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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

勝てばいいとはいえ…(11/3浦和対愛媛)

2008-11-03 17:34:32 | 浦和レッズ
確かに、闘莉王が言う通り、天皇杯は勝つことが何よりも大事で、そうすれば次につながるものです。しかし、この日のブーイングはあまりにも悪い試合内容と、クラブ側の補強のまずさに対する不満が噴出したと思います。

テレビ中継がなかったので、スタジアムに行かなかった方は結果を知らないかもしれないので、書きますと、延長前半5分のポンテのPKで1-0の勝利です。もちろん、格下のJ2愛媛相手のこの結果そのものも問題ですが、もっと問題なのは決定力不足があまりにも重症ということです。

試合の入り方も問題でした。ダブルボランチの啓太、細貝のところでプレスがかからず、相手右MFの横谷やボランチの青野に何本かミドルを浴びています。最初の時点ではいいサッカーをしていたのは愛媛の方でしょう。しかし、突然好調になることがある、山田が自在にドリブルで切れ込んで支配率を上げたことで展開を変えました。

これで、サイドを使う浦和らしさが出てきて、右の山田、左の平川からクロスが上がってくるようになりました。しかし、この日はエジミウソンがひどい不調でした。確かに、ポストに入る動きは多少はできていましたが、シュートコースを作る動きもあまりできず、後半にCKがこぼれてきた絶好機も外しています。

そのため、後半になぜかエジミウソンでなく田中達也を下げた交代には、スタンドから多くの疑問の声が漏れました。実際、田中達也は起点にはなれていたからですが、以前エンゲルス監督が「達也は90分もたない」というようなことを言っていたので、無理をさせたくないという温情が生んだ交代なのでしょう。仕方ないとそのときは諦めました。

しかし、達也に代わって入ったエスクデロが、シュートを打つ思い切りに欠け、シュートを打てそうな場面でもパスを選択してしまいました。結局、試合は延長に入り、幸運なPKの判定に救われての辛勝に終わりました。この内容では不満に思う気持ちはわかります。

このブーイングに闘莉王が切れて、一触即発になりそうな場面があったのですが、選手は一生懸命やっていると思います。ただ、合わないと知りつつエジミウソンと高原を並べることがあったりするエンゲルス采配が、どういう狙いでどういう起用をしているかがサポーターに見えにくいのがあると思います。また、そういう選手を補強したフロントにも責任を問いたいのでしょう。そんな意図があるブーイングだったと思います。
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