中北幸・きまぐれ雑記帳

日々の暮らしから、感じたことをぼちぼちと。

アトリエの看板 : 2代目

2008-03-31 12:19:56 | しごと

アトリエの看板:2代目です。


自宅を再建し、アトリエを構えて11年少しになりました。
'98年の早春に掲げたアトリエの看板は家内の手作りの陶板と
自宅再建の際の残材の杉板を私が加工し作成したものでした。

11年を経て、風合いも出てきましたが傷みも出てきました。
また、陶板の一部は剥がれる所がありましたのでこの際杉板を
新しくすることにしました。

2代目の看板の杉板は私の手作りではなく知り合いの大工さんに
お願いしました。
  



1代目と同じ形に貼りあわせた杉板の陶板を貼る部分を加工
している所です。




同上。




陶板の接着剤を剥がし平滑にします。




同上。




元の看板の位置に設置します。




同上。




家内の手作り陶板を貼って完了です。


1代目は塗装を黒色と生成りが交互になるようにしましたが
2代目は無塗装とし経年変化を楽しむことにしました。



それでは。

民家の改修 その17

2008-03-30 13:47:33 | しごと
民家の改修その17です。

今回の改修では耐震壁を造る工法として構造用合板を主に使用
していますが、居間の一部に面格子型の耐震壁を採用しています。




玄関ホールから北側の居間を見た所。右奥に面格子が少し
見えます。



居間の面格子型耐震壁です。




同上。奥の面格子にアイランドキッチンが取り付きます。
上部は吹き抜けになり、高窓から自然光を採り入れます。



同上。左の面格子の奥は水回りへ続く廊下です。




同上。  




吹き抜けを見た所。



それでは。

民家の改修 その16

2008-03-22 23:57:33 | しごと

民家の改修その16です。

今回は暖房についてです。
この民家がある枚方市を含めて多くの民家は夏を暮らしやす
いように造られています。風の通りがいいのです。反面、冬
の寒さには厳しさがあります。

今回の改修の目的の一つは冬暖かくということです。
住まい手がどの様な状態をイメージしているのか設計段階で
打合せを積み重ねていくのですが、かなりややこしい話です。

住まい手のライフスタイルが現れてくるように思います。

少し話しが硬くなりました。
以下、今回の改修では給湯システムとして「エコキュート」
と取り入れ、家族が集まる居間、食堂、台所はそのお湯を使
う床暖房にしました。その他の洗面所および接客室を電気で
の床暖房に。




居間、食堂、台所のお湯を使う床暖房のパネル(銀色の面)
の上に仕上げの床材(床暖房対応のフローリング、樺の無
垢材です。)を貼っているところです。



同上。青色のラインの所をめがけて釘を打ちます。



同上。



洗面所の電気式の床暖房パネルです。



一枚で50ワットです。洗面所(約3畳)に8枚敷きました。



玄関ホール、接客室です。ここでは電気式の床暖房パネル
は48枚で合計2400ワットです。2系統に分けて操作します。
電気式のタイプは立ち上がりが早いため一時使用する部屋に。


同上。



再び居間、食堂、台所です。




それでは。 次回まで

屋上菜園3月18日の収穫

2008-03-21 22:40:50 | 屋上菜園・やさい
屋上菜園3月18日の収穫です。





5種類の野菜を収穫しました。



青葱



水菜の花蕾。お浸しや汁の具に。



ホウレン草



小蕪の小さいのん。最近の暖かい天候で花蕾が出始めてき
ました。茎の部分は少し硬くなってきましたので根、葉および
花蕾の部分を油炒めに。


春菊



野菜の花蕾が美味しい春を感じさせてくる屋上菜園です。



民家の改修 その15

2008-03-18 10:09:35 | しごと

民家の改修その15です。




居間から台所を東に見た所です。台所の上は吹き抜けにな
り高窓から自然光を採り入れます。



吹き抜けを見上げた所です。高窓が見えます。




水回りの屋根材の板金工事の状況です。屋根材はガルバ
ニウム鋼板(アルミと亜鉛の合金をメッキした鋼板)です。



同上。




同上。母屋の瓦屋根との納まりは難しい所です。




東妻側に新たに設けた高窓です。手前が道具倉、奥が台所
の吹き抜け部分の高窓です。



道具倉の高窓。外壁の焼き杉板は今回の改修工事で貼り替
えられます。



台所上の吹き抜け部分から見た所。




台所上の高窓です。




2階の道具倉に登る階段が取り付けられる部分。高窓から
自然光が射し込んでいます。




それでは。

3月中旬の屋上菜園

2008-03-16 14:02:27 | 屋上菜園・やさい
屋上菜園の3月中頃です。




きぬさやが花をさかせています。



えんどう豆です。豆ご飯が楽しみです。



水菜。毎朝サラデにして。



ホウレン草です。



大根。間引くなどの世話をしない放任栽培ですが、この小さ
いのを縦に半分に切り葉っぱごと少し炒めるとなかなかのも
のです。


最近の暖かい天候で水菜には花の蕾がでてきました。



まもなく桜の季節です。
屋上菜園の野菜を肴に、一杯が幸せな気分になる季節です。


それでは。



屋上菜園の恵み

2008-03-14 22:24:51 | わたしの朝食

春らしくなってきました。
今日は、3月12日の私の朝食を紹介します。




スープ:ヴィシソワーズ(白ねぎとジャガイモのスープ)の
    材料に、人参・セロリ・玉ねぎをプラスしたスープ
    です。

お皿 :自家製ベーコン、生野菜(水菜と玉ねぎ、トマト)、
    ほうれん草と小さい大根、小さい蕪のソテー、
    ゆで玉子

    (水菜、ほうれん草、小さい大根・蕪は、屋上菜園
     で収穫したものです。)


では。

民家の改修 その14

2008-03-11 09:29:32 | しごと

民家の改修その14です。


前回(その13)で紹介した水回りのその後の施工状況です。






北側から。




同上。




東側から。 左側が洗面所、右側が浴室です。




洗面所の天窓。




同上。




母屋から見た所で新しく作る四畳半の和室と渡り廊下部分。




渡り廊下から逆に見た所。




水回りの屋根です。洗面所の天窓が見えます。 既設の瓦
部分と新しい屋根との納まりが難しい所です。




同上。




3月の工程表です。




今回の写真は3月5日の施工状況です。
それでは。


民家の改修 その13

2008-03-04 22:14:19 | しごと

民家の改修その13です。

前回(その12)で紹介した母屋と北側の水回り部分の施工
状況です。




改修前は屋外の渡り廊下であった所を屋内に取り込んでい
く場面です。左側が母屋、右側が水回り。



同上。




同上。




母屋から水回りとの繋ぎ部分を見る。左に前栽、奥に離れ
が見えます。



同上。




既存の軒桁の下に新しい柱を入れ、切り落とした場面です。
頭を打つぐらいの高さでした。この部分は四畳半の和室に
改修されます。新旧の対比が面白い改修にと考えています。



繋ぎ部分の屋根へ。




左側が母屋の下屋部分の瓦。去年に葺き替えられています
ので瓦はできるだけ残すように納まりを調整していきます。



同上。




水回りの屋根瓦(灰色の部分)。その奥に見える青色の瓦屋
根が離れです。



水はけの良い納まりに打合せしながら調整していきます。




既存の水回りの妻側との繋ぎの所でかなりややこしい部分
です。




同上。