「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

より豊かな生活の実現

2010-09-05 08:53:08 | Weblog
社会が発展し私達の生活がより豊になる、その中で植物や花の重要性や存在は確実に大きくなってくる、花は大きなポテンシャルを持った商品だと思っています。
私達の身の回りには沢山の商品であふれていますが50年後、100年後どれだけの商品が生き残っているのか?多くの商品は時代と共に消えていくでしょう。
花は50年後も100年後もしっかり生き残っていくことは間違いありません。
しかし現在の花生産者、花市場、花の仲卸、花小売店が50年後存在しているでしょうか?今のままでは生き残っていく事は難しいと思われます。

(社)中央酪農会議が「牛乳消費拡大事業」を平成17年から始めています。飲料向け牛乳1kg15銭の拠出金を全国の酪農家から集めます、この基金が年間8億円になります。
この基金をもとに調査、分析、ターゲット設定、プロモーション計画を進め牛乳の消費拡大キャンペーンを進めています。
コアターゲットに設定したヤング層では認知度は大きく前進しました、一年目の63%から二年目86%に上がり、さらに印象度もアップしました。
残念ながらこのことが牛乳の購買行動へは直接つながらず、消費拡大、売り上げ増には結びつきませんでした。

牛乳が私達の生活の中で果たしている役割は、間違いなく大きいものがあります、それは子供達の成長期に基礎的体力を作るのに欠かせないものであって、大人になり牛乳を飲んでいる動物は人間だけです、大人になったら牛乳は必要なく、飲まない方が良いとさえいわれています。

ここに花とは違う問題が潜んでいるように思います、生活の豊かさの中でよりその存在が大きくなる花と植物、牛乳とは違うプロモーションをしてみたい、特に花業界関係者に向けたインナープロモーション、大きな変化を起こしたい。