去年の12月24日、愛知県の豊田市美術館へ日帰りで行ってきました。
前前から見に行こうと思っていた美術展ですが最終日にいくことができました。
「ギュウとチュウ 篠原有司男と榎忠」展です。
篠原有司男(しのはらうしお)は1932年生まれ、ニューヨーク、ブルックリン在住。
榎忠(えのきちゅう)は1944年生まれ、神戸市在住。
とにかく元気をだして、我慢強くやりとおせ、ぶっとばせ、という気になった美術展
でした。
榎忠 「PATRONE-35」 2007 パトローネとは35ミリフィルム
が収められてある円筒形の容器です。総重量にして14トンと
いう大量の使用済みパトローネをもちいた作品。
同上
篠原有司男 「地上最大のバイク」 2007 と「ギリシャ神話
ファンタジー」2007 ダンボールを樹脂で固めたオートバイ
彫刻で全長9メートル。ギリシャ神話を主題にした高さ8メー
トル、長さ50メートルの絵画。
篠原有司男 墨汁に侵したグラブで乱打するボクシング・ペイ
ンティング。
豊田市美術館
同上
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年末の慌ただしい時でしたが、見に行って刺激になりました。
午後1時前に美術館を出、名古屋市にもどり遅めの昼ご飯です。
「みそ煮込みうどん」を食べに中区栄にある「山本総本家」へ。
「山本屋総本家」 1925年創業とのこと。
みそ煮込みうどん。もちろんビールもあります。
私が注文したのは名古屋コーチン入りの品。ビールグラスが
陶器製。生のうどんから煮込むとのことで麺が固いのですが
なかなか美味いです。25年ぐらい前に渋谷だったかわすれま
したが「黒うどんの煮込み」を食べましたが麺の固さがその
ことを思いださせてくれました。
取り皿は土鍋の蓋でとのこと。八丁みそと出しとが合わさっ
てまろやかな味わいでした。
漬物とご飯がついており、おかわりもあります。この漬物も
なかなか美味いです。
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その日の夕方、家にもどり晩ご飯もうどんに。
大阪名物の「うどんすき」です。
我が家の「うどんすき」には焼きあなご、鶏もも肉が欠かせま
せん。
昆布とカツオでとった出汁で具とうどんを煮ます。
黒七味をかけて。
いろんな「うどん」との出会い、いろんな「現代美術」との出会
い。いろんな物事の持ち味に出会い、自分をふくらませていけ
たらと思います。