こばとの独り言

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「お嬢様は素直になれない」 あらすじ・感想その1 近衛立花編

2017年06月24日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

2017年6月発売タイトル第1弾は、ensembleの「お嬢様は素直になれない」でした(*'∇')

店舗特典&予約特典はこちら~。

立花ちゃんです。今作はサブキャラに好みな子が揃ってますが、メインヒロインだったら断然立花ちゃんです!
っていうか、立花ちゃんしかいない(爆)

お嬢様は素直になれない 概要・設定等
ガードを仕事としている一家で育った主人公・近衛総一が、日本有数の財閥の娘・緋神久遠を護衛するために、彼女が通う嶺峰学園に転入し、そこで久遠を影でガードしながら学園生活を送るという恋愛ADV。
嶺峰学園は現在は共学ですが、元々女子校のため、男女比率は1:9と圧倒的に女子の比率が高く、男子用の設備は別棟に建てられており、男子からするとやや不便な環境下にあります。寮も充実していて女子寮と男子寮に分かれていますが、全寮制というわけではなく、通学生の割合の方が多いです。又、元々あった女子寮は学園内の敷地内にありますが、男子寮は共学化に伴い学外に建てられました。ただ、現在は男子寮に入寮している生徒が居なかったため、一部の教職員に社宅扱いで部屋を貸しています。総一の母親である馨もこの男子寮で暮らしています。
嶺峰学園が女子校だった頃に「シュベスタ」という慣習があり、簡単に言えばパートナーのことですが、つまりはいつも一緒にいることを誓い合った特に親しい学友のことを言います。共学化に伴い廃れてしまった制度ですが、今回、久遠が学園祭で取り上げて復活させようと、転校生の総一を「シュベスタ」にすることで大々的に宣伝しました。その目的は学生数を増やし、年々減少している学生数に歯止めをかけるため。今の嶺峰学園は経営的には厳しいものになっており、共学化も生徒数を増やすためでしたが、その効果もなく今では男子の入学希望者がほとんどおらず、女子生徒の数も減っています。現在の学園の財政面に関しては実質緋神家の財源で賄われている部分が多くなってしまっています。そんな状況を少しでも改善しようと久遠なりに考えたのが「シュベスタ」でした。
最初からこのシュベスタという制度があったわけではありませんが、嶺峰学園には元々上級生が下級生を指導するプログラムがあり、それがシュベスタの前身と言われています。ある年の学園祭で誰もが憧れる一組のペアに“ベスト・シュベスタ”という愛称が贈られたことが「シュベスタ」制度の始まりでした。その翌年の学園祭からはそれが恒例となり、やがて後輩指導制度のペアに限らず仲の良い学生や親友同士のことを全てひっくるめて「シュベスタ」と呼ぶようになりました。そして、「シュベスタ」という呼称が定着すると、今度は「誰かとシュベスタになること」自体が意味を持ち始め、仲が良いから「シュベスタ」になるのではなく、「シュベスタ」をキッカケとして親睦を深めるようになります。その頃に“お試し期間”というものが生まれ、正式に「シュベスタ」の誓いを交わす前にお試し期間で相性を確かめるようになりました。そして、正式にシュベスタとなった暁には、その証として嶺峰学園の生徒の証でもあるペンダントを交換する決まりとなりました。
主人公の近衛総一を含め、近衛家の人間は全員要人を護衛する「ガード」の仕事をしていますが、これは人間専門の用心棒のことであり、金品や施設などの警備は対象外。今回、主人公は母親の補佐として、嶺峰学園2年生の緋神久遠を護衛することになりますが、今回の仕事は特殊であり、従来の信頼関係を築いた上で護衛するというものではなく、自分がガードであることは護衛対象だけでなくその周囲の人間全てに知られないようにしなければなりません(当然、護衛対象の安全が第一ですが)。そして、ひょんなことから、総一が久遠のシュベスタに選ばれ、計らずも護衛対象と一緒にいられることになりますが・・・。
攻略情報としては、最初に久遠ルートへの分岐があり、それ以外の4人は久遠を選ばなかった場合に4人の中から1人を選ぶこととなります。又、EXTRAではクリアしたヒロインのアフターストーリーも見られます。

