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引越しいたします。

カラマイ市政府、モスクと宗教実践者に対するより厳しい監視を命令

2008-11-27 23:01:05 | ニュース

在米ウイグル人協会声明
2008年11月21日

UAA(在米ウイグル人協会)
http://www.uyghuramerican.org//articles/2307/1/Karamay-city-government-mandates-tighter-Party-oversight-of-mosques-and-practitioners/index.html

中国の公式メディア報道によれば、東トルキスタン(中国西北部の新疆ウイグル自治区としても知られている)北部のカラマイ市において、地方政府の少数民族の幹部は地域のモスクや参拝者へのより接近した連絡をしなければならないと規定する新しい法令を施行したと発表した、目的の一部は「不安定要因を切り」、「礼拝する大衆を統一する目的を達成する」ことであるという。
ウイグル人権プロジェクト(UHRP)はカラマイ市でのイスラム教の宗教礼拝へのより厳しい監視の政策は、ウイグルの宗教信者の信仰の自由を妨げるであろう、強化された政府の引き締めを示していると信じる。

11月17日のカラマイにおける、共産党常務委員会メンバーのブルハン・カハールおよび他の地方政府官員は共に、22人の少数民族幹部に対してカラマイのモスクと宗教信者と連絡をとる為の具体的取り決めを発表した。
新しい諸法規は、副処レベルの全ての少数民族幹部と上位幹部は一定期間中に1つのモスクの指導者らと連絡をとり、またその期間中一回はモスクにおいて「責任のある人間」と連絡をとらなければならないとする。

カハールは全ての少数民族幹部は信者とコミュニケーションを取る作業の中で、、共通言語と背景という言葉の元に所有する優越性を活用しつつ、宗教信者の「統一」に向かって作業するために指導的な役割を果たさなければならない。
カハールはまた、長期間のこれらの努力を強調し、少数民族幹部に「社会の安定を守る為」この作業の少しの外見上の侵食をも避けることを主張した。

ウイグル人権プロジェクトはこの公式メディアが社会の安定と統一を参照していることを懸念する。このような用語は、分離主義者の脅威と見なされる宗教的信条や文化的アイデンティティを主張するウイグル人を取り締まることを示唆し、東トルキスタンにおける中国政府によって往々にして用いられる。
この法規はラマダン(ムスリムの聖なる月)のすぐ後に出現し東トルキスタン全体における宗教管理の前例のない締め付けと見られる。学生と政府の雇用者はラマダン中に断食をしたり、モスクに集団で出席することを許されていない。レストランはまた断食時間中に開店することを強いられている。

この記事はまた共産党副書記ヌリ・バキリの9月に置ける最高会議での声明の精神に固執している、11月17日の会議に言及している。9月の会議でバキリは東トルキスタンにおいての暴力を誘発することによる「中国を分割しようとする帝国主義者の計画」を非難し、「テロリズム、分離主義、過激主義」の三悪を罵った。ウイグル人権プロジェクトはカラマイ市職員がバキリの9月の声明を参照することはウイグル人の平和的な宗教的信条の表現と暴力やテロリズムの行動の違いを区別することに欠けていると懸念している。

081124rebiya_fc_dc2 ラビア・カーディルさんin ワシントンDC@AP

「中国政府はカラマイ市や他の東トルキスタン中の市や町におけるウイグル人の宗教信条を悪魔化しています。」

ウイグルの民主指導者、ラビア・カーディルさんは言った。

「宗教的礼拝を、社会安定を求める事やモスクなどへのより大きな政府の監督を要求する事に連結することによって、中国政府はウイグル人がそのの宗教を平和的に実践することにいかなる余地も与えていません。」

中国の憲法は「いかなる宗教を信仰すること、あるいは信仰しないこと」の権利を含めて、全ての市民の信仰の自由を保障している、宗教は往々にして社会に有害であるとみなされる、特にウイグルの場合はそうである。ウイグル人イマーム(礼拝導師)は「政治的学習授業」に出席を要求され、イマームの講話は長さと内容において制限されている。幼少の者はモスクに入ったり、宗教学習に従事することを禁止されている、ウイグル人の政府の幹部はイスラームを実践することを禁止されている、そしてウイグル人女性と大学生は宗教礼拝の制限に直面している。コーランは公式の出版だけが許されている。

ウイグル人は、高価な公的ツアーでなくてはハッジ(聖地巡礼)を経験することを許されていない、公的ツアーの申込者は用心深くその「法への服従」を審査される。パスポートの没収は、少数のウイグル人しかパスポートを持ってはいないが、「公式ツアー限り」政策への堅持を確かなものにしている、そして他の種の海外旅行をまた制限している。

