「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

解決への一歩

2007-12-26 07:33:01 | Weblog
福田首相が薬害肝炎訴訟原告団との面会で、全面解決と原告団の傷みや苦痛に陳謝をした。
人間の「尊厳」を賭けた闘い、と先日のブログでかいたが、原告団の道理が世論が国を動かし、4年目にして始めて首相と面談することが出来た。
福田首相は自らの支持率のダウンを避けるための決断と報じられているが、原告団の主張に公理と道理があり、その主張を真摯に受け止めたものと思いたい。
国民の苦しみの要因を国がつくったのであれば、解決するのは、苦しんでいる人の側に立ち、解決することが求められる。
今度の救済は「議員立法」で、との事です、「血液製剤製造時からの行政責任も認めるのか?」との質問に、首相は「そのことは司法の判断も分かれている。立法過程で明らかにしていかなくてはならない」と答え、明言しませんでした。
多くの薬害を生んできた厚生省と製薬会社の癒着、再び薬害を起こさないとの強い決意が政府責任を全面的に認めることだと思います。
解決に向け大きな大きな一歩を踏み出しました、一日も早いゴールを願うと共に、たとえ解決しても被害者の命の危険は少しもなくならないことを政府や全国民は認識することが大切だと思います。