お嬢様は素直になれない 共通ルート あらすじ
第1話「それぞれの出会い」
母親の近衛薫の仕事を補佐するため、嶺峰学園に転入することになった総一。その仕事とは日本有数の財閥の娘である緋神久遠の護衛でした。妹の立花が作った朝食を食べた後、学園へと向かいますが、登校途中に周囲の状況を確認しようとあちこち歩き回り、公園に着いたところで子犬を追いかけていた少女と出会います。犬が捕まらないという少女に大声をあげると驚くとアドバイスしますが、少女は再び声をあげながら子犬を追いかけ始めます。その時、少女がハンカチを落としたため、総一は彼女の後を追いかけ彼女にハンカチを渡し、改めて話を聞くと、少女が30分も子犬と追いかけっこしていると聞いたため、総一は手伝ってあげることにします。そして、子犬をようやく捕まえることに成功しましたが、学園長と会う約束の時間まで残り少なくなってしまったため、子犬を少女に預けて学園へ全力で走っていくことにしたのでした。
その後、学園に着いた総一は早速学園長の緋神瑠衣と面会をし、今回の護衛について説明を受けます。今回の依頼人は学園の理事長でもある瑠衣と久遠の母親で、事の始まりは3ヶ月ほど前でした。瑠衣が不審者につきまとわれる被害に遭い、その時は目立った被害はありませんでしたが、犯人は未だに見つかっていませんでした。そこで娘たちを心配した理事長は、瑠衣と久遠にガードを付けることを決め、かつて自分を護衛したことがある薫に仕事を依頼しました。しかし、妹の久遠はこれ以上ガードを付けることに反対します。その理由は既に1人ガードがついていたからでした。それでも理事長は久遠にもガードを・・・ガードとしての技量を高く評価している薫をつけておきたいと考えます。そこで薫に表向き教員としれ嶺峰学園に赴任してもらい、久遠には知られないようにこっそり瑠衣と久遠のガードをしてもらいました。でも、素性と事情を隠したまま学園長の瑠衣と学生の久遠という立場の違う2人の護衛を同時に行うことは難しいことから、薫は自分の娘・立花を補佐につけることを提案しますが、一足違いで立花は既に新しい依頼を引き受けてしまったため、総一に仕事が回ってきたのです。久遠に秘密にしているのは、反対していたのに勝手にガードをもう1人つけてしまったことを知られたとき、身内不信になられては困るからでした。
一通り説明を聞いた後、久遠と会う予定でしたが、生憎久遠はまだ学園に来ていなかったため、代わりに学生会長の柊木恵梨香を紹介されます。瑠衣は恵梨香の紹介が終わると、彼女に総一を案内してほしいと頼み、あとは彼女に聞いてほしいと総一に言います。学園長室を出た2人は、恵梨香の案内で校舎内を回りますが、途中で学生会副会長の支倉若葉と会い、彼女が持っていた資料を一緒に学生会室まで運ぶことにします。その後、2人と学生会室で別れた総一は、寮に向かいますが、途中で見覚えのない女子生徒に呼び止められます。すると、彼女から自転車が直せるか聞かれたため、見て見ないと分からないと答えます。その後、彼女の案内で自転車置き場に行くと、女子生徒が1人待っていて、どうやらその子の自転車が動かなくなったようでした。自転車はチェーンが外れていただけのため、応急的に直します。自転車の子はそのまま帰り、総一に声をかけてきた女子生徒は神宮寺美紅と名乗り、お礼に女子寮のラウンジでお茶を御馳走すると誘ってきますが、総一は用事があるからと断ります。すると、美紅は総一の顔をまじまじと見つめた後、総一のことをちゃんと覚えたから今度時間があったら改めてお礼させてと言って帰って行くのでした。
その日の夜、女子寮では恵梨香、美紅、久遠、そして久遠のガードである壬生なつきの4人で見知らぬ男子学生のことで盛り上がっていました。そこへ瑠衣がやってきて、転校生の名前を言うと、全員が同じ男子学生と会っていたことを知り、特に久遠は驚きます。翌日、1人で学園に登校した総一は、途中で若葉と会ったため、一緒に登校すると道の真ん中に人だかりが出来ていました。気になった2人はそこへ向かうと、人だかりの中央に1人の女の子が立っていました。女の子は総一の姿を見つけると待っていたと声をかけてきて、緋神久遠と名乗り、“これからそなたは私の「シュベスタ」だ!”と言い、総一を教室へと引っ張って行くのでした。
昼休み、学生会室に集まって「シュベスタ」についてとその目的を聞いた総一。生徒数の激減により学園が無くなるかもしれない、そう聞いて驚き、久遠がそれを何とかしようと考えたのが女子校時代の嶺峰学園にあった学園祭の一大イベント「シュベスタ」の復活だと聞き、概ね納得します。しかし、1点だけ疑問がありました。それは何故自分を「シュベスタ」の相手に選んだのか?ということでした。久遠は「シュベスタ」の復活を提案したものの、それがどんなものか分からない今の生徒には賛成も反対も出来ないことから、周囲の反応は芳しくありませんでした。そこで学園のことを何も知らない転校生である総一が自分とシュベスタとなり受け入れてくれれば、それは他の学生たちへのアピールになるからと考えました。そのために校舎の前という目立つ場所で総一にシュベスタを宣言したのです。それを聞いた総一は自分が選ばれた理由にも納得しますが、だからこそ簡単には決断できないと答えを保留します。まだ出会ったばかりの相手をシュベスタに選んでいいのか迷っていたから。すると、横で話を聞いていた恵梨香がお試しでやってみてはどうでしょうと提案します。数週間試してみて、納得したら正式にシュベスタになればいいと。
そもそも、シュベスタが廃れてしまったのは、単に共学化したからではなく、学園祭で最も盛り上がるシュベスタ制度を女子たちの間でのみで行おうとしたため、当時共学化に躍起になっていた学園側がシュベスタは男子を排斥するイベントだと判断し自粛を促したから。そこで久遠はまったく同じ制度を復活させるだけではまた同じ結末を招くと考え、同性ではなく異性である総一をシュベスタにしようと考えました。そうすれば女子だけのイベントではなくなるから。又、誰も知らないのなら先入観なくシュベスタを見ることが出来るということもあり、久遠は総一を選んだのでした。そこまで聞いた総一は、久遠が思いのほかしっかり考えていることに感心し、久遠のシュベスタの申し込みをお試し期間として引き受けることにしたのでした。
放課後、久遠が瑠衣のところへ行っている間、教室でなつきと待つことになった総一。久遠のガードであるなつきからは出会った当初から警戒されてたため、その警戒を解かせるために久遠をネタにしますが、なつきが自己紹介でガードと紹介して総一が驚かなかったことについて不審に思われたため、総一は慌てて話題を切り替えようと幼馴染でガードになりたいと言っていた子がいると咄嗟に言います。すると、なつきは総一をじっと見つめ「そうちゃん」と呼び、いきなり服を脱いで肩にあるハート型の痣を見せます。総一はその痣に見覚えがあり、お互い幼馴染であったことに気付くのでした。
第2話「ダンスがうまく踊れない」
久遠とシュベスタになったことで周囲に注目されるようになった総一。久遠の目立った行動により、シュベスタ自体はある程度周知されたものの、その情報は女子校時代のものであるため、新しいシュベスタについての広報をどのようにするか、放課後に学生会室で話し合うことにします。そして、放課後、どういった広報をするか皆で話し合いますが、その結果、実際にシュベスタの経験者である瑠衣にインタビューし、それも含めたプロモーションビデオを放送するという方向で固まります。その出演者について決まっていませんでしたが、そのとき丁度学生会室に競技ダンス部の部長がやってきて、“競技ダンス”のことを知らない総一がどういったものなのか恵梨香に質問すると、恵梨香は男女ペアで行うダンスの技術を競う競技と答え、それを聞いていた久遠はプロモーションビデオに競技ダンスを使おうと提案。その後、早速競技ダンス部の練習場所へ行き、唯一ペアとなっている男女にプロモーションビデオの撮影をお願いし、その2人は了承しますが、その撮影中にバランスを崩して転倒、男子の方が怪我をしてしまい、撮影は中断されてしまいます。翌日、怪我をした男子の方から怪我の影響から撮影を辞退する旨と、その代わりにコーチをするから総一と久遠の2人で踊ってみないかと提案されますが、久遠は運動神経は良いもののダンスだけはどうしても苦手だったため、なつきに代役をお願いします。
総一はガードの仕事上最低限のことは出来るようにと習ったことがあり、なつきも持前のセンスで2人の個別練習は順調に進みましたが、いざ2人で踊ってみると、なつきが突っ走ってしまったため、呼吸が合わずちゃんと踊ることが出来ませんでした。総一は練習が終わるとなつきの問題点を指摘しますが、なつきはそれを認めず、2人は少々ギクシャクしてしまいます。その日の夜、冷静になった総一は、なつきにきつい言葉を言ってしまったと反省し、翌日、少しでも良くなるよう早朝練習をするため、中庭に向かうとそこには先に練習に来ていたなつきの姿がありました。そこで昨日のことをお互いに謝った2人は、曲に合わせて踊ってみますが、昨日とは打って変わってすんなり最後まで踊りきれてしまい、拍子抜けします。そして、昼休みにも練習を重ね、放課後の撮影本番を見事成功させます。その後、学生会室で休憩を兼ねて先ほど撮影していたビデオを見ていた総一となつきは、瑠衣にインタビューをしている久遠を迎えに行くことにしますが、その途中でダンスの指導をしてくれた昨日のペア2人がやってきて、総一たちのダンスを見て感動したと言って、2人がシュベスタになったことを報告してきます。それを聞いた総一となつきは喜び、プロモーションビデオが完成する前に新しいシュベスタが誕生したことを久遠に報告に行くのでした。
プロモーションビデオが完成し、公開されると、瞬く間にシュベスタのことが知れ渡ると同時にダンスを踊った2人もすっかり注目の的となっていました。そして、シュベスタも増えていきましたが・・・。
第3話「先輩に教えてもらいたい」
プロモーションビデオのことで女子たちに質問攻めにあった総一は、昼休みに逃げるように中庭に来てそこで昼食を食べます。そこへ美紅がやってきて、今回のプロモのことで久遠ではなくなつきと踊ったことについて質問をされたため、久遠がダンスが苦手ということを上手く伏せ、経緯を説明します。すると、美紅はお試し期間が終わった後はどうするの?と再び質問してきたため、総一がまだ決まっていないと答えると、美紅はならあたしにも総一くんのシュベスタになれるかもしれないのねと言います。それを聞いた総一が驚くと、美紅は不意に笑って困らせたことを謝り、あまり気にしないでと言って去って行くのでした。
翌日、シュベスタが順調に増えている背景に、彼女たちにアドバイスをしている人がいるという噂があることを久遠たちが話していたため、総一は何となく美紅の顔が思い浮かび、昼休みに中庭で美紅とあったときに聞いてみると、本人もあっさり認めます。久遠は美紅が噂の人物だと知ると納得し、彼女に協力してもらいたいことがあると言います。それはシュベスタがより多く誕生するための促進活動を手伝ってほしいというものでした。しかし、その話を美紅にすると、彼女は意外にも断ります。驚く久遠たちに対し、美紅は断った理由を話します。自分がしてきたことは背中を押しただけであり、今回の依頼は手を弾いて導く勧誘のようなもの、そういうものは自分自身が体感することで初めて効果を発揮するものであり、自分は誰ともシュベスタになっていないからそれは出来ないということでした。
美紅が去った後、久遠は彼女の言い分に納得し、自分は焦っていたのかもしれないと反省しますが、それでも彼女の言葉を聞いてますます協力してほしくなったと言います。放課後、総一は真っ直ぐ寮には帰らず、学園内に残っている美紅の元へ行くと、彼女は1人の女子生徒の相談に乗っていました。それが終わった後、美紅に昼休みの話について再度お願いをします。美紅はそのお願いが他人に頼まれたからではなく総一自身によるものだと分かると、今度は総一が久遠のシュベスタになった理由を聞きます。総一は久遠の話を聞いて彼女が本気で困っているのだと知り、放っておけなくなったからと答えます。すると、美紅は自分たちが出会ったのも、後輩の子の自転車が壊れて困ってたからだったことを思い出し、あたしたち似た物同士だねと言って笑います。とはいえ、久遠の依頼を受けることはしませんでしたが、休日予定が空いていたら連絡が欲しいと言って総一と連絡先を交換すると、総一からの返事を聞かずに去っていくのでした。
休日、美紅と会うことにした総一は待ち合わせ場所で彼女と会いますが、美紅の用件は、先日相談に乗った女子がシュベスタを申し込んだ男子とデートすることになったから、それを一緒に見守ってほしいというものでした。そして、時折来る相談のメールに2人で考えて答えつつ、尾行を続け無事デートの終了まで見届けます。美紅は尾行が終わって総一にお礼をした後、総一のことを不思議な子と評し、総一に興味が出たから久遠からの依頼を引き受けることにすると言います。美紅が依頼を断ったのはシュベスタがいないからと答えていたため、総一は驚き、その理由を聞きます。すると、美紅は今日1日総一と一緒いたことで、誰かと一緒に何かをするのはとても素敵なことで、皆にもこの気持ちを体感してほしいと感じたからと答えます。そのことで自分に出来ることがあって求められているのならばそれに応えたいと。こうして、美紅はシュベスタになりたいと考えている子やシュベスタになった後にトラブルが起こった子たちの相談窓口になることにしたのでした。
美紅が協力を申し出てますますシュベスタの広報活動が活発になると喜ぶ総一たち。その日は美紅のことで会議は終わりますが、帰り際に総一は視線を感じます。不審に思ったものの、ひとまず寮に戻ると自分の部屋の鍵が開けられていたため、気配を殺して部屋に入ると、そこには何故か他の仕事に行っているはずの立花の姿があり、総一が帰って来たことに気付いた立花は、仕事を早めに終わらせてきたから明日から私が母さんの補佐として久遠さんのガードをすると言い、総一を驚かせるのでした。
第4話「妹は心配したい」
翌日、立花を連れて学園に登校した総一は再び注目を浴びてしまいます。その後、学園長室で瑠衣や薫から経緯を聞きますが、立花から仕事は私が引き受けるから総一には家に戻って元の学校に戻ってほしいと言われたため、久遠とのシュベスタのこともあることから総一はそれは困ると断ります。立花は仕事も総一の世話も自分がやるつもりだったため、何としても総一を帰らせようとしますが、そこへ薫が立花に仕事を引き継がせるが総一を外すとは一言も言ってない、それとも仕事よりも総一の面倒を見る事が本命なのかと言って立花を黙らせ、立花が来たことで既に学園に馴染んでいる総一がいなくなったとしたら、妙な噂が立ってガードの仕事をする上ではマイナスにしかならないと言って納得させます。こうして、総一は学園に残り、立花と2人で薫の補佐をすることになったのでした。
昼休み、総一は久遠たちに紹介するために立花を皆のところへ連れて行きますが、立花は最初こそなつきとの再会に喜んでいたものの、兄が予想以上に女子たちに慕われていることを知り、その嫉妬心から拗ねてしまったため、すぐに退席してしまいます。立花は折角兄が紹介してくれたのに子どもみたいな行動を取ってしまったことについて自己嫌悪に陥り落ち込みますが、部屋に入ってきた薫と少し話をすることで気を取り直し、夜に兄の部屋に突入してアプローチをかけてみるも、あっさりと流されてしまいます。翌日の昼休み、立花は総一に作ってきた弁当を渡しますが、そこでも素直になれず、総一の誘いを断って1人で弁当を食べようと中庭に行きますが、そこで美紅に声をかけられ、少し話をします。すると、美紅からあるお願いをされますが・・・。
放課後、総一は弁当箱を返しに立花の教室に行きますが、立花のクラスメイトから、立花は美紅と一緒に帰ったと聞き、不思議に思います。その後、学生会室でそのことを話すると、久遠たちも不思議がったため、立花に電話してみます。すると、立花は美紅と一緒に女子寮にいるようで、後ろから美紅の「助けて」という声が聞こえ、立花は電話を切ってしまいます。電話の内容を久遠たちに報告すると、事件の香りがすると言い出し、女子寮へ突入することに。女子寮に着くと、ラウンジには美紅以外にも人が集まっており、全員がエプロンを着用していました。そこで美紅から話を聞くと、元々は美紅が受けたシュベスタの相手にお菓子を贈りたいという相談を受けたことから始まり、お菓子作りも得意という立花が依頼を引き受けたところ、話が広まって大人数のお菓子作り教室になってしまった・・・ということでした。その後、久遠たちもお菓子作りに加わったため、総一は皆がお菓子作りをしているところを見学していましたが、美紅から誰が作ったか当ててほしいと言われ、目隠しをされます。総一は目隠しされた状態で立花たちが作ったクッキーを食べさせられますが、誰がどのクッキーを作ったかまったく分からないまま最後の人を迎えます。しかし、最後のクッキーだけは自分がよく知っている味だったため、立花だと分かりそう答えると、見事に正解し、立花も含め周囲の人たちは驚きます。そして、立花が明日にも寮生になると知ると、皆揃ってまたお菓子作りを教えてほしいと立花の元に集まります。こうして、立花は無事嶺峰学園の生徒たちに受け入れられたのでした。
第5話「ふたりきりは間がもたない」
立花が寮に移ってから数日後、立花と一緒に登校していると、口論をしている女子2人を見かけたため、総一が仲裁しようと駆け寄ります。しかし、それよりも早く恵梨香が駆けつけて、問題を解決します。
放課後、学園祭のメイン企画をシュベスタに絡めたものにしようと皆で話し合いますが、そのとき美紅が大きな欠伸をしたため、理由を聞くと、シュベスタに関する相談事・・・特にシュベスタになった後の相談が増えてしまい、寝不足気味とのことでした。総一はそれなら自分も相談役になると言いますが、「ミイラ取りがミイラになる」と女子全員一致で却下されてしまい断念。結局、恵梨香の案で学生会室に目安箱を設置して、学生会でも美紅のフォローをするということになりました。
学生会でもシュベスタについての相談を受け付けると、恵梨香にも相談する人が多くやってきます。その中で、ある女子生徒から、男子からシュベスタの申し込みを受けて今はお試し期間中になっているけど、その男子の幼馴染が自分の友人で、その友人と最近ギクシャクしてしまっているという相談を受けます。恵梨香は総一、久遠、なつきの関係が似ていると思い、その3人を思い浮かべますが特にギクシャクしているような関係には見えなかったため、男子とシュベスタになる前のようにあまり意識しないほうが良いと言いますが、その女子からはそれが上手くできないと返されてしまい、結局少し考えるから待ってほしいと保留することにしました。その日の夜、そのことを若葉に相談すると、若葉は男の子とシュベスタになってみれば分かるかもとアドバイスし、その翌日、総一に恵梨香のシュベスタになってほしいとお願いします。そして、久遠の許可を貰ったため、1日だけ恵梨香とシュベスタになりますが・・・。
翌日、1日シュベスタとなった2人は授業以外の時間一緒にいるようにしますが、放課後も皆に気を遣われてか、学生会室で資料整理をしながら2人きりで過ごします。まとめた資料を元の資料室に運びますが、そこの部屋は普段は南京錠で閉められており、その鍵を持っている恵梨香は南京錠を開けて中に入りますが、資料室で持ってきた書類を元の場所に戻してると、誰かが鍵をかけてしまいます。そのときになって初めて恵梨香は鍵と南京錠を持って入る決まりがあったことを思い出しますが、もはや後の祭りでした。総一は薫を含め知り合い全員に電話をかけてみますが、1人も連絡が取れなかったため、窓の外へ向けて助けを呼びます。そして、誰かが来てくれることに期待して待つことにしますが、恵梨香はこんな状況でも慌てない総一を見て感心します。救助を待っている間、総一は恵梨香が受けている相談についてアドバイスします。いつも通りに過ごすのが1番だけど、それが出来ないなら、新しい“いつも通り”を探すしかないと。すると、恵梨香は相談してきた子に応えてあげることが出来そうとお礼を言います。その後、いつまで経っても助けがこないことから、総一は恵梨香から鍵を受けとり窓から近くの樹へ飛び移り、下へ降りた後資料室に戻って鍵を開けます。しかし、驚いて腰が抜けていた恵梨香は無茶なことをした総一に対して少し怒っていました。総一は腰が抜けて立てなくなった恵梨香をお姫様抱っこで学生会室へ運びますが、先ほどまで怒っていた恵梨香は少し機嫌が治っていました。その翌日、恵梨香は総一に相談が上手くいったことを報告。ほとんど総一の受け売りになってしまったと。そして、これからも宜しくと握手をすると、その瞬間を若葉に見られて冷やかされてしまうのでした。
第6話「あらためてお礼がしたい」
ストーカー被害に遭ってからというもの外出を極力控えていた瑠衣ですが、嶺峰学園の卒業生が所属している交響楽団のコンサートに招待されたからそれに行きたいと言ったため、久遠は止めようとしますが、瑠衣はどうしても行きたいからと久遠となつきを同席させることを提案すると、久遠も了承し、それだけじゃなくまだ席が空いているなら誘いたい相手がいると言います。その相手とは総一でした。翌日、総一は久遠からその話を聞き、護衛も同時に出来る都合もあり、快くOKします。その後、報告がてら学園長室で瑠衣や薫と話をしますが、久遠たちに不審がられるから薫は同行できないと聞きます。当日は、総一だけで瑠衣を護衛し、薫と立花が少し離れた場所から警戒にあたることになりますが、他にも色々と薫からアドバイスをされます。それから数日間、最近鍛錬をあまりしていなかったことからトレーニングに励み、いよいよ当日を迎えますが・・・。
何事もなくコンサートが終わり、久遠がなつきとトイレに行っている間、総一は瑠衣と一緒に外で待つことにしますが、そのとき瑠衣の知り合いである女の子・天代雪那を見つけたため、瑠衣は彼女に声をかけます。そして、2人が談笑していると、見知らぬ男性2人組が声をかけてきたため、総一は両者の間に割って入り、総一と男2人組が口論していると、久遠となつきがやってきたため、2人組は立ち去ります。その後、薫から瑠衣に連絡が入ったため、瑠衣がその電話に出ている間、雪那を交えて4人で談笑していると、電話を終えた瑠衣が戻ってきて総一と腕を組んだことから、久遠となつきは驚きます。薫からの指示で総一と恋人同士のように振舞った方が良いとアドバイスされたようでした。しかし、それを良しとしない久遠がなつきに瑠衣のガードをするよう命じ、一歩も引かなかったため、瑠衣は総一を諦め久遠に譲り、代わりになつきをガードに付けて楽団の関係者のところへ挨拶しに行くことにします。
2人きりで家に帰ることになった久遠と総一。先ほどの瑠衣との一見で久遠がすっかり不機嫌になってしまっていましたが、そうなってしまった理由が彼女自身にも分かっていませんでした。そこへ薫から電話がかかってきて、総一たちが見張られていることを話します。薫は狙われているのは瑠衣か雪那のどちらかだろうと判断し、瑠衣に久遠たちと別行動を取るように指示しましたが、薫の読みは外れ、瑠衣たちに尾行や監視を受けている形跡はなく、本当に狙われていたのは久遠のようでした。薫は総一に相手の出方を見るために久遠を連れてしばらく駅前を歩き回ってほしいと指示をし、総一は電話を終えると久遠にしばらくこの辺を歩こうと誘います。すると、久遠は今はなつきがいないから総一が臨時のガードだと言ったため、総一はそれを快く引き受けることにします。その後、2人で近くのショッピングモールを歩き回り、久遠が食べたいと言ったラーメンを食べますが、お店を出ると薫からのメールで人の少ないところへ行けと指示が出たため、久遠を公園に連れていきます。その公園は2人が出会った場所でもありました。
2人が出会ったときの話で盛り上がっていると、当時久遠が追いかけていた子犬とその飼い主の女の子が丁度やってきたため、一緒に散歩しながら話をします。そして、女の子と別れると薫から電話がかかってきて、尾行していた男の身柄を抑えたと聞いたため、総一は安堵して久遠を家まで送ります。そして、久遠の家に着くと、久遠に誘われ彼女の家に入りますが、先ほど犬にじゃれつかれ汚れてしまっていたため、久遠に言われてお風呂に入ることにしますが、風呂に入ると、今までお世話になった感謝の気持ちを示したいと言ってお風呂に入ってきて、総一は驚きます。そして、この日でシュベスタのお試し期間が終わることから、久遠にシュベスタにしたい相手はいるか?と聞かれますが・・・。

