には一般民衆の不平不満を処置するようないかなる仕組みというものもないからです。」

「一党独裁国家の中国では彼らの政策へのどんな異議申し立てのための機会も全くありません。」

中国当局はインターネット上にウイグル語で現れていた「ジャスミン革命」へのどんな言及も即座に削除することを作業しつづけている。東トルキスタンの政府官員は2009年7月にウルムチで起こった大規模抗議活動の直後から地域の不安定に特に警戒しつづけている、そして何千ものビデオカメラを設置しウイグル人の経営するメディアを閉鎖することによりウイグル市を厳しく掌握しつづけている。

昨近、ネット上で中国政府の腐敗に反対し政治改革を支持する抗議活動をするために公共の場所に集まろうと言う呼びかけが回覧されるなかで、公安部隊は北京、上海そして他の都市でも大規模展開をし続けている。ジャスミン関連の抗議活動がほぼ実現していないにもかかわらず、多くの外国人ジャーナリストが撲打されるか、または拘束されている。

2月23日の中国公式メディアによると4人のウイグル人が2010年8月から11月の間に起きた三件の別個の事件において役割を果たしたとして死刑を宣告されていた。在米ウイグル人協会(UAA)は、この死刑宣告文はウイグル人の住民を脅迫することを試みる為に言い渡されたものであり、またこれらの事件に適用されている刑事訴訟および裁判の手続きの公正さには多くの疑問があると確信している。

ラジオ・フリーアジア(自由アジア放送)の12月30日の報道によると19歳のウイグル人女子学生ペジレット・エクベルさんは2010年4月の秘密裁判において2009年7月5日にウルムチで起こった暴動に関与した容疑で2年の執行猶予とともに死刑を宣告された。ウルムチでの2009年7月の騒乱に関係して東トルキスタンで少なくとも9の処刑が執行されている。

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