こばとの独り言

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「お家に帰るまでがましまろです」 体験版

2017年07月18日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2017年7月28日発売ま~まれぇど最新作「お家に帰るまでがましまろです」の体験版をプレイしてみました(*'∇')

だいぶ遅くなってしまいましたが、ようやくプレイすることが出来ました・・・申し訳ない(´Д`;)ヾ
気が付いたら、マスターアップしてましたね(´・ω・`)

お家に帰るまでがましまろです 概要
祖父を亡くし住む場所も無くなった主人公・宮原亮が飢え死にしそうになったところを、洋菓子店のオーナー・春日部花音に助けられ、そのお礼としてその洋菓子店で住み込みではたらくようになり、経営危機に陥っているお店をあの手この手で救うというラブコメ。
亮が働くこととなる洋菓子店“マシュマロツリー”は、学生の春日部花音がオーナーで彼女の学園での先輩・朝霞汐が店長兼パティシエのため、2人が学園に行っている間はお店を閉めて、帰って来てから営業するという変わった経営をしている。花音の父親がオーナー兼パティシエをしていた頃はお店も大繁盛していたが、父親がいなくなった影響は強く、花音が店を継いでからは赤字経営が続いている。
世界観的に「PRIMAL×HEARTS」シリーズと繋がりがあり、前作「PRIMAL×HEARTS2」のヒロインの1人・月夜野兎姫が国民的アイドルとしてテレビで活躍している。尚、今作のオープニングテーマはその兎姫が歌っているが、物語に直接関わってくることは・・・あったらいいな(爆) アリスちゃんもw

「お家に帰るまでがましまろです」製品版のあらすじ・感想はこちら↓
春日部花音編】【皇鈴紗々編】【朝霞汐編】【礼羽ライコネン編

お家に帰るまでがましまろです キャラクター紹介
宮原亮
本作の主人公。祖父を亡くして住んでいるところを追い出され、通っていた神扇学園も自主退学した。尚、学園時代は学年主席だった。祖父が亡くなった後、しばらく公園でダンボール生活を送っていたが、飢え死にしそうになったところを春日部花音に助けられ、彼女の厚意から洋菓子店“マシュマロツリー”で住み込みとして働くことになった(お店に居住スペースはないが倉庫を片付けてそこに住むことにした)。
洋菓子店で働きながらも本人はケーキが食べられない。これはアレルギーとかではなく“ケーキの形”をしたものがダメというトラウマのようなもので、ケーキの形をしていない物・・・シュークリーム等なら食べられる。ケーキも一応、原形をとどめないくらい形を崩せば食べることは可能。
基本的には礼儀正しいが環境への適応が早く、相手のノリに合せられる。祖父に色々と仕込まれたこともあり知識が豊富で手先も器用である。印象としては好青年だが、子供の頃は施設育ちだったせいか“親子の情”というものが理解できないでいる。施設に居た時の名字は“遊馬(あすま)”。
尚、公園に住んでいた頃は子どもたちから“モジャ仙人”と呼ばれていたらしく、後日そのことを知ったときショックを受け、ご近所に迷惑をかけたと心の中で謝っていた。

春日部花音

アホチョロインで天然ゆるふわドジっ子天使。・・・この一言でこの子の全てが分かる(爆)
両親を事故で亡くしたため、父親が経営していた洋菓子店“マシュマロツリー”を継いだ少女。神扇学園2年生で亮とは元クラスメイトだったが特別親しいわけでもなかった。現在はお店の近くのアパートで一人暮らしをしている。紅茶に詳しく、亮とJCによって紅茶神(ティーゴッド)という二つ名を付けられる。
困った人を放っておけない心優しい娘で、亮が行き倒れているところを助けた。明るく前向きな性格だが、ほわほわしてて危なっかしいところがあるため、放っておけない気にさせる。夢は継いだお店を続けて自分を含めて皆を笑顔にすること。
普段はゆるふわな感じだが、仕事に関してはテキパキとしている。しかし、時折ドジをやらかすことがあるので、やはり危なっかしい。普段は直感で動いているせいか、考え過ぎると知恵熱が出てしまう。亮や汐など自分の親しい人が活躍すると何故かドヤ顔をする。マジ天使。
子どもの頃、“あすま”という名の男の子に助けてもらったことがあり、その時もらったウサギのお面を今でも大切に持っていて、その影響か時々語尾が“ぴょん”になる。彼女にとっての初恋らしく、その男の子にもう一度会いたいと思っているが・・・。

