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ヤクブに阻まれた引き分け(7/3仙台対浦和)

2021-07-03 22:52:09 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイのベガルタ仙台戦は、0-0の引き分けに終わりました。浦和はいつもの4-2-3-1で、SBを高い位置に置いてクロスを1トップのユンカーに合わせるサッカーでしたが、仙台の出方に注目しました。仙台は予想通り、自陣にブロックを引いて浦和にボールを回されるのは仕方ないと割り切る手でしたが、攻撃に出た場面でアーリークロスを入れてFWに合わせようという狙いも見えました。

無得点に終わった浦和ですが、FWユンカーの調子は決して悪くなかったと思います。仙台が、ユンカー対策として、CB2枚とボランチ2枚の4人でユンカーを挟み込む守備をしてきましたが、それでもユンカーはどこかにはスペースを見つけて、クロスを合わせることはできていました。それでもゴールが決められなかったのは、相手GKヤクブ・スウォビクが好セーブを連発したからです。

最初に西がクロスを入れて、ユンカーが頭で合わせた決定機がありましたが、ヤクブは胸に当てて止めました。その後もユンカーや小泉に決定機があったものの、GKヤクブはこの日は神がかっており、止め続けて前半を0-0で折り返します。前半は仙台のカウンターを浦和が止め切れており、この内容なら負けることはないと感じてのハーフタイムでした。

しかし、仙台もさすが名将手倉森誠監督のチームでした。サイドに拠点を作ってからのクロスでチャンスをつかみ、CKではセカンドボールを回収しての連続攻撃も見せました。相手決定機がポストを直撃するような危ない場面も作られており、GK西川周作が赤崎のシュートを横っ飛びでキャッチするというプレーにも救われた浦和でした。

仙台がサイドを閉めているとみて、ロングボール主体で攻めようとした浦和でしたが、ユンカーはロングボールを競るのはあまり得意ではなく、前で収まらないで苦しみました。そのため、ロドリゲス監督は田中達也を下げて興梠を入れて2トップに変更し、興梠の持っている裏へのスピードを軸に組み立て直してきましたが、興梠のシュートもヤクブが止めて0-0の引き分けに終わりました。

ボール支配率は6割を超して、攻めた浦和ですがあと一歩が足りませんでした。浦和のシュートがGKヤクブの守備範囲に飛んだ理由もありますが、仙台DFが体を寄せてシュートの精度を落とそうとしたのも効きました。勝ち点3を計算したい相手だったのでこの引き分けは痛いですが、やっているサッカーの内容は悪くないのでこれを続けるべきでしょう。
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