平成総理大臣三バカ大賞 第一回受賞者決定!
主催:日本政治家評価協会
●この賞は、平成年間の日本の総理大臣の中で、過去・現在および将来にわたって国民の福利を著しく毀損した人の栄誉を称えて与えられるものです。
●受賞者は、故人、生存者を問いません。
●授賞式典次第
・日時:11月23日(土)勤労感謝の日 正午
・会場:閻魔大ホール(東京都千代田区地獄町1丁目1番地)
・当日は、表彰状授与とともに、副賞として「デジタル式舌抜き機 タングポン」を受賞者に進呈します。この最新鋭機は、痛みもなく自己責任において舌を抜くことができ、余計なことをしゃべらなくても済む絶大な効果があります。
●式典に参加ご希望の方は、ご自由においでください。
◎以下に、受賞者名と、その授賞理由を記します(就任順)。
第1バカ大賞 橋本龍太郎(故人)
【授賞理由】あなたは、平成9年、当時の国民がバブル崩壊後の不況にあえいでいたにもかかわらず、消費税を3%から5%にまで値上げする政策を断行し、もって国民を更なる苦境に陥れるとともに、当初期待されていたはずの税収増を果たせず、かえって税収減をもたらしました。この政策は、財政再建の目的を達成できなかっただけではなく、その後の国内需要をいっそう縮小させ、長く続く円高デフレ不況の大きなきっかけを作りました。その功績はまことに大であり、よってその栄誉を称えここに総理大臣三バカ大賞を授与します。
第2バカ大賞 小泉純一郎
【授賞理由】あなたは、新自由主義者・竹中平蔵氏の絶大な影響のもとに、構造改革・規制緩和路線の礎を築きました。郵政民営化、医療保険のサラリーマン負担割合増など、財政再建のために一連の政策を断行しましたが、その結果、財政再建の目的を達成できなかっただけでなく、かえってアメリカ発グローバリズムの進展による国富の流出、国内産業の疲弊、中小企業の相次ぐ倒産、雇用の不安定、地方の衰退などを招きました。しかしながら、長期的な見通しもないまま、直感にもとづくワンフレーズによって大衆を煽る才能には、驚嘆すべきものがあり、その人気はいまだに衰えを見せていません。「痛みを分かち合おう」という殺し文句に参ってしまった人がそのトラウマから抜け出せないようです。
最近の「脱原発」発言においては、局部的なフィンランド視察に触発されただけで、「核廃棄物処理場がないから原発はゼロ」と、その面目を躍如とさせております。
ちなみにフィンランドでは、現在200万kW級の原発を一基建設中、二基計画中ですし、アジアでは原発建設計画が目白押しです。福島事故の教訓による高度な安全技術の達成も含めた今後の日本の原発技術に、大きな期待が寄せられることは疑いありません。また核廃棄物処理に関しては、処分技術実用化へのあくなき研究、既設の原発でのMOX燃料による再処理トライアル、大きな受容能力を誇る六ヶ所村再処理工場のスタンバイ状態、高速増殖炉再建追求など、処分の具体的な可能性が現存しています。にもかかわらずあなたは、代替エネルギーの見通しを何一つ示さないまま、これらの地道な努力を「脱原発」のただ一言で踏みつぶそうとしています。あなたはこのように、かつての偉大なる人気を利用しただけの不勉強なバカ政治家の見本ぶりをいかんなく発揮しており、その功績はまことに大であります。よってその栄誉を称え、ここに総理大臣三バカ大賞を授与します。
*日本政治家評価協会・会長から一言:当協会では、小泉氏の総理辞任直後の平成18年、彼の行った政治に対する採点を求められ、その際、75点という高得点を与えてしまいました。無知と不明を恥じ入る次第です。ここに深くお詫び申し上げます。
第3バカ大賞 菅直人
【授賞理由】あなたは、市民運動家として反国家思想を存分に培いつつ、その一方で持ち前の「イラカン」キャラによって関係者を威圧しまくり、最高権力を通して反国家思想を実践するという、まことに見事な離れ業を実践いたしました。
