中北幸・きまぐれ雑記帳

日々の暮らしから、感じたことをぼちぼちと。

民家の改修 その27

2008-06-04 15:20:56 | しごと

民家の改修その26に続き、その他の室内の竣工前の状況です。




左側は便所、右側は手洗い部分です。
床材、腰壁材、建具などはすべて国産
(奈良県)の杉材です。



大便器の置かれている所は少し広めにしています。




小便器の所はその代わり少し狭くなっています。




中二階の道具蔵から流し台を真下に見た所です。
耐震補強のブレースが見えます。




同上。




道具蔵です。左側の障子の所から一階の台所を見下ろせます。




同上。少しづつですが家財道具が置かれて行きます。




道具蔵から勝手口の土間へ通じる階段。手加工の跡を残した
既存の黒い梁と漆喰の壁、杉でこしらえた階段のコントラス
トがおもしろいと思います。



同上。




同上。




勝手口土間から台所を見た所。勝手口の収納の引戸は
舞良戸と呼ばれる伝統的なデザインで統一して建てつけ
ています。



接客間、玄関ホール部分です。右側が玄関土間との間の
障子戸。左側は居間との間の障子戸です。正面と左に据
付られている陳列ケースには施主さんが収集されている
土鈴が飾られます。



同上。ガラス製の可動棚が後日取り付けられます。




同上。



そろそろ民家の改修の連載は終わりに近づきました。
それでは次回を楽しみに。