大多数の東トルキスタンの宗教的なウイグル人はイスラム教の穏健な形態を実践している、それは東トルキスタンが歴史的な文化と伝統の十字路であったことによって影響されたことである。この歴史的背景はウイグル人に宗教的信条の比較的寛容な体系と他の文化への開化性を与えている。

カラマイ市副処以上領導がモスクとの連係を要する
http://news.china.com/zh_cn/domestic/945/20081119/15195484.html

カラマイ市は新疆ウイグル自治区北部の著名な油田地域でこの辺ではウイグル人は少数派となる。そういう関係でウイグル人幹部は自主的に宗教への監督を強めているとも考えられる、と思う。

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ワシントンDCでグアンタナモのウイグル人の上訴審始まる。ラビア・カーディルさん証言も。

2008-11-26 22:10:16 | ニュース

081124rebiya_fc_dc ワシントン地裁前、ラビアUAA会長@AP
グアンタナモ基地のウイグル人についてはずっとこのブログでも注目してきたが、残りの17人の運命の決定が迫っている。せっかくワシントン地裁で17人の釈放命令が出たのに司法省が凍結させてしまった。
バラク・オバマ次期大統領はグアンタナモ基地の閉鎖を予定しているが、この裁判の後に被拘束のウイグル人たちはどうなってしまうのか心配。この記事によると旗色があまりよくない。

AFP 11月24日
http://news.yahoo.com/s/afp/20081124/pl_afp/usattacksjusticeguantanamouighrs_081124192925

キューバ、グアンタナモ湾に留めおかれている17人のイスラム教徒ウイグル人が、合衆国当局は彼らを永久に留めておくことができないとして、アメリカの地への釈放を求めて再び控訴をした。
この裁判は、アメリカ政府にとって頭の痛い問題であることは間違いなく、先月17人の中国籍の収監者が合衆国に釈放されるべきであるとした決定を政府が上訴した法廷に戻ることになった。
「ウイグル人たちは永久に拘束されるはずがない。」
容疑もないのにキューバの「対テロ戦争」強制収容所で6年以上みじめに暮らす17人の代理を務めるサビン・ウイレットは言った。
しかしグアンタナモ基地は監獄であるとする彼らウイグル人の弁護士の議論にもかかわらず、政府側弁護士のグレゴリ―・カールは彼らはグアンタナモ湾の「比較的束縛されていない状況」で留め置かれている、と言う。
「ウイグル人たちの状況は遺憾なことです。しかし我々は活発に他の国が彼らを引き取ってくれないか探しています。」カールは言った。
ウイグル人グループはグアンタナモの拘置所に留め置かれている、アメリカ合衆国政府から釈放の許可を受けているにもかかわらず、なぜなら政府職員が彼らを引き取ってくれる国をみつけていないからである。
彼らは中国には返送されるはずはない、なぜなら彼らは政治的異論派として拷問を受ける恐れがあるからである。
10月7日リカルド・ウルビナ連邦判事は17人はウイグル人の何家族かが彼らを保護するという意向であるワシントンで釈放されるべきであると命令した。
しかし、アメリカ政府はこの決定に異議を唱え、グアンタナモに留め置かれている他への悪い先例になってしまい、国家安全の危機を主張した。そして投書の命令は凍結された。
3人の上訴審判事は政府側弁護士に一時間ほど質問した。ジュディス・ロジャー判事は政府は中国の遠い西北部新疆出身の彼らウイグル人が国家安全上の危険を表しているということの証拠を提出することが出来ていないと主張した。
しかし他の判事は政府により好意的に見えた。
アメリカ主導の連合の空爆が2001年10月に始ったとき、彼らウイグル人はアフガニスタンの自給自足の野営地に住んでいた。彼らは山に逃げ込んだが、パキスタン当局に引き渡されてそれからアメリカに渡された。
アルバニアだけが今のところウイグル人被拘束者を受け入れるのに同意し、5人を2006年に歓迎した。

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レイラ・カーディルさん[ラビアさん三女]ウイグルの計画生育を語る(その2)

