スーパーラグビー(SR)のアウェイ戦、レッズ(豪州)対サンウルブズのビデオを見ていました。結果は32-26とサンウルブズの敗戦に終わりました。もっとも、映像を見る限りではこの負けは「自滅」と言えるものです。序盤、サンウルブズはヘイデン・パーカーの蹴るPGの安定感が光っており、リードする展開で前半途中まで進みます。この日は課題のマイボールラインアウトも、まずまずの獲得率でした。
一度はレッズがサンウルブズのSH茂野のミスを拾って独走されるトライという、痛いミスで逆転されていますが、ヘイデン・パーカーのキックパスにWTBファンデンヒーファーが走り込んでそのままグラウンディングしてトライという、ビッグプレーが出て再逆転しています。モールを押し込んでトライという形は得意でないサンウルブズの場合、こういう相手スペースをうまく突くことが必要です。
しかし、このゲームは一つの反則で崩れることになります。レッズがサンウルブズ陣内に押し込んだ時間に、WTBセミシ・マシレワがオフサイドポジションで手を使うという「二重の反則」をしてしまい、シンビンでサンウルブズは10分間一人少なくなります。それでも、その数的不利をサンウルブズは耐え、相手に点を許さずにマシレワが戻ってくることに成功します。問題はその後でした。
マシレワは、再度相手に「ハイタックル」という悪質な反則を取られ、二度のシンビンは退場ということになり、サンウルブズはそこから試合終了までの30分間一人少なくなることになりました。これで試合は崩れてしまいました。その後、SO田村優、No8ウォーレンボスアヤコと2人がシンビンとなり、一時12人というラグビーではありえないほどの数的不利になってしまいます。
これでは敗戦は必然でした。後半に3トライを喫したサンウルブズは逆転され、勝てる内容だった試合を落とすことになりました。ラグビーではシンビンはよくあることですが、2回目はあってはなりません。ラグビーW杯などの国際試合で、こういう自滅はあってはならないと、感じることになる痛い逆転負けでした。
一度はレッズがサンウルブズのSH茂野のミスを拾って独走されるトライという、痛いミスで逆転されていますが、ヘイデン・パーカーのキックパスにWTBファンデンヒーファーが走り込んでそのままグラウンディングしてトライという、ビッグプレーが出て再逆転しています。モールを押し込んでトライという形は得意でないサンウルブズの場合、こういう相手スペースをうまく突くことが必要です。
しかし、このゲームは一つの反則で崩れることになります。レッズがサンウルブズ陣内に押し込んだ時間に、WTBセミシ・マシレワがオフサイドポジションで手を使うという「二重の反則」をしてしまい、シンビンでサンウルブズは10分間一人少なくなります。それでも、その数的不利をサンウルブズは耐え、相手に点を許さずにマシレワが戻ってくることに成功します。問題はその後でした。
マシレワは、再度相手に「ハイタックル」という悪質な反則を取られ、二度のシンビンは退場ということになり、サンウルブズはそこから試合終了までの30分間一人少なくなることになりました。これで試合は崩れてしまいました。その後、SO田村優、No8ウォーレンボスアヤコと2人がシンビンとなり、一時12人というラグビーではありえないほどの数的不利になってしまいます。
これでは敗戦は必然でした。後半に3トライを喫したサンウルブズは逆転され、勝てる内容だった試合を落とすことになりました。ラグビーではシンビンはよくあることですが、2回目はあってはなりません。ラグビーW杯などの国際試合で、こういう自滅はあってはならないと、感じることになる痛い逆転負けでした。