今、W杯最終予選で、日本より上にいるオーストラリア(以下豪州)はどんなサッカーをやっているのだろうと思い立ち、木曜の夜中にNHK-BSで放送されていた豪州対バーレーン戦をビデオで見てみました。結論から言えば、決して楽な戦いをして3連勝しているわけではありません。
このバーレーン戦が大苦戦で、終始劣勢だった試合を最後のゴールで勝ち点3にしてしまった勝利だったからです。豪州といえば、ビドゥカら高さとパワーの選手とエマートン、キューエルら技術のある選手がバランス良く組み合わされた、アジアブロックでは屈指の強豪と誰もが思っているでしょう。
しかし、そのメンバーの中では、ビドゥカは長い負傷で離脱、エマートンも負傷、キューエルは出ていましたが全盛期の力はありません。日本が楢崎と中澤の離脱で大騒ぎになりましたが、それはどこのチームにも共通した悩みなのです。しかも、豪州はやっているサッカーが全然魅力がありません。
バーレーンがこの試合は絶好調で、FWのジェイシー・ジョンが再三の決定機を一つでも決めていれば勝てた試合ということもありますが、それにしても、単純に長身FWのケネディの頭狙いのサッカーしかできないというのは、アジアの強豪と呼ばれるチームにしては寂しい限りです。
ただ、豪州にとっては、今まで気候も同じ南半球の狭い範囲で、ベストメンバーを出さず格下相手に圧勝を繰り返していた楽なオセアニア予選から、ベストメンバーを出さないと勝てず、気候も食べ物も違う広いアジアの厳しい相手の予選に移ったばかりの最初の大会ということは、多少考慮するべきかなと思います。
そのため、日本対豪州は2/11の開催ですから、この時期豪州は夏で、日本は真冬になります。ただ、欧州組主体の豪州は気候に慣れる準備期間はとれませんが、欧州は日本より冬の寒さは厳しいですから、そんなに気候によるコンディションの低下はなさそうです。ただ、バーレーン戦で発覚した左SBの弱さは、当然日本の関係者もスカウティングしているでしょう。
同じ欧州スタイルでも、ベストコンディションでベストメンバーが揃えば、サイド攻撃もある豪州は、SBがほとんど上がらないウズベキスタンとは比べ物にならない強さはあります。ただ、バーレーン戦の苦戦を見ると、選手層は思ったほど厚くなく、そこに付け入る隙があるのではと思います。
このバーレーン戦が大苦戦で、終始劣勢だった試合を最後のゴールで勝ち点3にしてしまった勝利だったからです。豪州といえば、ビドゥカら高さとパワーの選手とエマートン、キューエルら技術のある選手がバランス良く組み合わされた、アジアブロックでは屈指の強豪と誰もが思っているでしょう。
しかし、そのメンバーの中では、ビドゥカは長い負傷で離脱、エマートンも負傷、キューエルは出ていましたが全盛期の力はありません。日本が楢崎と中澤の離脱で大騒ぎになりましたが、それはどこのチームにも共通した悩みなのです。しかも、豪州はやっているサッカーが全然魅力がありません。
バーレーンがこの試合は絶好調で、FWのジェイシー・ジョンが再三の決定機を一つでも決めていれば勝てた試合ということもありますが、それにしても、単純に長身FWのケネディの頭狙いのサッカーしかできないというのは、アジアの強豪と呼ばれるチームにしては寂しい限りです。
ただ、豪州にとっては、今まで気候も同じ南半球の狭い範囲で、ベストメンバーを出さず格下相手に圧勝を繰り返していた楽なオセアニア予選から、ベストメンバーを出さないと勝てず、気候も食べ物も違う広いアジアの厳しい相手の予選に移ったばかりの最初の大会ということは、多少考慮するべきかなと思います。
そのため、日本対豪州は2/11の開催ですから、この時期豪州は夏で、日本は真冬になります。ただ、欧州組主体の豪州は気候に慣れる準備期間はとれませんが、欧州は日本より冬の寒さは厳しいですから、そんなに気候によるコンディションの低下はなさそうです。ただ、バーレーン戦で発覚した左SBの弱さは、当然日本の関係者もスカウティングしているでしょう。
同じ欧州スタイルでも、ベストコンディションでベストメンバーが揃えば、サイド攻撃もある豪州は、SBがほとんど上がらないウズベキスタンとは比べ物にならない強さはあります。ただ、バーレーン戦の苦戦を見ると、選手層は思ったほど厚くなく、そこに付け入る隙があるのではと思います。