朝霞汐

洋菓子店“マシュマロツリー”の店長兼パティシエ。神扇学園3年生。花音とは幼馴染。見た目は幼いが亮より年上で、色々気が付く人なので皆のお姉さん的存在。花音ほどではないがお人好しで義理人情に篤い。
見た目が幼いことを非常に気にしており、“お姉さんみたい”と言われると大変喜ぶ。しっかりしてて面倒見が良いのはどこか危なっかしい花音とずっと一緒だったから。あまりに世話焼き好きなためダメ男好き疑惑があるw 
かつて花音の父親の一番弟子だったが、自分がパティシエになってからお店が赤字続きになってしまったことについて責任を感じている。

皇鈴紗々

絵本作家。神扇学園1年生。いつもグルグル眼鏡を付けている。不幸体質で自虐的。
人見知りが激しいせいか、なかなか自分から行動を起こそうとしなかったが、亮としずかのお蔭で少し行動的になり、花音の紅茶や汐のケーキが気に入ったこともあってマシュマロツリーの常連となる。

礼羽・ライコネン

北欧出身で世界一となった天才パティシエ。以前は洋菓子店“スヴニール”で働いていたが突然辞めてしまった。神扇学園にも在籍していたが、スヴニールを辞めたと同時に学園にも来なくなっている(花音と同じ2年生)。父親がフィンランド人で母親が日本人というダブルのため見た目は日本人離れしているが日本語は普通に話せる。掴みどころのない性格で“つってね”が口癖。
“ライコネン”という名字は嫌いではないけど普段は使いたくないという理由で人には自分のことを名前で呼ばせている。しかし、亮は女性を名前で呼ぶことは抵抗があることから“ライライ”というあだ名を付けたところ、彼女が気に入ってしまった。

JC

マシュマロツリーの従業員兼亮の教育係(割とスパルタ)。名前はJCだが、普段はJDで見た目はJK(ややこしい)。見た目や言葉遣いはギャルそのものだが、礼儀正しくマシュマロツリーの従業員の中では1番の常識人。
その容姿のせいで世間の風当たりが強く、他のバイト先ではトラブルがあると真っ先に疑われていたが、マシュマロツリーではトラブルがあっても花音たちが信じてくれたことから、彼女たちには感謝しており、お店が潰れて欲しくないと思っている。
そういった経緯があり、花音や汐が年下でも彼女たちの意見を尊重するようにしている。しかし、お人好しな2人のことを心配して人一倍神経をとがらせている苦労人。とても良い人。ウェーイ!

川越太一

酒屋の息子。小学生。腰を痛めた父親の代わりにいつも商店街を駆けまわってお酒を届けている。少々ヤンチャなところはあるが、よく躾けられており、親の言いつけは守っている。

川越しずか

酒屋の娘。小学生。太一の妹。兄と一緒に配達をしているが、兄の足が速いため、いつも置いてかれ気味で息を切らしている。
兄と比べると礼儀正しくしっかりしている。しかも、亡くなった母親に似て計算が得意でIQが高い天才少女で、酒店の契約と経理は全て彼女が担当しており、交渉も上手い。亮はそれを実際に目の当たりにして驚いた。
亮に助けてもらったことがキッカケで、亮のお嫁さんになろうと密かに画策している。しかも、最終的に自分のところに戻ってくればいいとも考えており、浮気もOKという懐の広さ。そのせいか、亮には方々からロリコン疑惑がかけられてしまっている。
色んな意味で将来が怖い小学生w

所沢まりん

マシュマロツリーの隣で洋食屋を営んでるおばさん。女手ひとつでお店を切り盛りしつつ、町内会の役員まで務めている“商店街の肝っ玉母さん”的存在。
花音や汐のことは小さい頃からよく知っているため娘みたいに思っており、学生ながらもお店を切り盛りしている花音たちや、父親が入院している川越兄妹のことを心配して気にかけてくれている。