2008-11-23 22:57:41 | ニュース

http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20081122
のつづき。

現在、アメリカ在住のラビア・カーディルWUC(世界ウイグル会議)総裁の三女のレイラさん、RFAの取材に中国新疆在住時の計画生育政策の実態について語っている。
元記事RFA

http://www.rfa.org/english/women/Raela%20Kadeer-11172008170321.html

081122kadeers 母と娘@J.Danniels

本当に厳しい

「それから後になって私自身、私は一人の子供を身ごもりましたが、[政府は]仕事を始めていてある年齢以下ならば、子供を持つことを待たなければならないと言いました。それで私の最初の子供は中絶されました。2人目の子供は、私は出生抑制をしていましたが身ごもりました、それで生むことを決意しました。7ヵ月後再び妊娠しました。一年もたたずです!それで私は医者のもとに行き最初の子は中絶し、2人目の子は7ヶ月であると言いました。―――『もしもまた中絶すれば何が起こるでしょうか?』彼女は私の妹を取り上げてくれた同じ女性でした。彼女は状況は良くなくもう子供を生めなくなるかもしれないと私に告げました。彼女は言いました。『この子供は本当に守らなくてはならないと思う。しかしあなたがそれをできるとは思えない。』」

「もし仕事を持っていれば、本当に厳しいです。仕事は事実重要です。私は仕事をしていました、それでどうして良いかわかりませんでした。職場に行って子供がとても幼くまた再び妊娠したので今の職位を保つことができるか尋ねてみました。彼女(上役?)は仕事を保つためと人々の口をふさぐために毎月罰金を払わなくてはならないと言いました。政府は私が妊娠した場合彼らを追い詰めるでしょう。また、私の夫は政府の為に働いていました、それでこれは非常に重要な問題でした。私は妊娠4ヶ月でした、堕胎できない段階です。」

「ある日、前の夫の職場から私たちの家にやってきた人が私は堕胎しなければならなかったのだと告げました。彼らは私の夫の職場から来ました。――職場における家族計画チームのようなものです。彼らは組織内で誰が妊娠しているのか監視しています、もし被雇用者の妻が妊娠していて、また一人かそれ以上の子供がいて子供の年の差が4年内であれば、最初の子供が4歳になるまで子供を持つことができません。しかしウイグル人は2人までの子供しか持てません。私はこのような政策がチベット人、ウイグル人、モンゴル人以外の他の少数民族に適用されているとは思えないのです。」

どこか違うところで

「それで私はどこか他の場所に行って子供を生もうとしました。しかしどうしていいのか分かりませんでした。もし私が南[新疆]に行けば、私の父の家族が苦境に陥るでしょう、なぜなら私の父はそこに住んでいてそして政府が彼を追い詰めるでしょうから。それで私はロシアに行くことを考えました。しかしロシアでは良い状況のときではありませんでした。妊娠していたときにそこに行きましたが、状況はとても悪いときでした。チェチェン人がロシア人と戦争をしていました。私はそのときウズベキスタンにいたのですが、それが帰ってきた理由の一つでした。」

「夫と私は意見を一致させることができず、また両親もそうでした。それで私はその医者のところに行き再度の中絶を行いました。私は仕事を守りました。私はウイグル人女性の全ては同じようなものだと思います。私の元の義父は国家公安で働いていました。元の義父は新疆政府での最も重要な人物の1人です。もし彼らが私にさえもそういうやり方ができるのであれば、他の人々にやることを想像してみてください。私は義父のところに行って言いました。「これが私の状況で御義父さんの助けが必要です。」しかし義父は政府がする正しく同じ答えを出しました。」

『用心深くあるべきだ。中絶したまえ。私の言えることは何もない。』

「私はとてもショックでした。私が母に話したとき、母は全く違う意見を言いました。母は『なぜ?子供を生むべき。罰金を払ったら黙らせられるでしょう。』しかし、彼らは長い間に私を追いつづけていました。もう一度もう1人のラビア・カーディルのケースが起こることを望んではいませんでした。」

「私は多くの友人たちがこのような同じ状況に直面していることを知っています。堕胎の後なおも多くの問題が出てくるのです。自主的か強制されてかどうかに係わらず、出産系統の健康に多くの問題を抱えているように見えます。」
Rebiya4dauter
4人の娘左からアキダさん、末娘ケケノスさん、レイラさん、ロウシャンさん

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レイラ・カーディルさん[ラビアさん三女]ウイグルの計画生育を語る

2008-11-22 22:01:08 | ニュース

妊娠6ヶ月のウイグル女性、アルズグリさんは亡命ウイグル人団体の行動、国際人権団体の活動、2人のアメリカ下院議員と国務省、そして本人の自助努力で間一髪強制堕胎を免れ救出された。
こうして中国の人口問題を隠れ蓑にしたウイグル人殲滅政策といったものの一端を垣間見ることが出来たが、それに関連してラビアWUC総裁、UAA会長の三女、レイラさんが自身の体験をRFA(ラジオフリーアジア)で独白している。レイラさんは一昨年ののラビア暗殺未遂事件をレポートしたビデオに出演しているがそれ以来の証言であるといえよう。

