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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

レッズ対サンウルブズ

2019-05-05 20:10:29 | 他スポーツ
スーパーラグビー(SR)のアウェイ戦、レッズ(豪州)対サンウルブズのビデオを見ていました。結果は32-26とサンウルブズの敗戦に終わりました。もっとも、映像を見る限りではこの負けは「自滅」と言えるものです。序盤、サンウルブズはヘイデン・パーカーの蹴るPGの安定感が光っており、リードする展開で前半途中まで進みます。この日は課題のマイボールラインアウトも、まずまずの獲得率でした。

一度はレッズがサンウルブズのSH茂野のミスを拾って独走されるトライという、痛いミスで逆転されていますが、ヘイデン・パーカーのキックパスにWTBファンデンヒーファーが走り込んでそのままグラウンディングしてトライという、ビッグプレーが出て再逆転しています。モールを押し込んでトライという形は得意でないサンウルブズの場合、こういう相手スペースをうまく突くことが必要です。

しかし、このゲームは一つの反則で崩れることになります。レッズがサンウルブズ陣内に押し込んだ時間に、WTBセミシ・マシレワがオフサイドポジションで手を使うという「二重の反則」をしてしまい、シンビンでサンウルブズは10分間一人少なくなります。それでも、その数的不利をサンウルブズは耐え、相手に点を許さずにマシレワが戻ってくることに成功します。問題はその後でした。

マシレワは、再度相手に「ハイタックル」という悪質な反則を取られ、二度のシンビンは退場ということになり、サンウルブズはそこから試合終了までの30分間一人少なくなることになりました。これで試合は崩れてしまいました。その後、SO田村優、No8ウォーレンボスアヤコと2人がシンビンとなり、一時12人というラグビーではありえないほどの数的不利になってしまいます。

これでは敗戦は必然でした。後半に3トライを喫したサンウルブズは逆転され、勝てる内容だった試合を落とすことになりました。ラグビーではシンビンはよくあることですが、2回目はあってはなりません。ラグビーW杯などの国際試合で、こういう自滅はあってはならないと、感じることになる痛い逆転負けでした。
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磐田戦マニアック分析

2019-05-05 17:44:39 | 浦和レッズ
0-0で折り返した後半、攻めに出たのはホームの浦和でした。左サイドが使えるならばと、DFの槙野を上げてからの展開を狙ってきました。また、攻撃的MFのエベルトンもスルーパスにセンスを見せ、興梠に正確に通しますが興梠がこのシュートを外してしまいました。もっとも、それだけでは点を取れないと判断したオリベイラ監督は、FWの武藤を下げて新加入の汰木を投入してきます。

結果的にこの交代が失敗に終わったことが浦和の一つの敗因になりました。汰木といえばドリブルですが、汰木にどこからどのようにドリブルを見せて欲しいか、ベンチからの指示が不徹底だった印象は受けます。そのため、磐田DFは汰木の縦のコースを正確に切り、汰木は仕方なく横にドリブルして、結局横パスで終わりチャンスになりませんでした。

また、磐田は勝ち点6で17位という現状を考慮し、ある程度守りを意識した後半の試合運びでした。トップ下の山田大記も守備でタスクをこなし、攻撃は2トップのアダイウトンとロドリゲスに任せてきましたが、チャンスと見たら上がって来れる連動性は見せていました。66分にロドリゲスからのクロスにGK西川が触り、山田大記がシュートミスをして辛くも助かるピンチをしのぐと、さらにロドリゲス→上原→松本とパスが回り、松本のシュートを西川が止める決定的なピンチもありました。

浦和ベンチはMF長澤和輝を下げてマルティノスを投入してきます。マルティノスといえばスピードで、カウンター要員にすると力を発揮します。しかし、磐田もそれは理解しており、変なボールの失い方はせずに後半の終わりまできます。この試合が変わったのはそれからでした。急に磐田の戻りが遅れるようになり、浦和のカウンターが機能し始めます。

エベルトンのパスから、ボールを受けた山中は自分でシュートを打てるタイミングでしたが、興梠へのパスを選択しこれをGKカミンスキーに取られるという大きなミスがありました。それからも浦和はカウンターを何度か見せますが、みんなが攻めることばかりを考えていて、最低でも勝ち点1を得ておきたいと考えていた選手は一人もいなかった印象を受けます。

それが、最後の青木のバックパスのミスという最悪の結果につながりました。青木は中央にいたロドリゲスの位置を確認しないでバックパスを出しており、それをロドリゲスに取られて最悪の失点ということになります。勝ち点1もやむなしと考えていれば、クリアで良かった場面です。それが、最後のミスを生んだ伏線だったと思います。























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バルサ対リバプール後半

2019-05-05 17:24:32 | ワールドサッカー
0-1と1点ビハインドだったリバプールは、後半の頭から積極的に仕掛けてきました。リバプールの4-3-3は、アンカーのファビーニョを残しておけば、サイドMFの2枚と3トップの最大5枚で攻撃することが可能です。そのメリットを生かして、リバプールがバルサの守備陣を押し込む展開に持ち込むことができました。

もちろん、バルサはスピード型のスアレスと、技術なら世界一のメッシが前に残っており、カウンターから彼らに出れば決定機というリスクは覚悟してのリバプールの攻勢です。これに対し、バルサの出方は注目でしたが、今のバルサはネイマールやイニエスタのような攻撃で力を発揮する選手が去り、逆に攻守両面で効くチリ代表MFビダルが加入しています。

そのため、バルサのバルベルデ監督は、バルサらしくはないものの、自陣に2ラインを引いて守ってきました。この試合はホームアンドアウエーの初戦なので、1点リードでもある程度成果と見た慎重策です。これで、リバプールのMFが2ラインに挟み込まれて機能しなくなりました。もちろん、サラーのシュートを止めたGKテア・シュテーゲンの好守も効きました。

おそらく、リバプールは1点取れば、この前がかりの布陣を修正するゲームプランだったと思いますが、それをさせる前にバルサのカウンターが成功しました。これまで、ファビーニョが遅らせて左SBのロバートソンや、FWのマネまで参加して止めていたメッシのマークが、一瞬空いたチャンスがありました。メッシはゲームメーカーとしての能力もあり、フリーのスアレスに出して、スアレスのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをメッシが押し込んで、バルサに決定的な2点目が入ります。

3点目は戦術的な言い方では説明できないスーパープレーでした。メッシのFKは壁5枚の外側からカーブをかけて、ゴール上隅を正確に射貫くスピードのあるキックでした。これはGKアリソンもどうすることもできず、バルサは安全圏に入る大きなリードを得ることになります。

最後はリバプールがFWオリギを入れて4トップにする最後の攻勢をかけ、マネ、フィルミーノ、サラーと3連続シュートを打つチャンスもありましたが、バルサ守備陣が体でブロックして3-0でホームのバルサが勝利しました。ほぼ逆転は不可能な差をつけ、アウェイのアンフィールドでの戦い方を間違えなければ大丈夫でしょう。GWのワールドサッカー、楽しませてくれました。
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