狭山寛三郎

汐たちがよく利用している銭湯の常連。銭湯の近くにある電気店の主人。商店街に顔が利くため、亮の相談に色々と乗ってくれるが、亮の女性問題を酒の肴にしたいらしく、その相談をしてくれることに期待している。

お家に帰るまでがましまろです 体験版 あらすじ
祖父が亡くなった後、住んでいたところを追い出された宮原亮は、数週間の野宿の末、飢え死にそうになっていました。そこへ春日部花音が通りかかって亮を発見し、持っていたパンをあげて亮は何とか身体が動かせる程度には回復します。亮から事情を聞いた花音はこのまま放っておいたらまた倒れてしまうと思い、お店を手伝ってほしいとお願いして亮を自分のお店“マシュマロツリー”まで連れて行きます。しかし、従業員のJCや店長の汐がヒゲモジャな不審者っぽい恰好をしている亮を見て難色を示したものの、亮から助けてもらった分を働いて返したいという言葉に汐が感銘を受け、花音に賛成します。こうして、亮はマシュマロツリーで働くことになったのでした。
とはいえ、ずっと風呂に入ってなかったせいで小汚い姿をしていた亮をお店に出すわけにはいかないため、汐は銭湯の無料チケットと100円玉を渡し、亮を銭湯へ行かせます。銭湯では身なりがあまりに汚かったため、危うく入場を断られるところでしたが、常連の寛三郎に声をかけられ、亮の態度が誠実だったことから何とか銭湯に入ることが出来、その後、汐から貰った100円で牛乳を買うと、寛三郎に気に入られるのでした。
お店に戻って早速働くことになった亮ですが、キッチンの方で花音と汐の話が耳に入ってきて、お店が経営危機であることを知り、自分に出来ることをしようと気合いを入れて仕事をします。お店が開店すると早速常連の1人がやってきて、JCからその人が毎日同じ時間にザッハトルテを買いに来るから覚えておけと説明を受けます。ザッハトルテはかつてマシュマロツリーのオーナー兼パティシエだった花音の父親の1番のスペシャリテであり、花音の両親は事故で亡くなって花音がお店を継ぐことになったという話を聞きます。その後、その常連さんが帰った後は1人も来ず、花音と汐が自分のせいだと責任を感じて落ち込んでいたため、亮は何とかしようと街の方へ出て宣伝を始めます。しかし、ただの呼び込みでは見向きもされなかったので、小さい子をターゲットに切り替えて、花音の机の上に置いてあったウサギのお面を借りてそれを被って宣伝を再開します。すると、双子の子どもが興味を持ったため、折り紙も披露すると、双子はここでケーキが食べたいと言い出したため、その親も一緒にお店まで連れて行きます。しばらく双子に折り紙を教えていると、双子が誕生日であることが判明。母親は子どもたちにせがまれてショッピングモールにある有名洋菓子店“スヴニール”で誕生日ケーキを直接注文しようと思っていたものの、予約なしでは1時間かかると言われたため困っていたらしく、5分で用意できるというマシュマロツリーでケーキを買うことにします。
その後、花音の提案で双子と一緒にケーキの飾りつけをしますが、完成して箱に入れる段階になってロウソクを双子の年齢分である5本だけ入れようとしたところ、双子が急に泣き出します。急に泣き出す双子に困惑すると母親と亮たち。しかし、花音だけが唯一その理由に気が付き、ロウソクを15本用意します。最初は双子分だから10本だと思っていた汐たちは戸惑いますが、花音は「双子が生まれてお母さんも2人のママになった」と説明。すると、双子も幼稚園でお誕生日はママがママになった日と言われたと話し、母親にお誕生日おめでとうと伝えます。すると、母親は感動して2人を抱きしめ、その様子を見ていた汐たちももらい泣きをします。しかし、特殊な家庭で育ち、親子の情を理解できない亮は感動出来ませんでしたが、それでもそのことを周りに悟られないように上辺だけ笑顔で取り繕います。しかし、親子や花音たちの様子を見て、ここでなら自分も変わっていけるかもしれない、この店で働けることになって良かったと思うのでした。
亮が店番をすることになり、朝から営業が出来るようになったマシュマロツリー。しかし、宣伝をしていなかったせいもあってか、客数は相変わらずゼロのままで、毎日来る常連すらも朝から開店していたのを知らないことに気付き、亮は対応策を考え、まずは花音たちにそのことを教えます。すると、花音たちもそもそも店を再開したときもちゃんと告知していなかったことに気が付き、まずは宣伝に力を入れてみることにします。しかし、ただチラシを配っただけでは効果がないため、汐の作ったケーキを配ってみることにします。それだけじゃなく、メニューを絞り込んで経費を削減する方向にし(ただし固定はせずローテーションにする)、先ずはリピーターを増やして、それが出来たらメニューを元通りにするという方向で経営方針が固まるのでした。
