「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

ユザワヤ浦和店閉店

2010-09-03 20:27:57 | Weblog
フローレではユザワヤとの商売の取引が10年ほど続いております、当初は原材料の納品だったのですが、5年前よりユザワヤ直営の花店をすべてフローレが引き継ぎ営業さしていただいてます。
機材からすべて提供していただき、初期投資ゼロのスタートで4店舗(蒲田・吉祥寺・浦和・大和)でスタートしました。
吉祥寺は今年の2月で、駅前再開発でユザワヤさんが撤退、別のビルで売り場面積を大幅に縮小し営業を続けています、フローレは駅前再開発に伴い閉店。

ユザワヤ浦和店も再開発がらみで売り場面積大幅縮小で営業、フローレも再開発がらみで閉店(8月末)、ユザワヤさんは新宿、銀座、渋谷の面積の小さい店舗が好調な売れ行きということも少々関係しているのかもしれません。
吉祥寺も浦和もフローレとしては順調に売り上げを伸ばしてきただけに、それぞれの店舗のスタッフ、フローレの担当は『せっかくがんばってきたのに』残念、無念という気持ちでした。

吉祥寺のスタッフはフローレの社員ですから当然、フローレの違う部署で引き続き奮闘していただいてますが、浦和はとても通勤圏内でないのでどうするか困惑していました。

世田谷のフローレには何人かの浦和のお客様から営業再開依頼の電話があり、ユザワヤ浦和店には毎日のように再開を望む『やめないでコール』が続いたいました。

私も出店をしない方向で考えていたのですが、お客さんの「声」に負け、とうとう浦和ユザワヤ店の真前の賃貸の店舗で継続が決まりました。

先日も新しい店舗の設計屋さんと現場で打ち合わせをしていたら、花を持った40代ぐらいの女性が「ユザワヤの花屋さんの社長さんですか」と声をかけていただいて、手厚い御礼の言葉をかけていただきました、「浦和の花屋さんはいまどき値段も付いていないのですよ、私も商売をしていて考えられません、そんな花屋さんで今後花を買うのかと思ってたら、出店していただけると聞いて大喜びしています。少しずつですが2年間、毎週買い続けています。ありがとうございます」こう言って自転車で立ち去りました。
ありがたいのは私のほうでお礼の言葉も言う間もなく、帰えっていかれました。

店舗の契約から内装開店まで20日間、9月10日オープンに決まり、今日内装の進行状況も見てまいりました、予想していたものよりオシャレに、良い店ができそうです。

名前はフローレでは味気ないので、社員全員から公募し決定しました。『クール・オン・フルール』スタッフは花のような気持ちでお客様に接する、そして花の気持ちをお客様に伝える。
フランス語では「花の気持ち」という意味らしいです。
店の名に恥じないよう皆頑張るといっております。

新しい店舗は17坪とだいぶ以前より狭くなり、商品の選別も必要になり、店のコンセプトも今一度確認が必要ではないかと思っております。

もっともっと浦和のお客様に愛されるお店を目指したいと思っております。