・・・と、いうわけで、1人目は近衛立花ちゃんです~(*'∇')

近衛立花 キャラクター紹介
総一の1つ年下の義妹。総一のことを「お兄様」と呼び慕っているが、ちょっとその度合が行き過ぎているブラコン妹。総一に対して積極的にアプローチをかけているが、まったく相手にされず流されてしまい、すぐ拗ねてしまうせいか、なかなか自分の気持ちを素直に伝えられないでいる。
近衛家の台所を預かっているため、家事全般が得意。学業に関しては、既に海外の学校において飛び級で卒業しており、若くしてガード1本で働き実績を積んでいる。ガードとしては両親譲りの素質もあるが、それだけではなく自己研鑽を重ねる努力家でもあり、非常に優秀。しかし、ガードとしての能力は兄より優秀でも、人付き合いが少々苦手であり、護衛対象に内緒でガードするといった仕事にはあまり向いていない(ある程度は護衛対象と親しくしなくては怪しまれるため)。その点は社交性のある兄の方が優れている。
海外のスクールで生活していたせいか、日本の学校独自の文化である制服や学園祭に憧れており、1度は経験してみたいと思っている。それと、兄と一緒の学園に通うことにも憧れていたが、先約のあった仕事も終えた後、兄の仕事を引き継いで、兄も学園に残ったことから、彼女の夢はようやく叶うこととなった。