試食の宣伝は子どもや親子連れに対しては上手くいったものの、OLや学生には立ち食いは行儀が悪い言われたり、食べたらケーキを買わなきゃいけないからと遠慮されてしまったことから、学園から帰って来た花音たちに試食の報告をしてお店を任せた後、とにかくお店をやっていることだけを伝える宣伝方法に切り替えます。それが終わった後、お店に戻ってくるとお店の前に外国人風の女の子がいたため、ケーキの試食をしてもらおうとすると、その女の子がケーキは嫌いと言ったため、自分と同志を見つけた亮は嬉しくなり、初対面の女の子に対して身の上話をしてしまいます。すると、先ほどまで憂いた表情をしていた女の子も表情が柔らかくなり、楽しそうに亮の話に聞き入るようになっていました。そこに試食のケーキの噂を聞いて駆け付けた小さい兄妹が走ってきて疲れていた様子だったため、女の子は自分が持っていたペットボトルをあげようとします。しかし、兄妹は親から知らない人から貰っちゃいけないときつく言われていると言ったため、亮は両者の間を取り持つために自己紹介をします。すると、女の子はすぐにその意図を察し、礼羽・ライコネンと自己紹介を始めます。そして、男の子を上手く誘導して“太一”と自己紹介をさせると(妹のしずかの方は兄が勝手に言ってしまっていた)、亮はこれでも知らない人じゃないと言い、太一もそれならと礼羽からペットボトルを受けとります。すると、汐が作っていた追加の試食ケーキが完成したため、花音がそれを届けにくると、礼羽はその場を去っていくのでした。
その後、今日の問題点を洗い出しして、お店の奥にイートインを作り、手軽な飲み物の販売をすることにします。それだけじゃなく、亮は子供たちのお小遣いで無理せず買える金額に抑えるため小さくしたケーキも用意することを提案します。それはケーキ屋が持っている“特別感”の雰囲気とは真逆の方向性になってしまうため、そこを懸念した亮でしたが、花音の“皆が気軽に集まれるようなあたたかいお店にしたい”という言葉を受け、亮の案を実施することにします。しかし、亮だけでは手が足りないことから、JCにも手伝ってもらうことにします。この提案はそれも目的に含まれていました。彼女は、亮が従業員になったことで経営状況から2人分のバイト代が払えなくなることを心配して色々と理由を付けてバイトを休んでいたからです。あとは飲み物の仕入れ先でしたが、花音の交渉術では不安があったため、亮が担当することにし、銭湯の常連の寛三郎に相談したところ、酒屋に口利きしてくれることになり、飲み物の仕入れ先問題も解決するのでした。
翌朝、飲み物の仕入れについて打ち合わせをするため川越酒屋に向かった亮。すると、そこには先日礼羽がペットボトルをあげた太一としずかがいました。しかし、太一が無理矢理ビールの箱を運ぼうとして、積んであったビールケースが崩れたため、亮は咄嗟に駆けつけビールケースを受け止めます。その後、事情を聞くと、父親が腰を痛めて入院しているため、2人でお店を切り盛りしているという話を聞き、亮は幼い2人と商談することは難しいと考えますが、太一がまた無理してビールケースを運ぼうとしていたため、話をするついでに手伝うことにし、商談は入院している父親とすることにしました。配達が終わると、川越酒店も経営が苦しいことを話し、本来ならば父親が帰ってくるまで店を閉めようとう話だったようですが、それでも2人が何とかしようと頑張っていることから、亮はマシュマロツリーの仕事の合間に配達を手伝うことを申し出ると、兄妹は喜びます。その後、バイト代は出せないというしずかの言葉に、仕入れ交渉で値引きできたらいいと父親に伝えてほしいと冗談めかして言うと、太一から契約と経理はしずかがやっていることを聞いて、亮は驚くのでした。
