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セカンドボールへの反応(7/28U-24日本対フランス)

2021-07-29 17:26:45 | ワールドサッカー
昨日のオリンピック、U-24日本対フランス戦は、4-0と日本の勝利に終わりました。フランスは新型コロナウイルスの影響で何人か主力選手が招集を拒否していますが、それでもオーバーエイジにFWジニャク、トップ下のサバニエ、ボランチのトーバンを入れてきました。国際的には無名ですが、それでもフランスリーグやメキシコリーグで主力選手のメンバーです。

フランスの戦い方は4-1-4-1でした。ジニャクを1トップに置きましたが、ジニャクはFWの位置にとどまらず、コロ・ミュアニと入れ替わりながらボールを引き出してボール支配率を上げようとする狙いでした。これに対し、日本はいつもの4-2-3-1ですが、1トップで上田、左MFで旗手を起用するなどメンバーを入れ替えながら、日本の強みであるトップ下の久保建英と右MFの堂安を生かしてくる戦い方でした。

この日の日本が良かったのは、シュート後のセカンドボールへの反応でした。いつもの日本のように、前線でうまく動き出せば、田中碧や久保建英からスルーパスが出てくる強みは出ましたが、最初のシュートでは決まらないこともあります。先制点となった久保建英のゴールは、上田のシュートを相手GKが止めたところに素早く反応して決めたものです。

2点目となった酒井宏樹のゴールも、スルーパスに抜け出した味方シュートをGKが止めた球に反応したものです。前半で2点リードを奪った日本は、この試合で勝つか引き分ければ1位通過決定ということで、だいぶ余裕が出てきました。フランス側のアクシデントで、トップ下のサバニエが負傷交代して、攻撃力が落ちたのもプラスに働きました。

もっとも、この試合が決まったのは、フランスのMFコロ・ミュアニの悪質なファウルからでした。日本選手が相手と競り合っていたところを、横から故意に踏みつける反則で、ビデオ判定の結果退場処分となり、フランスは後ろを4-4の2ラインを保つために前をジニャク1枚に減らさざるを得なくなり、前からのプレッシャーが全くかけられなくなりました。

この試合の結果、1次リーグで3戦全勝とした日本は文句なしの1位通過で、準々決勝はニュージーランドと対戦することになりました。これからは負けると終わりのトーナメント戦なので、何が起こるかわかりませんが、ここは勝ってメダルに希望をつなぎたいです。それは可能なメンバーが揃っているので、もちろん金メダルを目指して欲しいものです。
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