近衛立花編 あらすじ
久遠にシュベスタの相手と聞かれ、すぐに答えられなかった総一は、寮に帰ってから改めて誰の事が気になっているか考えますが、思い浮かんだのは立花でした。翌日、不審者の一件について薫から報告を受けた総一。話は単純で、瑠衣は以前お見合いを断ったことがあり、その相手がその理由を知りたくて探偵を雇ったところ、その探偵の質が悪かったため、瑠衣に気付かれてしまいました(これがストーカー事件の真相)。そこで元お見合い相手は別の探偵を雇いましたが、その探偵が優秀で上手く瑠衣の身辺を調査し(最近の不審者情報は全てこの探偵の仕業)、瑠衣が久しぶりに外出するという情報を得たため尾行を開始。すると、久遠となつきだけではなく情報が一切なかった男の総一が傍にいたため、総一が瑠衣の恋人なのではないかと勘違いし、総一の尾行を始めます。つまり、男は久遠を狙っていたわけではなく、総一の尾行をしていただけでした。総一はそれを聞いて脱力するも、瑠衣たちに声をかけてきた男たちについては不明のままだったため、引き続き薫は瑠衣の身辺警護を続けていくこととなりましたが、総一にはしばらくは学園生活を楽しんでもらいたいと言って久遠の警戒を解くのでした。
それからしばらく経ち、実家に着替えを取りに戻って立花の荷物も一緒に取りに行った総一は、その荷物を妹に渡すため、女子寮に行きます。その後、学園内を散策していると、若葉と恵梨香に会い、彼女たちから近衛兄妹は目立つという話を聞いたことから、2人は今後自分たちがガードであることを知られてしまうのを防ぐというカモフラージュのために、シュベスタになるのでした。
2人がシュベスタになったことはすぐ知れ渡って、立花も学生会に参加することになりましたが、学園祭の打ち合わせをした後、休憩中に嶺峰学園の制服が“上月遥流”のデザインであると知った立花は驚きます。どうやら、以前仕事で知り合ったようで、その人からモデルになってみないかと誘われていました。そして、その後、その上月遥流が学園に来ていたため、立花は驚き、2人は久しぶりの再会を喜び合いますが・・・。
上月遥流が男性に見えたことから、自分以外の男性と仲良く話す立花を見て、複雑な気持ちになった総一。その後も上月遥流は学園を訪れ、瑠衣が不在のとき久遠と会った遥流は、学園祭で新たに取り入れるイベントについて久遠たちから相談を受け、ファッションショーを提案します。皆はその意見に賛成し、デザインは遥流が、実際に服を作るのは学園の生徒が行うことで話はまとまります。しかし、遥流は1つだけ条件を付けました。それは、遥流がデザインして作った服を立花が着てモデルとして参加するということでした。
モデルになる立花の役に立てずもどかしい状態が続く総一に美紅が声をかけ、お悩み相談室の助手を手伝ってほしいと頼まれます。それから数日、総一は男性という立場から女子たちの相談に乗っていましたが、ある日、総一と同じく男女のシュベスタを組んだ女子から、シュベスタの相手を好きになってしまったという相談を受けます。総一は恋愛に関しては未経験であったことから、上手く答えられず悔しがったため、美紅はそれなら立花に相談してみるといいかもとアドバイスします。美紅に助言され昼休みに食堂で立花にそのことを相談してみた総一。すると、立花も同じような相談を受けたと話します。その恋は少し普通ではなく、少し障害があるようでしたが、立花は恋はするとかしたいとかじゃなく、しちゃうものだと思うと話します。理屈ではない、人が人を好きになるのは自然なことだと。その立花の言葉を自分に置き換えて考える総一。すると、立花は総一の隣に座り総一の手を握り、相談に乗れなかったことについて、そんなに自身を責めてはいけないと伝えます。そして、2人は気付けば身体を寄せ合い顔を近づけますが、その時、他の生徒が皿を落とした音で我に返り、2人は自分たちがしていたことを思い返して恥ずかしがるのでした。
それから数日、立花を避けていた総一でしたが、このままではいけないと思い、立花と話す機会を設けます。そして、彼女が夕食を作りに来ることになったものの、汗を流すために総一の風呂を借りた立花がバスタオル姿で出てきたため総一は動揺し、立花も総一に来るなと言われ驚いた拍子にバスタオルが取れてしまい慌てたせいでバランスを崩して転倒してしまいます。転倒した立花を咄嗟に庇った総一でしたが、裸の立花の胸を触ってしまったため、2人はますます気まずくなってしまい、立花は夕飯だけ作ると女子寮へ帰ってしまうのでした。
それからますます遠ざかってしまった2人。そんなある日、再び遥流がやってきて、服が出来上がったから立花に着せたいと言います。遥流を男性だと思い込んでいた総一は、2人きりで着替えている立花と遥流のことが気になって仕方がありませんでしたが、完成した衣装を着た立花を見て見惚れ、そして、遥流が女性であることを教えてもらって驚きます。ここ最近の不調の原因がただの誤解であったことを知り、更にそのことを遥流にからかわれた総一は恥ずかしい気持ちでいっぱいでしたが、自分の立花への気持ちも固まり、もう逃げないと心に誓い、立花にもそう宣言するのでした。
ようやく自分の気持ちに素直になり、自分の気持ちを打ち明けた総一は、立花と結ばれ恋人同士となります。そして、皆には内緒でお忍びの交際が続き、学園祭の準備も順調に進んでいましたが、そんなある日、事件が起こります。ファッションショーのための服を作っていた服飾部の部室が何者かによって荒らされてしまったのです。薫は犯人についてまだ不明だが、部室が荒らされたと思われる日の夜に遥流が学園を訪れていたという情報を総一と立花にだけ教えます。遥流が容疑者として挙がったことに立花はショックを隠しきれませんでしたが・・・。
その後、学生会や一般生徒の協力で服飾部のサポートをし、何とか学園祭に間に合わせたものの、未だ犯人は捕まっていませんでした。ただ、1人だけ、事件後に姿を消した服飾部の部員がいたため、容疑者はその子ではないかという疑いが浮上します。そして、本番当日にもう1度行動を起こすだろうと、学園祭の当日に服飾部の部室を見張っていたところ、犯人が姿を見せ服を再び切り裂こうとしていたため、総一と立花の2人で取り押さえます。その子は、同じ服飾部の男子を好きになりましたが、その男子が他の子とシュベスタになってしまったため、嫉妬心ともう一度振り向いてほしいという思いから犯行に及んでしまったようでした。
事件も解決し、いよいよ始まった学園祭。ファッションショーの立花の時間が近づいていたものの、総一は自分に与えられた仕事で忙しく、なかなか抜け出せませんでしたが、久遠たちの協力でギリギリ立花の出番に間に合います。立花の晴れ姿に見惚れる中、彼女と目が合い、2人はアイコンタクトでお互いの気持ちを伝えあいます。大好きだと。それから数日後。学園長室に呼び出された2人は、そこで遥流と再会。遥流は立花に専属モデルになってほしいとお願いします。しかし、立花は総一と一緒にガードを続けたいからと断ります。そして、2人は服飾部の一件から警備強化の必要性を再認識した瑠衣から、嶺峰学園のガードの依頼を受け、学園に残って引き続きガードを続けることにしたのでした。

近衛立花編 感想
「兄様、ハレンチです」。ありがとうございます、大変素晴らしいご褒美でございます(爆) 立花ちゃん良いですね~ブラコン妹、最高です。好き好きオーラが出まくりなので心地よかったですね。家庭的だしスタイルも良いし可愛いし非の打ちどころのない完璧な妹でした。怒ると怖いというのもしっかり者の妹としてはポイント高いですw
シナリオ的には素直になれなかったのは総一の方だったっていうオチ。兄の方から拒絶してしまうという妹モノでよくあるパターンでした。義妹だし特に問題ないとは思うんですけどね。そのせいか、立花ちゃんが辛い表情を何度も見せるようになったので、恋人になるまでの展開は少しイライラしたかなぁ~。後半はファッションショーについてですが、シュベスタのイベントについて相談したのに、ファッションショーって関係ないんじゃね?って思ったりもしたんですけど(シュベスタの2人1組で行うという提案なら分かるけど)、そこは突っ込んではいけないのだろうか(爆) なんかファッションショーへ持っていくための話が少々強引だったような気がします。シュベスタに関してはそれに関連して事件が起こるという形になってはいましたが・・・まぁ立花ちゃんの綺麗なドレス姿が見られたので満足です。イチャラブに関しては中盤にまとまってあるって感じかな。そんなに多くはなかったですね。それもちょっと残念でした。
Hシーンは5回(シーン回想では7回になっていますが実質5回です)。本番Hは5回。1つフェ○だけでありますが、アフターが連続であるので5回です。おっぱい大きいし期待してたのに、全然おっぱい見せなかった件。最初と最後だけでした。しかも正常位が1度もなくて後ろら上から見せておっぱい見せないバックが2回もあるという意味不明さ。本番がなかったシーンではフェ○でおっぱい見せていたものの、それだったらパ○ズ○フェ○にしてくれよって言いたくなったわ。ensembleは本当にパ○ズ○が少ないんだよなぁ・・・。乙女シリーズの方は本番Hでおっぱい見せる率が高い分、パ○ズ○がなくとも満足するだけど、こっちのお嬢様シリーズの方は当たり外れが激しいんですよね。立花ちゃん自身は気に入ってるけど、Hシーンは期待外れでした。巨乳っ子はおっぱい見せるべきだ!!
一般シーンだと、やはりジト目で「兄様、ハレンチです」って言われるところが好きです(爆) 家庭的なところがある子なので、CGはエプロン姿(あわよくば裸エプロン)とかに期待してたんですけど、そういった要素は無くて、バスタオルCGが2枚、ドレスCGも2枚ありました。ドレスCGの方はシナリオ的に仕方ないかなって思う部分はありますが、もう少し日常的なシーンやデートしている時の一枚絵が欲しかったですねぇ。それがちょっと残念でした。ドレス姿の立花ちゃんは確かに綺麗で好きですけど。まぁでも、立花ちゃん自身は可愛かったと思います!

さてさて、お次は壬生なつきです~。

「お嬢様は素直になれない」の公式サイトはこちらから↓
※gooブログではensembleのURLは貼れないため、ensembleのツイッター公式アカウントのURLを貼っておきます。そこから公式サイトへ飛んで下さい。

小鳥居夕花さんの妹キャラが今後も増えていくことを願うw

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げっちゅ屋グッズ その19 Syrohスクエアタペストリー

2017年06月23日 18時00分00秒 | 美少女ゲーム

げっちゅ屋のポイント交換グッズを頂きました(*'∇')

今回はSyroh先生。以前げっちゅ屋で15000円の買い物をすると貰えた15周年記念の色紙と同じ絵柄ですね。

着物が肌蹴ておっぱいが見えそうで見えない・・・しかし谷間は見える。このギリギリ感が良いですね!
これがHシーンだったら怒るところですが、一般イラストならば最高級です!(爆)
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

これよりも前に、さより先生のスクエアタペストリーも交換してあったんですが、何故か紹介し忘れていました(´Д`;)ヾ
部屋には飾ってあって、「あれ?そういえばブログで紹介したっけ?」と思い、調べてみたら紹介してなかったという・・・そういうこともあるよね!(爆)

げっちゅ屋グッズの購入品・頂き物はこちら↓
タペストリー(こぶいち)】【15周年記念色紙(みけおう)】【タペストリー(Mitha)】【15周年記念色紙(ゆき恵)
15周年記念色紙(御敷仁)】【15周年記念色紙(唯々月たすく)】【テレカ(唯々月たすく)&タペストリー(あづみ一樹)
15周年記念色紙(さより)】【15周年記念色紙(Syroh)】【クリアファイル(さより)】【クリアファイル(唯々月たすく)
C90カタログ特典】【テレカ(梱枝りこ)】【クリアファイル(Syroh)】【タペストリー(わたがしゆい)
スクエアタペストリー(みけおう)】【唯々月たすくスクエアタペスリー】【みけおうクリアファイル

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気になる新作タイトル2017年その5:「となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~」

2017年06月23日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

気になる新作タイトルのコーナー!

今回紹介するのは、戯画の姉妹ブランド・プレカノの「となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~」です!

今作は、ねこにゃん先生が原画担当。ヒロインは1人だけで登場人物も主人公とヒロインだけっぽい。

「となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~」は、廃部寸前の文芸部の部員である主人公と後輩の芹沢知沙が誰も部室に来ないのをいい事に、イチャついてエッチなことをしちゃうというお話。
ただひたすらに甘々な空間を堪能できるらしい。イチャラブ好きには良いかも。

ヒロイン紹介:芹沢知沙(CV.そよかぜみらい)

主人公の後輩。クールな文芸少女を気取っているが、本当はドジっ子でノリの良い性格。加えて悪戯好きである。文芸部らしく本が好きで趣味として創作活動もしている。
知沙ちゃんは、B93/W59/H89のGカップ(*´Д`*)b 巨乳+後輩+先輩呼び+おっぱい+( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!なので、非常に好みです!w これで家庭的なところもあれば完璧ですな!

今作はロープライスタイトルですが、抱き枕カバーやショートストーリーの小冊子が付いているプレミアムエディションも発売されます。自分はこっちで買うことになりそうです。だって、おっぱいですし。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

発売日は2017年8月25日。予約開始は本日6月23日からです。楽しみですな!(*´Д`*)b

「となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~」の公式サイトはこちらから↓
http://prekano.com/products/tonakai/】

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「ピュアソングガーデン!」 クリアファイル

2017年06月22日 18時00分00秒 | 美少女ゲーム

2017年6月30日発売PULLTOP最新作「ピュアソングガーデン!」のクリアファイルです~(*'∇')

これは、げっちゅ屋で2017年5月発売のエロゲを5000円か6000円以上買うと貰えたやつですね。確か「お嬢様は素直になれない」との2択だったはずですが、いろはちゃんの絵柄だったので、こっちにしましたw
いろはちゃん可愛い(*´Д`*)b

「ピュアソングガーデン!」はマスターアップ済でもちろん予約済ですが、延期しまくった某タイトルがマスターアップしちゃったので、こちらは2番目にプレイする予定ですw

「ピュアソングガーデン!」の公式サイトはこちらから↓ 

ピュアソングガーデン 2017.6.30 Live Start!