その後、イートインや飲み物作戦は大成功し、お店を再開してから初めて商品が完売したため、大喜びした花音たち。売れなくて責任を感じていた汐にも笑顔が戻り、新しい物をメニューに加えようと意欲的になっていました。喜び合う花音たちを見て、亮はまだお店の問題は山積みでも、せめて初完売記念の今日くらいはこの喜びを噛みしめたいと思うのでした。その日の夜、銭湯に行って寛三郎にお礼を言って戻ってくると、忘れ物を取りに来た花音がいて、丁度良い機会だからと亮に何故学園を辞めてしまったのは聞いてきます。神扇学園時代、彼女がクラスメイトだったことに気付いていた亮は、いつかそのことを聞かれるだろうと覚悟していたため、祖父が亡くなってからは毎日を生きるのに手いっぱいで学園に通う余裕がなかったと答えます。花音は、両親が亡くなったときに自分が立ち直るキッカケを作ってくれた恩人の亮に、もう一度学園に通ってほしいと考えていました。そんな彼女の気持ちを察した亮は、今はお店を再建することが最優先で、もしもお店の再建する一環で学園に通うことも必要というのなら復学もありうると、彼女が傷付かずそれでいて最大限譲歩した回答を伝えます。すると、亮が復学する意思があることを確認した彼女は喜び、その場では満足しましたが、家に帰ってからそもそもお店を再建するのに学園に通う必要はあるのかと気が付き、モヤモヤしてしまうのでした。
翌朝、モヤモヤした気持ちを抱えたままお店に来た花音は、JCに何か勘違いされ恋バナなら相談に乗ると言われます。花音はそれは誤解だと言って、亮のことを気にかけている理由を話します。彼は私を助けてくれた恩人なのだと。それは花音は両親が亡くなってからしばらくのことでした。お店をどうするか迷っていました。以前の従業員からはお店を手放したらどうかと親切心から言われていましたが、両親との思い出のあるお店を手放すことは難しく、なかなか決断が出来ませんでした。更に商店街の会長からもいつまでもシャッターの閉めっぱなしはイメージが悪いから、再開しないなら別のテナントを入れてほしいと頼まれていました。お店を手放したくない気持ちと目の前の現実との折り合いに悩んでいるとき、花音は学園で亮が友人とあることを話していることを聞きます。祖父を亡くして腑抜けて成績が落ちた亮に対し、友人は常に俺の目標であってほしいと訴えていました。亮は祖父が遺した借金の返済でバイトばかりになっていて学業もろくに出来ていないようでした。その友人は弁護士である父親に相談して相続問題など全てをチャラにすることが出来るから、自分のために生きろと言いますが、亮はそれを断ります。確かにじいさんは借金を残した、そのせいで今大変だけど、他にも大切なモノを残してくれた。それは“僕”という人間の生き方だと言います。だから借金すら亡くなったじいさんとの繋がりだと思っている、それをなかったことにするのは、じいさんとの思い出までなくなってしまう気がすると。借金まで背負い込んでも自分の中に思い出として繋がりを持っててそれでしっかり前を向いて生きている・・・そんな亮に感銘を受けた花音は自分もそうしたい、そうなりたいと強く思い、お店を再開することにしたのでした。
お店の再開を決めた花音がお店に寄ってみると、キッチンに明かりが点いていることに気付きます。キッチンでは最近ずっと学園を休んでいた汐が、花音のために父親のケーキを再現しようと頑張っていました。花音は彼女が徹夜して手もボロボロになりながらも花音のために何かしようとしていることを知り、自分のことばかり考えていたことを泣いて謝ります。汐は私が勝手にやってただけだから泣かないで笑ってほしいと伝えると、花音も涙を浮かべながら笑顔を見せ、お互いに泣きながらも笑顔を見せ合います。汐の気持ちを知った花音は、お父さんもお母さんもここにいる、お店の道具や機材、床や柱についた傷のひとつひとつがお父さんたちが残したもの・・・そういった思い出が残っているから、そういう意味でお父さんはいつもここにいる、それにお父さんたちが残してくれたのはお店だけじゃない、汐ちゃんもそうなんだと伝えます。お父さんが直接ケーキの作り方を教えたのは汐だけであり、だから汐がいればお父さんたちもすぐそばにいるってことなんだと。花音は自分のそばには汐がいてくれる、だから大丈夫だと思い、汐にパティシエになって欲しいとお願いします。こうして、マシュマロツリーは再開したのでした。
お店を再開するキッカケをくれた亮にお礼を言おうとしたら、今度は亮が学園を辞めてしまってお礼を言えなくなっていました。そんなある日、亮が公園で倒れているのを発見し、花音は恩人である亮にお礼をするためにお店に連れてきた・・・それが最初の出来事の顛末でした。それを聞いて汐とJCは2人は当時の花音の行動に納得。しかし、それでも今後も亮に特別な感情を抱かないとは限らないとJCに突っ込まれ慌てる花音ですが、逆に花音や汐から前に彼氏とデートに行くと言ってバイトを休んだことがあったよねと、一時期お店のことを気遣って適当な理由をつけてバイトを休んでいた頃の理由を突っ込まれます。JCは墓穴を掘ったことに気付き、慌てて彼氏とは別れたというと、お店のせいで別れたと更に勘違いした2人が菓子折りを用意してその彼氏に挨拶に行こうと計画を立てはじめたため、今更バイトを休むための口実だったと言えなくなってしまうのでした。
