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ローテンブルクの記憶

2021-07-27 23:03:09 | 雑記
ハイデルベルクから行ける、最も手軽な観光地は、ロマンチック街道の都市ローテンブルクでした。ハイデルベルクから3時間ほどバスに揺られて着いた街ですが、この街は中世の都市の面影をよく残しており、昔熱狂したゲームの「ドラゴンクエスト」の街並みによく似ています。当時、中世犯罪博物館というちょっと物騒な博物館も見ました。

それによれば、最も重い罪は「不法侵入」で、中世の都市が住民同士が結束してよそ者を入れないことで安定を保ってきた様子が表れています。もっとも、ローテンブルクの博物館には日本語の記載があるのですが、「ドイツ30年戦争の敗戦の結果、言及するに及ばない都市になる」と発展から取り残されたことは自ら認めていました。それが効いて、この中世の都市がほぼそのまま、現在まで残ることにつながりました。

ローテンブルクのドイツ語での意味は「赤い城」で、事実この街は赤い屋根の家が軒を連ねています。塔に登ったり、街を一周する城壁に登ったりして、街を見渡すと美しい街並みが目に入ってきました。また、この旅でのお土産はほとんどこの街で調達しました。意外と、観光客向けのお土産を売っている街は少ないので、そういう意味でもありがたかった街でした。

もっとも、交通面では不便な街で、ローカル線に乗ってシュタイナハ駅という小さな駅で乗り換えて、普通列車を2本乗り継がないと特急に乗れない街でした。それでも、そこまでしてでも行く価値はある場所でした。懐かしい、ドイツの旅の思い出の中でも最大の思い出です。























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