いろはちゃんとイチャラブしたい(*´Д`*)b

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feng最新作「ずっと前から女子でした」(仮題)

2017年06月22日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

2012年・・・今から5年前に7thタイトル「ちいさな彼女の小夜曲」と一緒に発表された8thタイトル「夢と色でできている」(8thのタイトルが発表されたのは9thタイトル「彼女のセイイキ」の発表時ですが)が未だ発売されていないけどfengの10thタイトルが発表されました(爆)

タイトルは「ずっと前から女子でした」(仮題)。

原画は7thタイトル「ちいさな彼女の小夜曲」でも原画を担当した鶴崎貴大先生です。今作も9thのセイイキシリーズと同様にロープライスタイトルとなり、今回はその第1弾となるようです(ただし、シリーズ化は確定ではなく、評判次第になる模様)

・・・あれ?セイイキシリーズはアレで終わり?店員ちゃんは?店員ちゃんのヒロイン昇格はどうなったの!?

まぁそれは後で追及するとして(ぁ)、ヒロインの紹介。

風間星名

主人公の幼馴染。子どもの頃は男勝りな性格で男に混ざってサッカーをしてたため、主人公には男だと思われていた。その後、主人公が進学と同時に地元を離れたため、離れ離れになる。
その主人公が家業(主人公の実家は旅館を経営している)の都合で10年ぶりに帰ってきて、星名と再会。実は彼女が女の子であることが判明する。しかも子どもの頃とは正反対の消極的でコミュ障な性格に変わってしまっていた。

おっぱい大きいから、Hシーンが楽しみですなぁ・・・(*´Д`*)b

内容的には甘エロ系になるみたいで、ちょっと変わった恋愛模様だったセイイキシリーズとは違って、正統派(?)のイチャラブゲーになるのかな?ヒロインも幼馴染の星名だけじゃなく、主人公には押しの強い姉と我儘な妹が1人ずついる模様。・・・って、セイイキシリーズかよ!w
姉と妹の名前やビジュアルは不明ですが、これでヒロイン(今作では星名だけみたいですが)は3人確定、あと1人いるっぽいですね。作品紹介に「幼馴染2人」と書いてあったので。幼馴染好きには嬉しい話です。全員巨乳であることを願う!w

「ずっと前から女子でした」(仮題)は2017年発売予定になります。

尚、8thタイトル「夢と色でできている」の製作は進んでいる模様。新規CGが1枚掲載されていました。一応、まだ発売中止にはなってないので、楽しみに待ちますか(´ー`)

それにしても5年以上も時間がかかってるプロジェクトですか・・・あと5年もすれば「サクラノ詩」になれますかね(´ー`)?

それよりも、店員ちゃんのヒロイン化はどうなった!!

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「艦隊これくしょん -艦これ-」 1/8スケールフィギュア プリンツ・オイゲン

2017年06月21日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

「艦隊これくしょん -艦これ-」より、ドイツのアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦の3番艦プリンツ・オイゲンのフィギュアを買いました~(*'∇')

・・・まぁまだ自分の艦隊にはいませんけどね(爆)
艦これを始めるキッカケになった艦娘四天王(?)の1人なので買いましたw ちなみに、最初は愛宕、次が今回のプリンツちゃん、3人目が嫁の鹿島たん、4人目がニムちゃんですw

開封するとこんな感じ。

余計なギミックが一切ないので、ガッチリしているのが良いですね。安定しています。一切動かせませんけど、飾るだけだから問題ないです。
個人的にはこういう方が良かったりします。色々変えられるのは変更可能パーツの部分が脆いので・・・。

続いてはバストアップ~。

プリンツちゃん可愛いですよね~。顔が好みで、容姿的には全艦娘TOP3に入るくらい気に入ってます(*´Д`*)b

あとは後ろ、左右、上から見るとこんな感じ~。

しかし、いつも思うけど、こんなに背負ってて兵装重くないんですかねぇ(´ー`)?

最後はいつものあのアングルで!

ぱんちゅ(ry

今回は以上!

今までのイベントは後段作戦に行けなかったけど、前回初クリア出来たことだし、次のイベントでも頑張ってみようと思うので、出てきてくれないかなぁ~(゜▽゜)(チラッw
ニムちゃんもそうですが、プリンツちゃんも早く出迎えたい!!幸運艦だし!可愛いし!!

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「ノラと皇女と野良猫ハート2」 公式サイト公開

2017年06月20日 18時00分00秒 | 美少女ゲーム

2017年10月27日発売予定HARUKAZE最新作「ノラと皇女と野良猫ハート2」の公式サイトが公開されています(*'∇')

予約開始が6月23日なので直前の公開となりましたね。
まぁノラとと2に関しては事前情報である程度分かっていたので、店舗特典さえ分かれば良かったんですけどw
他にディザームービーも公開されています。ファンディスクっていうより続編って感じなので、シリアスあるのかなぁ~。特にシャチ編は気になる。シャチに関係あるという新キャラも出るみたいですし。前作では唯一シリアスが薄いシナリオでとても良かったので続編もそうしてほしいなぁと。

そんなわけで、店舗特典はこちら。

シャチちゃんが好きな自分としては、トレーダーしかないな!
しかし、早期予約キャンペーンが店舗予約だけってのはなぁ・・・ノラととはかなり有名になったわけだし、通販でも早期予約付けてほしいなぁ。ソフマップみたいに前払い限定にすれば出来るでしょ。今回ソフマップも早期付いてないけど。なんでそこまで店舗渡しに拘るんですかね(´・ω・`)?ごめん、付くみたいですね。
ともあれ、既存ヒロインも含め、全員万遍なく行きわたってるのは良いですね。あとは新ヒロインのアイリスの抱き枕カバーになってるソフマップでも予約しとこうかな~って思ってます。100cmオーバーのおっぱいですし!(結局そこかw
それにしても、一部を除いて、素晴らしいおっぱいばかりですね~、良いですね~。Hシーンもいっぱいおっぱい見せてくれることを期待しています!
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

「ノラと皇女と野良猫ハート2」の公式サイトはこちらから↓
http://harukaze-soft.com/nora2/

「ノラと皇女と野良猫ハート」のあらすじ・感想はこちら↓
夕莉シャチ編】【明日原ユウキ編】【黒木未知編】【パトリシア・オブ・エンド編

「ノラと皇女と野良猫ハート」のグッズ購入品はこちら↓
C89グッズ】【夕莉シャチタペストリー&ヒロイン缶バッジセット】【夕莉シャチ抱き枕カバー&OST
ビジュアルファンブック】 

「ノラと皇女と野良猫ハート」の公式サイトはこちらから↓

『ノラと皇女と野良猫ハート』 夕莉シャチ

久しぶりにシャチぱいに甘えようかな(*´Д`*)b

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「もののあはれは彩の頃。」 体験版 あらすじ・感想

2017年06月20日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

2017年7月28日発売予定QUINCE SOFTデビュー作「もののあはれは彩の頃。」の体験版をプレイしてみました(*'∇')

ランプオブシュガー姉妹ブランドのデビュー作なわけですが、原画がななろば華先生だから気になっていました。

もののあはれは彩の頃。 概要・世界観・設定
古い盤上遊戯“道中双六”の中に閉じこめられ記憶を失くした9人の男女が、双六を続けていく中で現実世界のことを思い出していき、やがて現実世界へ戻るために双六のあがりを目指すというお話(それ以外の目的の人間もいますが)。作中では双六世界と現実世界を行ったり来たりすることになりますが(現実世界の話は回想ですが)、通常は双六の方がメインになります。
作中で主人公たちがプレイしている双六は、基本的な考え方は一般的な双六と同じ。サイコロを振ってゴールを目指し、他の参加者を出し抜き1位を取ること。参加者は9人。1巡するまで1時間。1時間経過するまではそのマスから動くことは不可能となる。止まったマスに書かれた宿命は不変のルール(以降“律”と言う)であり、書かれていることは必ず起こり、逆にそれ以外のことは参加者同士の間で何かない限り起こらない。そして、次の巡目までに止まったマスに書かれた宿命の目的を達成すれば成功となり報酬が貰え、目的を達成できなかった場合は失敗となり、ペナルティが与えられる。そのペナルティはマスによって変わる。
特殊な律として、2人以上を1組として“縁陣”を組むことが可能で、その際は同じサイコロを振り同じマスに止まり同じ宿命を受ける運命共同体となる(巡目は最も早い人の巡目となる)。縁陣を成立させる条件は2つ。1つ目は組みたい相手と同じマスにいること、2つ目はお互いの意思を合わせること。他にも特殊な律はあり、通常は自分が身に付けている衣服以外は他のマスへの持ち込みは不可能だが(宿命や他者の攻撃で受けた傷も同様に持ち込むことが無く、移動すると身体は元の状態に戻る)、頭陀袋の中に入れてある物はお金以外でも他のマスに持ち運びが可能。
この双六ではある条件に限り“律”に干渉することが出来る。それは“戒”と呼ばれる特殊な能力で、それぞれの参加者に1つずつ与えられており、それぞれ性質がまったく異なっていて同じ“戒”はない。“戒”を制御するには強い信念と価値観が必要となり、その価値観によって“戒”が変わる。尚、“戒”は自分だけに定められたルールのため原則として他者には作用しないが、同じマス目にいる人間には作用する。だから、正確には“戒”は自分のいるマスにのみ作用するということ。
第壱面のみの律ではあるが、ゴールするにはスタートするときに持っていた頭陀袋の中の六文のお金が必要になり、止まったマスの宿命を解決すると報酬としてお金を貰えたり、他の参加者から奪うことも出来る。その為、基本的には相手にゴールされないよう相手から奪うことになる。そして、最終的に六文以上所持してあがりのマス目に到達した者には最後の宿命が与えられ、その宿命を最初に突破できた者だけが真にあがることが出来る。あがった者が現れても全員があがるか永沈しない限り、双六は続けられる。尚、六文以上という条件を満たしてない場合は強制的に永沈される(要するに死亡)。このように、双六では宿命や参加者同士の争いで死ぬこともある。
ちなみに、主人公の東雲暁がサイコロを振るとき、たまに出目が強制的に変わることがありますが、そのときサイコロの上でマウスをクリックすると出目が変わるようになっています(サイコロをクリックするとサイコロの回転が止まります)。他の部分をクリックすると延々とサイコロを振り続けることになるので、その点は注意しましょう。ちょっと分かり難い気がするので、この点は改善してほしい部分ですね。

もののあはれは彩の頃。 キャラクター紹介
双六世界と現実世界で多少性格等に違いがあるので、分けて紹介します。尚、巡目は第壱面における順番。
東雲暁

本作の主人公。どちらの世界でも運の良さには自信があると自分で思い込んでいる(実際はそうでもない)。
【双六】
巡目は4番目。お人好しな性格のせいか相手に出し抜かれることが多い。
暁の戒は“天縁”。式盤を使って占う陰陽術で、その占いの結果が事象として発生する。ただし、双六ではあらゆる情報が欠落しているため、本来の使い方とは違い、巡目、六曜、地名、宿命、人物という双六を司る五大要素にサイコロを加えてそれを補っている。暁本人の運に左右されるため、良い効果もあれば悪い効果もある。良いときは“律”を無視してしまうほどに強力な効果を発揮することが出来る。
【現実】
幼馴染である京楓の家に一緒に住んでいる。占いや縁起物を何よりも信じており、英彩学院では占い研究会という同好会に所属しているが、メンバーは暁ただ1人。同好会は暁が発足したわけではなく、占いを求めてやってくる生徒はたまにいるため、その存在はそれなりに知られている様子。