お店が軌道に乗り始めた頃、以前酒店の手伝いで太一と一緒に財布を拾ったときに知り合った皇鈴紗々が通りかかって亮に財布を拾ってくれたお礼を言うべきかどうか迷っていたのを見つけ、彼女に呼び込みをしてみます。彼女が慌てて後ずさりしたところ、段差に躓いて転びそうになったところを助けると、しばらく亮は彼女を抱きかかえていましたが、そこへ通りかかったしずかがいつまでそうしているのかと注意をします。その後、紗々はお店に入るかどうか迷っていましたが、お店の邪魔になると思ったしずかが強引に紗々をお店に引き入れます。しかし、紗々がメニューにない紅茶を注文してきたため、亮とJCはどうしようと困ってしまいます。そこへ花音が紅茶のウンチクを披露したところ、あまりに詳しかったことから彼女に“紅茶神(ティーゴッド)”のあだ名が付けられ、彼女がプライベートで使っているティーセットを使って紗々に紅茶を提供します。すると、花音のウンチク披露も含めて大好評だったことから、マシュマロツリーに新たなメニューとして紅茶が加わることになったのでした。
それから少し経ったある日、お店の方は安定するようになってきましたが、そうなってくると別の問題が浮上してきます。汐1人でキッチンを切り盛りしているという問題でした。汐が体調を崩したらお店を閉じなければならなくなる・・・それを何とかしようと亮は手伝うことにしますが、クリームをかき混ぜるだけで精いっぱいであり、この問題も解決しなければと改めて思います。その日の夜、クリームをかき混ぜて腕が疲れたため、銭湯でマッサージをしてお店に戻ろうとすると、寛三郎が一緒に仕事した人と銭湯に入りに来た為、その人を紹介されます。その人は亮が施設から引き取られて“宮原”となる前の“遊馬”の時代に一緒に施設にいた武藤改め佐藤でした。2人が思い出話に盛り上がっていると寛三郎は驚き、同時に亮の名字が変わったことが気になったため、そのことを亮に聞くと、亮は児童養護施設で育ったということを説明します。すると、寛三郎は2人とも苦労してきたんだなと感動し、2人に飲み物を奢るのでした(銭湯には牛乳しかありませんがw)。
マシュマロツリーの休日。今まで何度か耳にした天才パティシエの作る味が気になった亮は、彼女がいるという“スヴニール”に偵察に皆と行きますが、その帰りに花音と汐から礼羽がその天才パティシエだと教えてもらい驚きます。皆でパティシエ不足問題は今フリーの彼女に頼めば解決するんじゃないかと考え、彼女をマシュマロツリーに連れてくる方法を考えますが・・・。
ある日の朝、見たこともない業者が来て頼んでいた物を納品に来ましたが、亮はそれを不審に思ったものの新人が来たのだろうと思い、荷物を受けとります。しかし、ダンボールを開けてみると頼んだものの他に袋に入った白い粉が発見したため、返却しようとしますが、業者と連絡を取ることが出来ませんでした。それから閉店後、何故かお店に警察が来て、麻薬の密売人が逮捕されこのお店が密売ルートの共犯であると自供したと話したため、亮たちは驚きます。そして、今日不審な業者から納品されたダンボールから白い粉が発見され、店の責任者に任意同行を求めますが、花音と汐が自分が行くと言い出して譲らなかったため、警察は2人を一緒に連れていこうとします。このまま責任者が連れて行かれたら例え無実だったとしてもお店のイメージ的にも非常にマズイため、助けてもらった恩を返すなら今しかないと考えた亮は、自分がお店の仕入れを担当していて、仕入れの仕事をしていたのも麻薬の密売をするためだったと嘘を言います。そして、亮があの色々と問題になった“宮原”の孫だと知ると、警察は亮を逮捕し署へ連行します。花音たちは亮が自分たちを騙していたということにショックを受けたものの、それでも彼がこんなことをするとは思えないと考え、亮が自分たちを庇うために嘘を吐いたのだと結論付けます。そして、花音はかつて“あすま”に助けられ、いつか彼のようになりたいと思っていたことも思い出して、亮を助け出すために動き出すのでした。

