「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

高井研一郎

2007-08-21 11:58:47 | Weblog
法務省が「裁判員制度」への市民の参加意識を高めようと、「総務部総務課山口六平太」(作林律雄 画高井研一郎)のキャラクターが出演する広報アニメを作った。
物語は、大手自動車メーカー総務課で六平太の上司に当たる有馬課長裁判員候補者に選ばれるところから始まる。
「何でこの忙しいのに裁判員なんだ」「どんな理由なら辞退できるのだ」と嫌がる課長。六平太会社から課長を支援するよう指示を受け、裁判員になるのに法律知識は必要ないことや勤務を理由に辞退できないことなどを説明する。
まさしく「会社の潤滑油」を自任する六平太らしい取り回しである。

高井さんは調布にアトリエがあり30年ぐらい前になりますが遊びに行ったことがあった、先生はその頃まだまだ売れてなく、プロゴルファー織部金次郎がブレイクする前でした。
先生の絵は一流なのですがストリ-が今一歩で悩んでおられ、その後相性のいい作家と出会い次々ヒットを連発しました。

先生はマジックが趣味でアトリエに入ったその瞬間から次々とマジックが展開されました。圧巻は私の選んだトランプがなくなったと思ったら天井にトランプがナイフに刺さっていました。
私たちを呼んだのも先生の暇つぶしに「マジックでも見せてやれ」との思いで呼ばれたようでした。

先生は手塚治虫、赤塚不二夫の弟子として修行し、その後、「総務部総務課山口六平太」の大ヒットとなった訳です。
人間頑張っていればいつかいいことがある。