野々宮京楓

【双六】
巡目は5番目。暁に敵意を剥き出しにしている。何度も暁を妨害してくるが、明かな殺意を持っている縁とは違い、暁の命を奪おうとは考えておらず、ただ妨害するのみ。それと、何故自分が暁のことを敵視しているか自分でもよく分かっていない。
戒は“宿縁”。自己と他者を平定する能力。あらゆる法則を無視して彼女の命令通りに力や数が拮抗するようになる(お金を全員に分け与え平等にする等)。京楓曰くあまり使い道がない戒とのことだが、空を飛んでいる者を自分と同じように空を飛べなくするなど、応用次第ではかなり有効な能力となる。
【現実】
暁がお世話になっている家の娘で幼馴染。部屋も一緒である。学院では女子テニス部に所属しており、その持前の運動神経でエースに君臨している。大食い。暁に対してツンツンしている態度を取っているが、食事を用意する暁によって胃袋を掴まされている。普段は態度に出さないが暁のことを大切な家族だと思っている。所謂ツンデレ。

鬼無水みさき

天然ゆるふわ癒し系。現実世界に存在していながら、唯一現実世界を視ることが出来ない。現実世界では行方不明になっているらしいが・・・?
【双六】
巡目は1番目。他人を傷付けることを嫌う。他の参加者と敵同士になることが分かってても、相手と親密でありたいと願っており、それが彼女の強い信念になっている。又、1度決めたことは断固として曲げることはない意志の強さも持っている。
戒の名前は不明だが、自分や他者を護るシールドを作ることが出来る。その硬さは彼女の意思の強さに比例し、彼女が正常な状態ならば最強と言われる鹿乃縁の攻撃すらも完全に防げるほどに強力になるが、逆に彼女に迷いが生じれば脆く崩れ去る危険性がある。守備専門とはいえ、かなり強い能力ではあるが、みさき自身が大切と思った者しか護れないため、範囲内にいても第三者を護ることが出来ないという制約がある。
【現実】
天然ゆるふわ癒し系の幼馴染。ただし、双六世界とは違い、少々シビアなところがあり、特にお笑いに関しては厳しい。暁とは常に一緒にいることから、よく恋人に間違われるが、言われ慣れているせいか、その対処法は心得ている。
学院ではボードゲーム研究会に所属しており、暁同様に部長を務めている。部長だけあって、盤上遊戯の類は無類の強さを発揮し、暁では太刀打ちできない。
何はともあれ、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

クレア・コートニー・クレア

金髪のイギリス人。明るく人懐っこい性格をしている。
【双六】
巡目は最後。自称ラッキーボーイの暁とは違い、真の幸運に恵まれており、出目が非常に良く、厳しい宿命のマスに止まることがない。
彼女の戒は“合縁”。人の心と心を結ぶ力。相手の心を察することが出来、相手との縁が深くなればなるほどより鮮明に感じ取ることが出来るようになる。それは一方通行なものではなく、相手も同様にクレアの心に触れられる。
【現実】
暁のクラスメイト。遅刻常習犯。外国人だが日本のことについては日本人より詳しい。暁は彼女と話したことがなかったが、時々ボードゲーム研究会に遊びに行っているため、みさきとは仲が良い。
「隠れ家的メイド図書館カフェ“あかり”」という怪しい喫茶店でウェイトレスのバイトをしている。しかし、英彩学院はバイト禁止のため、そのことを秘密にしていたが、たまたま寄り道した暁とみさきによって知られてしまう。
それはさておき、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

琥珀

【双六】
幼い容姿のボクっ子少女。巡目は6番目。非情にマイペースで人見知りもあってか口数が少なく感情表現が苦手。ただ、運動神経はかなりのもの。
謎が多く戒も不明だが、定められた律を改竄・無効化することが出来、賽の目に関係なくマス目を移動することが出来る。ただし、本人にもその原因が分かっていないため、自由に移動は出来ず、又、彼女の戒によるものなのかどうかも不明。
【現実】
どこの誰なのか一切不明。ただ、同じリボンを付けていることから暁の前に時々姿を見せる黒猫の可能性がある。

鹿乃縁

【双六】
暁ら他の双六参加者から危険人物と判断された少女。巡目は3番目。詳しい理由は不明だが、現実世界において暁との間に何かあったらしく、双六でも東雲暁という存在を恨んでいる。メンヘラ?ヤンデレ?とにかく怖いw
戒は“絶縁”。他者との繋がりを排除し心に秘めた逃避への希求を黒き糸として具現化する。そして、彼女の抱くあらゆる負の感情で作られた糸を操り、その力は四神の青龍すらも殺すことが出来るほどの凶悪な力を持つ。ただし、“他のあらゆる関係から己は無縁であるべきだ”というアイデンティティから成り立っているため、自分の回避能力は上がるものの、“戒”のルールにより同じマス目にいる他者にも同じ効果が発揮されてしまい、彼女の攻撃を避けやすくなるという欠点を持つ(攻撃も“縁”となるため)。しかし、それでも体力が消耗してしまえば避け続けることは困難である。
【現実】
暁たちと同じ英彩学院に通っているようだが、クラスメイト達からイジめられている様子。

クナド

双六におけるお目付け役の女性。双六全体を見通し声も通すことが出来るが、振り出しと分かれ道にしか存在できず、他のマスでは顕現することが不可能であると定められている。又、ただの進行役のため、特定のプレイヤーに肩入れすることもなく、双六の律に関する質問以外答える権利を有していない。
現実世界には存在しない?

首藤大誠

小太りな容姿をしている。
【双六】
巡目は2番目。落ち着いていて冷静に物事を分析できるが運動は苦手。何故か災難な目に遭うことが多い。
大誠の戒は“病縁”。傷を癒すことが出来る。傷の程度によって回復速度が変わり、重傷であればあるほど回復速度は遅くなる。
【現実】
暁の親友で一緒に行動することが多い。暁とは正反対の科学信者で非科学的なことは信じない。将来は医者か科学者かと噂される秀才だが、本人はまだ進路を決めかねている様子。

榊黎

中性的な容姿と声をしている美青年。
【双六】
巡目は7番目。頭が切れる人物だが、その行動は面白くなるかどうかで変わる。戒については不明。
【現実】
現実世界ではどこの誰なのかは不明。暁がいつも参加しているチャットルームの常連の1人?

カラス

【双六】
巡目は8番目。喋り方に関西風のなまりがある男で顔には天狗面を斜めにして被っている。胡散臭い雰囲気があり謎が多い人物。他の人には警戒されるような言動を取っているが、みさきに対してのみ態度が柔らかくなる。
戒の名前は不明だが、炎を出し操ることが出来る。その炎は普段は触っても何ともないが、カラスの気分次第で相手を火傷させたり炎の加減を変化させることが出来る。又、炎を通じてクレアの“合縁”に気付いたことから、相手の戒による自分への干渉を感知することもできる可能性がある。
【現実】
現実世界ではどこの誰なのかは不明。体験版時点で思い当たる人物は・・・。