お家に帰るまでがましまろです 体験版 感想
さすがままれと言うべきか、シナリオは文句なしに面白かったと思います。下町っぽい雰囲気の場所で人同士の繋がりを大切にするっていうのがテーマっぽいので、恐らく体験版最後に捕まった亮もそうやって人と繋いだ絆から無実の証拠が出されて助けられるのだと予想。まぁ結果は分かっててもエロゲの場合は結果よりも経過の方が大事ですからね。どのようにして無実が証明されるのか楽しみです。それにしても、プラハシリーズのときも思ったけど、キャラとシナリオとのバランスが良いですね。ヒロインが可愛いだけじゃなく、そのヒロインを助ける主人公という王道シナリオが好きです。まぁその主人公に関しては若干気になる部分もあるんですけど、それは後述で。体験版をプレイした限りでは恋色マリアージュを含めたプラハシリーズをプレイした人なら問題なく楽しめると思います。今までのシリーズをプレイしてない人にも、これが現代のエロゲっていうのが分かる良い内容だったと思うのでオススメですね~。特に初心者!まぁまだ過去のシリーズをプレイしてない人は、まずはそっちからプレイすることをオススメしたいですが。世界観の繋がりがあるので。
しかし、共通ルートの時点で泣かせに来ましたねぇ~。花音ちゃんが両親を亡くした後、亮の言葉でお店を再開することを決めて、その後、汐ちゃんが花音ちゃんを励ますために1人でケーキ作りを頑張っていたことに花音ちゃんが気付いたっていうところのシーン、涙無しには見られんだろ・・・おじさん、年取って涙もろくなっちゃってるから、こういうシーンはもうホントにダメよ(iдi) ここだけじゃなく、この2人の会話は本当の姉妹みたいで良いですわ。和みまくりです!!
ヒロインは特に花音ちゃんが好き。花音ちゃんは本当に可愛いですね~アホっ子でチョロインでほわほわしてて天使です!最初に見たときから1番のお気に入りだったけど、体験版をプレイしてからでもやっぱりこの子が1番好き!あと、“あすま”に関するエピソードは、どことなくプラハ1の聖良ちゃんを思い出させるぞ?デートの練習とか。あれか、“あすま”の正体を知ってベッドでゴロゴロして、亮に知ってもらいたかったのに、亮に花音ちゃんは他に好きな人がいると勘違いされてショックを受けてしまうパターンかwww 最後は公園で待ち合わせして「私がアレスです」・・・ってそれは聖良ちゃんだなヽ(´ー`)ノ まぁでもたぶんそんな感じの流れで付き合うことになりそうね、花音ちゃんの場合w Hシーンもあの天使だった花音ちゃんからノリノリでエッチしてくるのでちょっとビックリでした。パ○ズ○フェ○は大きく分けて3つありましたが、メインとなる差分が片方乳首が隠れてるのが残念でしたね・・・たしか、前作のアリスちゃんのときのもそういうパ○ズ○がありましたが・・・乳首を隠されるのはイヤだなぁ・・・できれば最後のおっぱいを少し持ち上げた状態でずっとやってほしかったな・・・あっちの差分だったら完璧だった。惜しい。本番Hはおっぱい見せてくれたし満足でしたわ~。
汐ちゃんはロリお姉さんで小柄な身体ながらも母性が見られるのは良かったですね。つい甘えたくなっちゃう雰囲気と、ネコさんパンツなどときどき子供っぽい一面を見せるギャップが良いですが、この子は完全にダメ男製造機ですwww これでおっぱいさえ大きければと思うと少々惜しい気がする(´ー`)
