小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

大祓し、正しく生きる。

2013年06月28日 | 小網神社教学

来る6月30日、宮中はじめ全国通津浦々の神社では「夏越の大祓」が行われます。日常生活のなかで知らず知らずに犯してしまう罪やけがれを、6月30日と12月31日(年越の大祓=としごえのおおはらえ)の年二回お祓いする行事です。6月を夏越、12月を年越と呼んでいます。日本最古の歴史書である『日本書紀』にも記載がある伝統的な祭典です。

人は認知して犯す罪とは別に、日々、他の生物の生命の犠牲によって「生かされ」ています。それ自体「無知の罪」ともいえるのです。

人間は、正しさの中に成り立っています。そして不正は、やがて正しさの中に没していくものでもあります。これが人間のあり方です。

しかし他人は見ていなくても、自分の不正は、少なくとももう一人の自分が見ることができるはずです。
だから人間は、常に声なき声に耳を傾ける謙虚な心の持ち主でありたいと願うのです。

自らを省み、自我むき出しで余裕のない生き方を戒めることも、大祓の重要な意義であるといえます。


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大祓神事の斎行について。

2013年06月28日 | 神社より

夏越の大祓神事の斎行は6月30日夕刻を予定しております。

社殿での参列はできませんので予めご承知置きください。

なお、神事終了後、20日より設えております「茅の輪」もお外しいたしますので、重ねてお知らせ申し上げます。


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夏越大祓・人形(ひとがた)の受付について。

2013年06月28日 | 神社より

今月上旬より、境内において「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の形代(かたしろ)をおわかちしております。

「人形(ひとがた)」等の受付は、準備の関係上明後日30日午前中までとさせていただきます事をお知らせいたします。

大祓は、日常生活のなかで知らず知らずに犯してしまう罪やけがれを、6月30日と12月31日(年越の大祓=としごえのおおはらえ)の年二回お祓いする行事です。

日本最古の歴史書である『日本書紀』にも記載があり、大宝律令に規定され、宮中において現在も恒例の神事として行われています。当神社でも、これにならい、古来受け継がれてきました。

祭典は半年間の罪・けがれを清め、心新たにお過ごしいただき、大きな力を得ることを目的に斎行されます。御希望の方は、御家庭に人形(ひとがた)をお持ち帰りいただき、形代に姓名、年齢を記し、夏越の際は六月二十九日、年越の際は十二月三十日までに初穂料を添えて神社までお持ち下さい。なお、姓名、年齢をお書きになる際には、次の言葉を唱え、身体をなでてください。

「直(なお)かれ、清(きよ)かれ、明(あかる)かれ、正(ただ)しかれ。

我(われ)人(ひと)ともに、厄(わざわい)あらざれ」

強運厄除の御神威が発揚し、皆々様のますますの御健勝を衷心よりお祈り申し上げます。


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