RFA英語ニュース
http://www.rfa.org/english/women/Raela%20Kadeer-11172008170321.html
081122raykadeer @JDanniel

レイラ・カーディルはドイツに本拠を置く亡命者団体、世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディルの娘である。レイラ・カーディルは1996年3月中国西北部新疆ウイグル自治区からアメリカ合衆国に来た、母の前夫との間の6人の姉妹の内の1人である。家族の中の三女として、レイラ・カーディルは中国の計画生育政策について語った。

「私が13歳か14歳のころ、[政府は]一人子政策を始めました、チベット、ウイグル、モンゴル人を含む少数民族には2人の子供は認めましたが。以前は私たちが中国の一部であったときでも、政府はウイグル人の統制を厳しくしてはいませんでした。実際の出生政策はなかったです。私たちは全ての人が一人しか子供を持つことを許されないということを聞いたとき本当に驚きました。
そのころは新疆以外には行ったことがなく、そして私はなぜ政府がそのようなことをするのか理解できませんでした。今ではなぜそのような政策を行っているのか分かっています。」

「理解できなかった理由には宗教的信条によるものがあります。技術の進歩や多くの病院もなかったです。本当に病気になって病院に行っても、鎮痛剤程度の薬しかもらうことは出来ませんでした。小さいとき赤ん坊が亡くなるのをよく見ました。中国の多くの地域は近代技術を持っていなかったです。それが人々が出生制限をしなかった理由の1つでもう一つが宗教に関係した理由でした。」

「私が15歳か16のころ、母が私の末の妹を妊娠しました。今彼女は19歳です。そういう政策が存在するということを実感したのがそのころです。私たちはそのころは出生抑制政策についてはテレビで聞いていました、しかし人々は規則にほとんど従いませんでした、なぜなら私たちは中国の一部であると感じていなかったからです。そう、私たちは漢族中国人と一緒に住んでいました。しかし私たちは漢族中国人が私たちを『支配』しているとは思っていませんでした。私たちは私たちの伝統に従って物事をやっていました。私たちは私たちの生活を今までどおりのやり方で行っていました。」

「母が今は19歳の末の妹を身ごもったときに、私たちは本当に(その理由が)わかりました。母はそのとき新疆で非常に影響力のある女性でありました、そして政府にとって皆に『1人[だけ]子供を持たなければならない。堕胎をしなければならない』というのはとても都合の悪いことでした。私の母が身ごもっていて彼女は新疆中に有名でしたから、人々は『彼女は子供をできるんだ、私たちだって。』と言ったことでしょう。それで政府は私の母を追いかけました。彼女は妊娠がまずいことであることがわかっていました、しかし彼女は私たちにそのことを知らせず私は妊娠4~5ヶ月になるまで知りませんでした。それから母は身を隠し、実に巧妙に身を隠しました。私が妊娠8ヶ月になったときに政府が母に堕胎を強制させようとしていることがわかりました。」

「こう言うことは現在は中国内でいつでも起こっています。妊娠9ヶ月になれば政府が追ってきます、人々は逃げます。しかし終には病院に行かなければならなくなります。病院に行けば政府は注射をして赤ん坊を生まれる前に殺します。そのころは、中国政府は子供を堕胎し始めればスキャンダルになるであろうことを本当にわかっていませんでした。」

逃げる

「中国では賄賂は出来ることの最大のことの1つです。お金があれば出来ないことはありません。誰よりも強くなれます。私の母が末の娘を出産した頃、45,000~50,000元はアメリカの8年前の50,000ドル相当でした。王と王妃の如くの暮らしができました。」

「私たちはそれが多額すぎるお金だとは思いませんでしたが、多くの人は私の母が多額の罰金を払っていると考えました。母は末娘の為にその罰金を払いました。母は公的な出生抑制事務所に行きました、なぜなら子供が欲しくて堕胎したくないものは誰でも罰金を払わなくてはならないからです。夫が仕事を失うかもしれなくなる、政府はこのような政策をするようになりました、新疆ではムスリムの家族が多く占め伝統的に夫が働き女性は家を守り赤ん坊の世話をしています。この政策は19年前からとても厳しくなり始めました。」

つづきは
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20081123

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