紗々ちゃんと礼羽ちゃんの2人は顔出し程度だったので何とも言えず。紗々ちゃんの自虐が面白かったですが、こういうネガティブキャラは好みが分かれそうではありますね。礼羽は掴みどころのない性格ですが、あのエロボディがあるので、Hシーンに期待したい・・・が、店舗特典の抱き枕カバーが両面とも尻を向いているのが意味不明だったのであの特典は買うの止めました。もしかして、たてちーみたいに尻キャラなのか?って不安になりました。Hシーンは最初が尻見せてたのでまさかって思ったけど、後半はおっぱい見せたので満足です。ただ、パ○ズ○フェ○の体勢が微妙だったかな・・・つか、あれで1シーンなの!?っていうくらい長くて濃かったですね・・・さすがままれw
サブキャラだと、JCがビッチさんみたいな立ち位置になってて物語を盛り上げてくれましたが、個人的には、しずかちゃんが色んな意味ですごくてある意味1番インパクトが強かったwww あの小学生、最強すぎるじゃないですかw 10年後が恐ろしいですよw 巨乳になってたら嬉しいですけど(爆) 小学生とは思えないくらいすごくしっかりいしてるけど、頭を撫でられると年相応の反応を見せたりするし、普段の小悪魔なところを含めて、10年後が恐ろしいことになりそうって気はします・・・お兄ちゃんも苦労しそうだw
主人公については一人称が“僕”で陰があるところが気になるかな。一人称が“僕”だと高確率でヘタレの可能性があるしね(ままれの場合は鈍感系になるかもだけど)。あと、特殊な環境で育ったせいか親子の情が理解できないところとか。あまり主人公が前面に押し出される展開は好きではないので、誰かの個別ルートでそこんとこに触れるなら、あまりシリアスにはしないでほしいかな。共通ルートのヒロインを助けるという展開が好きなので、個別ルートもそうしてほしいところです。
システム環境面については色々と心配しましたが、特に問題がなかったかな。まぁ体験版では色々削除してるっぽいので製品版ではどうなるか分からないけど、少なくとも体験版の時点では私の古いPCでも特に問題なくプレイできました。数年前の古いノートPCでも普通に動いたので実際はそんなにスペック必要なさそうですね。そこそこ設定も細かく出来ますし、自分なりのプレイ環境が整えられるというのは良いと思います。いくつか気になる部分はあるけど、公式を見るともうそういった意見が出てて修正が入るってことになるみたいなのであえてここでは言いませんが。まぁいずれにせよ、予備のPCを使わずに済んで良かったですわw
まぁそんな感じで。夏の本命タイトルで体験版の内容も期待通りの内容だったので発売日がますます楽しみになりました!

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ま~まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』

「PRIMAL×HEARTS2」のあらすじ・感想はこちら↓
アリスティア・ヴァレンベリ・華蔵寺編】【栗生真白編】【館林たては編】【月夜野兎姫編】【綿貫杏那編

「PRIMAL×HEARTS2」のグッズ購入品はこちら↓
キャラクターソング&サウンドアルバム】【新春初夢萌BOX2016】【アリスティアご奉仕ブランケット
アクリルフィギュア&手帳型スマホケース】【アリスティアあまあまブランケット&綿貫杏那B2タペストリー
ビジュアルファンブック】【ソフマップコレクション】【アリスティアビッグサイズアクリルスタンド

アリスティア・ヴァレンベリ・華蔵寺生誕祭(2017年)

「PRIMAL×HEARTS2」の公式サイトはこちらから↓ 

ま~まれぇど新作第10弾『プライマルハーツ2』

アリスちゃんも登場してくれると嬉しいなぁ(*'∇')

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