もののあはれは彩の頃。 体験版 あらすじ
【双六】
東雲暁が目を覚ますとそこは河原でした。ここがどこなのか、どうしてここにいるのか、それが分からないまま家に帰ろうとした暁ですが、河原から出ようとしても何かに阻まれ、そこから出ることは出来ませんでした。そのことを不思議に思っていると、更に不思議なことが起こります。何もない空間から巨大なサイコロと1枚の紙が出現したのです。最初に巨大なサイコロに目が行った暁ですが、その数瞬後に紙の存在に気付き、その紙を見て見ます。そして、その紙を見て暁が真っ先に目を付けた文字は「振り出し」でした。そこには自分の顔らしきものが描かれていて、その紙全体を見渡すとそれはまるで双六のようでした。暁がそのことに気付くと、クナドという名の女性が姿を現し、おかえりなさいと言います。そして、ここから出たければ賽を振りなさいと言い、六文だけ入った頭陀袋を渡し、楽しい双六を始めようと言って暁に何の説明もしないまま姿を消すのでした。
暁が賽を振り、“4”という目が出ると一瞬で景色が変わり、河原から街中に移動していました。驚いた暁ですが、そこが自分の知っている新橋通であり、同時にこれが偽物ではなく本物であることを直感で感じ取ります。そして、先ほどの地図を見ると、自分の顔が4マス移動していました。そのマスには「怪異 横殴りの豪雨」と書かれており、それを見た直後に大雨が降ってきます。暁は雨宿りしつつ冷静に現状を把握した後、屋ねをまたぎつつ通りの散策を始めると、途中で1人の和装した少女を見つけます。その時、2人同時に何かの記憶が横切りますが、すぐに忘れ去れ、お互いに挨拶を交わします。その後、少女から「“4”出しました?」と聞かれ、暁は「出しました」と答えます。すると、少女は私もですと言い、鬼無水みさきと名乗ります。お互いに自己紹介した後、2人が持つ情報を共有し合いますが、話し合って分かったことは、自分の名前以外何も分からず、お互いに嘘はついていないということだけでした。
その後、2人で地図を見てみると、「あがり」というマスがあり、自分たちを含めて9人の人間がいて、その全員が駒で誰が先にあがるか競う双六なのだと理解します。そして、2人で雑談をしていると雨もあがり、みさきの前には再びサイコロが出現します。みさきは先に行ってるねと言って賽を振ると“6”が出て、喜んだ直後に一瞬で姿を消します。その後、暁の前にもサイコロが出現したため、賽を振ると“6”が出て再び移動しますが、途中で再び河原に移動し、そこでクナドから行き先を選べと言われます。しかし、2マス進んだ後の分岐点から次の合流地点までのマスが3マスしかないことから、どちらを進んでも変わりなかったものの、分岐点においてもどちらに進むか賽の目で決めなくてはならないため、暁は再び賽を振りますが、その前にクナドに質問をします。みさきが最初なのかと。すると、クナドはそうだと答え、暁が自分は何番目だと聞くと4番目だと答えます。つまり、暁たちが推察した通り、2人以外にもこの双六に参加していることは確定でした。暁がそのことを理解し、賽を振ろうとすると、クナドは1つだけ助言をします。どんな苦境になっても自分を信じなさい、自分と他の人がどんな縁で結ばれているかを考えなさいと。
暁が賽を振った後、辿り着いたのは四条通という場所であり、そこでみさきが出迎えます。その後、2人が双六について話をしていると、クレア・コートニー・クレアという9番目の女の子が姿を見せます。しかし、その直後、クナドが姿を現し、野々宮京楓という人物の命により暁を5マス戻すと宣言し、暁は5マス戻されてしまうのでした。
暁が移動した先は円来公園。そこには首藤大誠という男性がいました。軽く自己紹介を済ませ情報を交換すると、そのマスで発生する鎌鼬に襲われます。暁は大木の方へ避難しますが、大誠は不思議な力を使って自分の傷を癒し、その場に留まります。大誠はこういう力は持たないのかと暁に聞きますが、暁が持ってないと答えると、じゃあ死ぬしかないんじゃない?と言われます。暁はその言葉で、脅威は自分自身で対応しなければならないという事に気付き、クナドの自分を信じろという言葉を思い出し、自分に秘められた力を解放します。すると、暁の手元に式盤が現れ、陰陽術を使い、鎌鼬を鎮めます。しかし、怪異の原因であるイタチを捕まえたのは大誠で、その報酬として大誠は暁から二文を奪うのでした。
3巡目。暁と大誠は地図を見て何故かあがりの近くのマスまで移動している人物がいることに気付き、どうサイコロを振っても2巡目では到達できないマスにいることに不思議に思います。その後、2番目の大誠が先に移動し、暁は再び分岐点でクナドと会います。その後、再び四条通へ戻ってきた暁を迎えたのは、全裸のロリっ子少女でした。驚いた暁は少女に服を着るよう言いますが、少女が言うことを聞かなかったため、彼女を抱きかかえて服屋に行き、少女に服を着せます。暁はその少女を見ると、先ほどあがりの近くのマスにいた子であることに気付き、彼女に事情を聞こうとしますが、マイペースで暁を放って街の中を散策し始めた少女に話を聞くにはこちらに興味を持たせなければならなかったため、占いをすると言い、彼女の気を引きます。その少女・琥珀は占いと聞いて多少興味を抱き、暁は占いを披露します。その後、自分たちの止まっているマスの宿命を見ると、誰か1人を指名して賽の目分だけマスを戻すという暁が先ほど野々宮京楓にやられた宿命であることに気付き、やられた分をやり返すか迷いますが、それだと足の引っ張り合いになると思い、先ほど自分を出し抜いた大誠を戻すことに決めます。一方の琥珀は1番進行の遅い鹿乃縁という人物を戻すことに決め、サイコロを振りますが、何故か大誠も縁も出目の分だけ先に進んでしまいます。暁はクナドに抗議しますが、クナドは意も介さず今度は再び野々宮京楓の命により暁から二文を奪います。お人好しの暁と言えども、流石に京楓が自分に対して明らかな敵意を持っていると気付きます。
4巡目。希望した鴨川のマスに止まることが出来た暁ですが、その干からびて荒れた街並みになっている鴨川を見て驚きます。青龍より水の加護を受けるというマスだったからこのマスを希望していましたが、予想とは大幅に違う光景だったから。暁と同じマスに止まったのは中性的な顔立ちをしている榊黎という男性と暁に対して明確な敵意を持った野々宮京楓でした。暁と京楓は敵意を持って対峙したものの、黎の介入により一旦保留となり、情報交換を交わしますが、このマスの鴨川の惨状について黎が1つだけ情報を入手していました。今までプレイヤー以外の生き物を見かけなかったのに、ここに1匹だけ魚がいたのです。しかし、その魚は既に死んでいました。つまり、前の巡目でここに止まっていた人物がそうしたのではないかというのが黎の推理でした。そして、その前の巡目でこのマスに止まっていた人物・・・それは琥珀が飛ばした鹿乃縁でした。暁はその名前を聞いて一種の拒絶反応を示します。律の1つである青龍ですらも殺すことが出来る危険人物ということで3人は共通認識を持ちますが・・・。
5巡目。暁が引いた出目は“6”。場所は六道の辻。そこには先に来ていたはずのクレアの姿がありました。彼女はトップでしたが、そのせいなのか鹿乃縁が止まったマスの宿命により1回休みにされていました。クレアから先ほどまで一緒のマスにいたカラスという男はうさんくさいから注意した方が良いと忠告を受け、暁も彼女が今までこの双六で危険な目に遭っていないことに気付いたため、どういう目に遭うか自分の体験を含めて教えます。一方、大誠は琥珀と一緒にいましたが、2人はそのマスの目的を達成できず、1回休みにされてしまいますが、琥珀がそのことを知ると「それはいやだな」と言い、その「1回休み」というルールを無効化したため、大誠は驚くのでした。
6巡目。先に巡目が来た暁は占いの力を使ってサイコロを振り、クレアと別れて次の場所・八坂神社に辿り着きます。しかし、そこで唐突に視界が揺らぎ、意識を失うのでした。
【現実】
お腹が空いた京楓に起こされた暁は朝食を準備し、京楓と一緒に登校します。途中でみさきや大誠と合流しますが、そこへ黒猫が横切ったため、それを不吉と感じた暁は丁重に猫を追い払います。そんなことをしているうちに学校のチャイムが鳴ったのが聞こえ、大誠に置いて行かれた3人は急いで学校へ向かいますが、遅刻となってしまうのでした。
昼休み、ジャンケンで負けた暁は皆に頼まれたパンを買ってきますが、あまりに数が多く、京楓が頼んだパンを落としそうになります。するとそこへクレアが来て間一髪落とさずに済んだため、暁はお礼を言い、京楓のパンの1つを彼女に渡しますが、彼女はそのパンを受け取ったものの、その代金を暁のポケットに入れ教室に戻っていくのでした。
放課後、部室で客を待っていた暁ですが、誰も来ずしぶしぶ日直の仕事である日誌を書いていると、そこへ同じく暇だったみさきが入ってきます。みさきとの話の中でクレアの話が出て、みさきは彼女が時々ボードゲーム研究会に遊びに来て、最近は学園の倉庫にあった古い双六で遊んでいると話します。その双六は“道中双六”と呼ばれる古い京都の街を舞台にしたものでした。その後、日誌を書き終えた暁は担任の物部先生ところへ日誌を持って行きますが、途中でその先生と会ったため、日誌を渡し、校門前で待っているみさきのところへ向かいますが、途中で中庭の方で何かがこぼれた音がして、水浸しの女子生徒とすれ違い、暁はその瞬間に雷に打たれたように硬直してしまいます。中庭の状況から彼女はいじめに遭っていたのは間違いありませんでしたが、暁はその状況を把握するよりも早く身体が固まっていました。そして、暁はその子と関わるのを拒否するかのように、みさきのもとへと再び向かうのでした。
その後、みさきと寄り道して「隠れ家的メイド図書館カフェ“あかり”」という怪しいお店を発見したため、試しに入ってみますが、そこで着物に身を包んだクレアが出迎えてきたため2人は驚きます。その喫茶店でまったりと過ごした後、みさきと別れ、家に帰って夕飯を京楓と一緒に食べ、宿題を終えて寝ると、再び双六へと戻るのでした。
【双六】
再び八坂神社で目を覚ました暁は、先程の京楓と同居しているという現実世界のビジョンに驚きを隠せませんでした。しかし、いくら考えても分からなかったため、夢か幻と思い、気にしないことにしました。一方、京楓、大誠、クレアの3人も現実世界のビジョンを見て戸惑っており、みさきだけ何も見ていませんでした。そして、7巡目。暁は京楓によって以前大誠と琥珀が目的を達成できず1回休みにされたマスまで戻され(2人は琥珀の力で休みを無効化したが)、そのマスには黎や京楓と話し合い危険人物と判断された鹿乃縁も止まっていました。暁は縁に声をかけますが、まったくの無反応で、それでもめげずに声をかけ続けると、彼女もようやく反応します。自分のことに気付いてくれた縁に対し、暁は普通に自己紹介しますが、それが彼女にとってのトリガーとなり、急に暁に襲い掛かります。暁は彼女の戒の弱点により最初は攻撃を避けていましたが、体力の消耗が激しくジリ貧になっていたことから、自分の占いを使って現状を打破しようとします。しかし、結果は“凶”と出てしまい、一方的に縁になぶられてしまいます。暁は何故自分を恨むのかと必死に彼女に問いますが、彼女は「篠月学園」と一言だけ呟くだけで暁に攻撃を再開します。暁は絶体絶命のピンチの中で何とかしようと考えますが、そのとき先ほど見た現実世界のことを思い出し、みさきだけがどちらの世界でも暁に対して変わらない態度を取っていたことに気付き、薄れゆく意識の中で彼女のことを思い浮かべるのでした。
一方、みさきはカラスと一緒に「選んだ場所に飛ぶ」というマスに止まっていました。止めておけと制止するカラスに対し、みさきは自分の考えを曲げず、暁との“縁陣”を決め、暁の下へと飛びます。そして、暁の目の前に現れたみさきは、縁の攻撃を全て防ぎ暁を助けます。暁は彼女が来たことで運命が変わり、再び占って大吉を導きだし、1時間の巡目を待たずしてサイコロが出現し、縁陣を組んだみさきと共に縁から離れることに成功するのでした。
暁とみさきが“縁陣”を組み、縁の手から逃れた頃、クレアが1番手であがります。そして、縁から逃れた暁たちは先ほどまで暁がいた八坂神社に止まります。すると、京楓も同じマスに止まりますが、以前会ったときのような敵意は感じず、又、京楓の言葉から彼女も暁と同じビジョンを見たことを知ります。しばらく2人は言い争いをしていましたが、それが終わると、2人とも再び意識が遠くなり、現実世界へと戻るのでした。
【現実】
この日の放課後も1人部室で客を待っていた暁は、常連となっているチャットルームで会話をしますが、その途中でみさきから呼び出しがあったため、帰ることにします。みさきの親戚が芸人として舞台に立つため、それを観に行こうという話でした。一緒に行ったのは暁、みさき、京楓、大誠の4人。2時間後、劇場から出てきた4人ですが、誰も一度も笑わないくらい不評で特にみさきの評価は辛辣なものでした。その後、京楓と大誠は他に用事があったため別れ、暁はみさきの買い物に付き合うことにしますが、その帰りに夕立にあってしまい、2人は慌てて雨宿りをすることに。雨宿り中、2人は出会ったときのことを思い出し、京楓も含め3人が出会ったのは運命だったと暁は言います。そして、2人が話していると夕立が去ったため、暁とみさきは帰ることにしたのでした。
【双六】
再び双六に意識が戻った暁。暁と京楓は同じものを視ていましたが、2人ともこれは幻であり、この映像を見るのは緑色のマスに止まったときだけに起こるものであると結論付け、再び対立します。その後、暁とみさきのペアに巡目が回ってきたため、京楓と別れると、分かれ道で再びクナドに会いますが、暁が自分たちの見た“幻覚”について質問しても一切答えようとしなかったため、暁は進行先を決めるサイコロを振ります。すると、またも緑のマスに止まり、暁は意識を失うのでした。
【現実】
朝、京楓や大誠と一緒に登校していると、彗星の話題が出たため、放課後に学校で観ようという話になります。そして放課後、部室に来た担任の物部先生の占いをした後、再び客を待っていると何故か黒猫が部室へ入ってきます。その猫はいつぞやに見た神社にいる猫でした。猫は暁にカイロを渡し、去って行きます。その後、夜になって校庭に集まった3人はそこで彗星を観ますが、その流れ星に向かって、3人ともある1つの願い事をします。それは、いなくなったみさきの帰りを願うことでした。
【双六】
みさきに起こされた暁は、先ほどみた現実の感覚が残っており、彼女が再びいなくなってしまうのではないかと思って、みさきに抱きつきます。しばらくみさきにくっ付いていると、同じマスに来た京楓や大誠もみさきに駆け寄ります。そして、状況がまったく分からないみさきに対し、暁は自分たちが見てきたものを話すことに決めます。3人はそれぞれの視点で見てきたことをみさきに全て話すと、それを聞いていたみさきは、それは夢なんかじゃないと言います。私たちが過ごしてきた現実なんだよと。つまり“過去”なのだと。それを聞いて自分たちはそのことを忘れているだけで、特定のマスに止まって過去を垣間見ることで部分的に思い出したのだということに暁たちは気付きます。そして、みさきは、訳も分からず参加していた双六の目的について、そこへ還るためなんだと結論付けます。そのみさきの言葉に4人はあの世界へ還らなくてはいけないという思いで1つになり、4人の縁陣が成立するのでした。
縁陣が成立した後、お金が足りない暁とみさきに対し、京楓が戒を使って余分に持っている大誠と自分のお金を2人に分け与えます。そして、サイコロを振ってあがりに到達しますが、そこでは最後の宿命が待っていました。”怪鳥・以津真天(いつまで)来る、生き残れ“。その宿命があがりマスに浮かび上がると、4人は怪鳥に襲われます。しかし、4人は協力しあい、大誠が傷を癒し、みさきが皆を護り、京楓が怪鳥を地に伏せ、暁が追い払い、ついに怪鳥を退けます。4人は勝利を分かち合い、これで現実に戻れると喜び合いますが、クナドが現れると“第壱面、あがりだ”と言って、第弐面の振り出し“賽の河原”へと送られてしまいます。そして、最後に縁もあがり、彼らは1人または1組しかあがることの出来ない第弐面に進むことになったのでした。

