今日の西武ライオンズは京セラドーム大阪のオリックス戦でした。先発の今井達也投手は7回2失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず敗戦投手となりました。もっとも、結果は敗戦投手でも先発の役割は十分果たしており、次も自信を持って辻監督が起用することは間違いないと思います。今回は今井達也投手を取り上げます。
今井は作新学院時代、夏の全国高校野球選手権(夏の甲子園)の優勝投手です。西武にはドラフト1位で入団してきました。150kmが出るストレートが武器で、カウント球に使える小さく曲がるスライダー次第で有望な投手でしたが、かつての松坂大輔と違って、プロ入りの時点では体が完成していませんでした。辻監督が一軍のレベルを経験させようとして、春のキャンプで一軍に抜擢しますが、そこで張り切り過ぎて故障して出遅れる苦い一年目でした。
今井の開花は二年目です。当初から先発投手として育てたい意向を持っていた辻監督は、一軍に抜擢後すぐに先発で使います。そこでいきなり勝利投手になり、初登板初勝利は松坂以来という快挙を成し遂げますが、その後3回続けて先発の役割を果たせず二軍落ちします。その後谷間の先発で勝って、ローテーションの一角に食い込む5勝を挙げて一軍戦力になります。
彼の投球を見ていると、第一印象は「投げ方がいい」というものでした。足をリラックスさせてから勢いをつけて投げ込む、変な癖のないフォームを持っています。おそらく高校で結果を出した投げ方をあまり変えてないようで、疲れなどが溜まりにくくプロの中6日に十分対応できます。細身の体の今井ですが、今季はついに開幕から先発ローテーションに定着し、先発二番手という重要な役割を担っています。
今季の成績は4勝4敗と、現時点ではチームの勝利数トップです。今季の西武は先発候補がキャンプやオープン戦で出遅れて、頭数が足りないという厳しい状態からのスタートでした。そのピンチに、ずっとローテーションを守っていることは数字以上に貢献度が高いと思います。まだ、20歳と若い投手なので、たまに制球難で自滅することもありますが、長い目で見守っていきたい、若い才能です。
今井は作新学院時代、夏の全国高校野球選手権(夏の甲子園)の優勝投手です。西武にはドラフト1位で入団してきました。150kmが出るストレートが武器で、カウント球に使える小さく曲がるスライダー次第で有望な投手でしたが、かつての松坂大輔と違って、プロ入りの時点では体が完成していませんでした。辻監督が一軍のレベルを経験させようとして、春のキャンプで一軍に抜擢しますが、そこで張り切り過ぎて故障して出遅れる苦い一年目でした。
今井の開花は二年目です。当初から先発投手として育てたい意向を持っていた辻監督は、一軍に抜擢後すぐに先発で使います。そこでいきなり勝利投手になり、初登板初勝利は松坂以来という快挙を成し遂げますが、その後3回続けて先発の役割を果たせず二軍落ちします。その後谷間の先発で勝って、ローテーションの一角に食い込む5勝を挙げて一軍戦力になります。
彼の投球を見ていると、第一印象は「投げ方がいい」というものでした。足をリラックスさせてから勢いをつけて投げ込む、変な癖のないフォームを持っています。おそらく高校で結果を出した投げ方をあまり変えてないようで、疲れなどが溜まりにくくプロの中6日に十分対応できます。細身の体の今井ですが、今季はついに開幕から先発ローテーションに定着し、先発二番手という重要な役割を担っています。
今季の成績は4勝4敗と、現時点ではチームの勝利数トップです。今季の西武は先発候補がキャンプやオープン戦で出遅れて、頭数が足りないという厳しい状態からのスタートでした。そのピンチに、ずっとローテーションを守っていることは数字以上に貢献度が高いと思います。まだ、20歳と若い投手なので、たまに制球難で自滅することもありますが、長い目で見守っていきたい、若い才能です。