平成22年の中国漁船衝突事件においては、那覇地検に責任を押しかぶせて漁船船長を釈放させ、都合の悪い映像情報を公開せず、我が国の安全保障を脅かすこの事件に対して一国の総理として何の説明責任も果たしませんでした。この快挙が、中国に日本を舐めさせる大きなきっかけを与え、その後の尖閣問題につながったことは明白であります。
また福島原発事故におけるあなたの「原子力のことは俺に任せろ」式の自分勝手な行動が、格納容器の圧力低下のために必要な措置を遅らせたことは有名ですが、こうした高圧的な権力政治屋的振る舞いの割には、「臨界」の意味も、「乗数効果」という経済用語も、「総理大臣が自衛隊の最高指揮官である」という基礎事実も知らなかったというのは、まことに驚くべき椿事であります。あなたのような無知な人を総理大臣に選んだ私たち日本国民は、末代までその栄光を称えられることでしょう。
またあなたは、以前から北朝鮮と縁が深く、その系統の政治団体に多額の献金までしております。日本の原発をゼロにしようというあなたの悲願は、エネルギー安全保障の観点の片鱗すらなく、ひとえにこの国をいかにして滅ぼすかという崇高な理想の一環として理解できるでしょう。
私たちは、あなたが総理大臣になってくれたおかげで、頑固な反国家思想の持ち主が国家権力を握るとどうなるかということを深く学ぶことができました。ちょうど党員資格停止処分も解けますので、その旺盛な権力欲を発揮して、再び黄昏の民主党の最高顧問に返り咲き、今後とも民主党の秩序を大いに攪乱していただくことを願っております。
これらの多大な業績を称え、ここに総理大臣三バカ大賞を授与します。
特別賞 鳩山由紀夫
【授賞理由】あなたは、東アジアを「友愛の海」に変えようという、かつてない大きな夢を抱き、その夢を「東アジア共同体」という壮大な構想によって実現しようとしました。その手始めに、実施寸前まで決まっていた米軍普天間基地の辺野古への移設を「最低でも県外」という素晴らしい言葉によってぶち壊してくれました。この一言で、東アジアの秩序の安定にとって不可欠である日米同盟がどれほど毀損されたか計り知れません。
またあなたは在任中に、解放同盟という一圧力団体の権力伸長を本質とする人権擁護法案(正確には人権救済機関設置法案・人権委員会設置法案)や、北朝鮮・韓国が泣いて喜びそうな外国人参政権法案が国会を通過するように強く働きかけています。あなたはまれにみる善人で、現実の政治がどんな力学によって動いているかについての感覚がまったく欠落しているにもかかわらず、果敢にもこれらの国家破壊的な政策の実現に挑みました。「国境を超えて仲良く」は、政治には通用しません。
あなたにとっては不幸なことに、昨年以来の自民党の圧勝により、この「みんな仲良くお手手つないで」の夢は叶いませんでしたが、総理辞任後も、民主党最高顧問という威厳あるポジションを保ち、中国政府からのお招きがあれば、ホイホイと出かけて、美味しい老酒の振る舞いに顔を火照らせ、安倍政権批判に熱中して中国政府を喜ばせております。
あなたは、尖閣諸島に対する中国の執拗で明白な侵略行為、韓国の露骨な反日攻勢の後でも、「友愛の海」の夢から少しも覚めていないようです。「宇宙人」と称されるこの天然ボケキャラの持ち主が、総理大臣として通用するという事実は、「奇跡」としか言いようがありません。この奇跡を垣間見せてくれた功績はまことに絶大なものがあります。よって、ここに三バカ大賞・特別賞を授与します。
*日本政治家評価協会・会長から一言:平成の御世も四半世紀を過ぎようとしておりますが、この間に四人もの素晴らしい総理大臣バカ大賞受賞者が出たとは、慶賀の至りであります。ああ、日本はなんて素晴らしい国なんでしょう! この秘密はいったいどこにあるのか、これから皆さんとともに考えていくことにしたいと思います。
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