もののあはれは彩の頃。 体験版 感想
和風な雰囲気、そして、和風な音楽はとても良い感じでした。自分、和風好きなので。わふー(違)。ななろば華先生のキャラクターデザインがとても良くて好みで、双六の駆け引きや戦闘シーンなど面白い要素も多く、世界観も含めシナリオがどんな風に展開するのかとても気になりますし、体験版の時点ではとても面白かったと思います。シリアス多目なのであまりイチャラブに期待できなさそうなのが気になるところですが。ヒロインと恋人になるのって双六を出て解決した後なのか、それとも“過去の出来事”なのか、それによってもだいぶ印象が変わるんですけどね。出来れば前者であってほしいなと。イチャラブは後顧の憂いがない状態で見たい(´ー`)
ヒロインに関しては文句なし。ゆるふわ幼馴染のみさきちゃんは癒し系で巨乳だし(幼馴染という割には少しドライな関係に見えるのが残念ですが)、クレアちゃんも金髪巨乳で可愛いし、唯一Hシーンが見られた京楓ちゃんも見事なツンデレっぷりが可愛くてBカップとは思えないくらいおっぱい大きい隠れ巨乳だし、この3人は文句なしでした。え?琥珀?そんな子もいましたっけね(爆) 琥珀がロリ巨乳だったら最高だったのになぁ(ボソッ
1番気になったのは主人公かな。あまり好きになれそうになかったので。双六ではちょっとマヌケというかアホに思えたし(足を引っ張っるだけ引っ張ってオイシイとこだけ持っていく感じ)、現実世界ではちょっとしつこくてウザイ性格だったし・・・これで恋愛方面までヘタレだったら最悪レベルですよw この主人公が恋愛方面でどういう行動を取るかだけでも知りたいですなぁ・・・結局、エロゲの評価・・・特にシナリオは主人公の性格によっても変わるものですからね。主人公は自分の分身となる重要なキャラなので、どうせ見るなら、情けない主人公よりかはカッコイイ主人公が見たいものです。
Hシーンに関しては京楓ちゃんだけしか見られませんでしたが、対面座位につき、自分にとっては論外だったので何の感想も抱けませんでした(爆) ただ、Bカップと言う割には大きいおっぱいだったので、その点は満足でしたw やはり絵師の力は大きい(´ー`)b あとは、みさきちゃんやクレアちゃんにパ○ズ○フェ○があって、本番でおっぱい見せてくれれば良いですなぁ・・・。
まぁそんな感じで。世界観とヒロインはとても良い感じなので前向きに購入検討したいところですね。買うなら、げっちゅ屋で確定。そこしかみさきちゃんがなのでw ただ、7月発売というのが気がかりなんですよねぇ・・・。エロゲ業界では本命のましまろですと初情スプリンクルがあるし、一般ゲーには期待作のドラクエ11もあるので、ちょっとプレイ時間が厳しいかもしれません(爆) いや、ドラクエ世代の私にとってはやはりドラクエのナンバリングタイトルは特別なんですよw オレ、寝る時間作れるのか・・・(´Д`;)ヾ

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http://quincesoft.jp/

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「フローラル・フローラブ」 Character1 2017グッズセット

2017年06月19日 00時00分30秒 | 美少女ゲーム

SAGAPLANETS「フローラル・フローラブ」のCharacter1 2017グッズセットを買いました(*'∇')

他にもグッズはあったけど、今回食指が動いたのはコレだけだったなぁ~。けも耳Tシャツは迷ったけど今回は止めました。
これを買った理由は、こはねさんのクリアファイルバッグと夏乃ちゃんのブックカバーがあったからですね。特にこはねさんのは好きなイラストだったので、是非とも欲しかった!
こはねさんあんまり人気ないっぽいけど、自分は大好きですよぉぉぉぉぉぉぉ!!(*´Д`*)b ( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

個人的にフロフロは、自分が好きな愁さん&こはねさん&夏乃ちゃんの単独グッズなら買うと決めております(単独でないと買わない公算大)。自分、複数ヒロインが映ってるより好きな子だけ見たいって感じなんですよね。まぁ好きな子しか映ってなければ話は別ですが、そういったグッズは滅多にないですね~。
フロフロはもう抱き枕カバー化が終了しちゃったし、あまり増えることはない・・・かな?新作が発表されるまではコミケとかのイベントでは新グッズは出るでしょうけど。あとはコンシューマ化したときにどうなるか・・・ですかね。愁さんの描き下ろし店舗特典があれば買いますが、茉宮祈芹先生が退社されてるし、それは難しいかな・・・。でも、人気のあーちゃんいるし・・・いや、その場合はあーちゃんだけか。
サガプラで私が1番好みなヒロインを毎回のように描いて頂いていた茉宮祈芹先生が退社されたのは本当に残念ですわ(´・ω・`)

「フローラル・フローラブ」のあらすじ・感想はこちら↓
碧衣愁編】【椿姫こはね編】【アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ編】【朱鷺坂七緒編】【美鳩夏乃編】【斉須莉玖編
美鳩夏乃バレンタインバースディ編

「フローラル・フローラブ」のグッズ購入品はこちら↓
夏乃BIGフラワーバスタオル&グッズセット】【夏はバナナボートだね!夏乃のビッグバスタオル&カードスリーブセット
コンプリートサウンドトラック】【千恋&フロフロコラボB2タペストリー】【碧衣愁B2タペストリー】【美鳩夏乃抱き枕カバー
美鳩夏乃&斉須莉玖テレカ】【椿姫こはね抱き枕カバー】【SweetChristmas もふもふブランケット
SAGAPLANETSショップグッズ】【碧衣愁抱き枕カバー】【ビジュアルファンブック

「フローラル・フローラブ」の公式サイトはこちらから↓ 

フローラル・フローラブ応援中!

こはねさんのおっぱいはフロフロで1番好きな形なんですよね~。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

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気になる新作タイトル2017年その4:「まほ×ろば -Witches spiritual home-」

2017年06月18日 18時00分00秒 | 美少女ゲーム

久しぶりに気になる新作タイトルのコーナー!

今回は、あかべぇそふとすりぃの「まほ×ろば -Witches spiritual home-」。

あかべぇってことで若干の不安あるものの、今回は魔法少女モノです。エロゲの魔法少女モノって凌辱や異種姦、触手のイメージがあるので敬遠しがちなんですが、このタイトルはキャラの可愛さと萌えを追求したものになるそうです。・・・本当かいな(´ー`)?

まぁその内容よりも個人的には原画家に注目しています。自分の好きな絵師さんが参加しているので!きみしま青先生とななろば華先生がいるだけで買うしかなかろうって感じですw
っていうか、もう1人の白森ゆせ先生も自分、絵が気に入って同人誌買ったことあるよ!って感じなんで、原画家3人の名前を見ただけでも買う価値がググーンと上がってしまうというものです。
やはり、エロゲは見た目が重要ですからね。好きな絵師かどうかだけでも随分違いますから。

内容的には魔法少女見習いの4人の女の子を主人公がサポートすることになるというお話ですが・・・あれ?なんか似たような設定の作品を昨年プレイしたことがある気がするぞ?w

まぁそれはともかく、ヒロインが良い感じなんです。さすが期待通りって感じです。これ見ただけで買いたくなったくらい!!

小向こなつ

内気だが礼儀正しく穏かな少女。寮の家事を進んで行うなど献身的なタイプ。ただ、妄想癖がありたまに暴走してしまうことがある。また、極度の上がり症で大舞台は苦手。
容姿・性格ともに文句なし!!非常に私好みなヒロインですわ~正統派美少女バンザイ!!(*´Д`*)b

山吹久遠

無愛想で無表情、その上、口を開けば毒舌というロリっ子少女。極度の人見知りで、寮内でもこなつにしか懐かない。寮に来るまでは腹話術で一人二役で会話していたほど。
まぁ、そっち方面が好きな人のために、こういう子も必要よね(´・ω・`)

九条静流

クールで冷静沈着な少女。ただ、頼み事は断れないお人好しな一面もある。魔法に対する興味は高く、難しい魔導書をよく読んでいる。
クーデレだから黒髪かと思いきや、違ったようでござる(´・ω・`)

星川照

喜怒哀楽がすぐ顔に出るいつもハイテンションなムードメーカー。性知識が全くないため、主人公に対し無意識に過剰なスキンシップをしてしまうこともある。
私が好きなピンク髪の巨乳の上、今では絶滅危惧種の正統派ポニーテール元気少女となかなか好みそうな子です。無意識なスキンシップ系は好きだなぁ。カミカゼの風花ちゃんみたいな子(こっちは握手だけですが)。

エニス・ユートリア

魔法学園の校長。パッと見では偉い人には見えないおっとりとした性格の優しいお姉さん。しかし、魔法使いとしての能力は抜群に高く、誰にも使えない魔法を簡単に使用することが出来る。主人公の祖母と古くからの知り合い。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
金髪巨乳のゆるふわ系お姉さんとか最強すぎるでしょ。こういう人は大抵サブキャラで終わったりするんだけど、今回はヒロインらしい。良かった・・・本当に良かったぜ・・・(*´Д`*)b

御影

学園創設以来、最高の魔法使いと言われている女性。普段は冷静沈着だが、気に入った相手の困り顔が好きで、そういう相手によく悪戯をしている。魔法の研究に没頭し、家に帰らず研究室に篭ることが多い。
年上なのかな?黒髪のクールビューティで実はイタズラ好きもある意味では定番ですな。こういう子がデレると結構可愛いw

ヒロインが6人いて原画家1人当たり2人ずつみたいですね。CG枚数も結構な枚数になるとか。ほんまかいな(´・ω・`)?
まぁでもヒロインは文句なしに良さげなんで、今後もチェックしていきたいタイトルですね~。エニス校長とこなつちゃんと照ちゃんだけでも最高ですw

「まほ×ろば -Witches spiritual home-」は今秋発売予定のフルプライス作品。キャラ特化というコンセプトで最後まで通してくれているなら期待したいところですねぇ。楽しみです!(あかべぇだから不安もあるけどw)

あかべぇそふとすりぃの公式サイトはこちらから↓
http://www.akabeesoft3.com/

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