小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

過ちて改めざるを過ちという。

2013年12月31日 | 小網神社教学
本日は年越大祓を御奉仕する日となりました。当神社では夕刻、祭典を行ってお清めののち、お預かりした人形を近隣の川にお流しします。
川は海へとつながっており、荒潮によりさらに清められ、清い心でもって新年に迎います。

さて、「過ちて改めざるそれを過ちという」とは論語の中のことばです。
人は誰しも過ちをおかすものです。しかし本当の過ちとは、「反省のない過ち」ではないでしょうか。
「申し訳ありません」「ごめんなさい」とは、心から発せられることばで、反省することですが、昨今、「詫びを入れる」人が少なくなったような気がします。
欧米のような訴訟社会とはまだ言い難いものの、わが国には「詫びたら負け」というような風潮がじわじわと浸透してきているように感じるのは当方だけでしょうか。

そもそも義務とは自己のかかわる社会の利益に対する負担で、権利とは社会を構成する一人一人の利益範囲といえます。
憲法を初めすべての法律は、この権利・義務を一示すものですが、「人」として要求されるのは、法以前の道義或は道徳の上に立った理性理念でなくてはなりません。
お互いが自分の過ちを認めあって、初めて、心の通う社会となるといえます。
眼に見えるものにのみ、眼を向けている時代に終止符を打ち、今こそ眼に見えぬものに眼を向け、大祓を御奉仕いたします。

皆様にはよいお年をお迎えください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大祓人形は明日午前中までに。

2013年12月30日 | 神社より


年越大祓の人形(ひとがた)の受付は、本日夕刻におこなう祭典の準備の関係で、12月31日の午前中までとさせていただきます。
お寒い中恐縮ですが、どうぞお気を付けて神社にお持ちください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強運厄除「下町のすすきみみずく」頒布のお知らせ。

2013年12月29日 | 神社より
当神社の「下町のすすきみみずく」は、秋の七草の代表的なススキを使って奉製する強運厄除けのお守りです。
強運厄除の御利益がご自分の「身(み)」、御家族の「身(み)」に「つく」との願いから、おわかちしております。
11月28日の「どぶろく祭(新嘗祭)」から頒布しておりますが、近年ご希望が多くなり、本年11月の際は一時間弱で頒布が終了しております。

現在、正月頒布分のお守りを奉製中ですが、頒布は元旦午前0時~2時までとさせていただきます。誠に勝手ながら、今回もお一人様一体とさせていただきたく存じます。
ご用意のお守りがなくなり次第頒布終了とさせていただきますので、何卒ご了承ください。

なお、「下町のすすきみみずく」のご予約は行っておりませんので、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ東京『L4you』の取材を受けました。

2013年12月29日 | 神社より
テレビ東京系『L4you』(月から金16:00~16:52)の取材を受けました。
放送は1月6日(木)の予定です。
関係者の皆様にはお疲れさまでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神も人も、国にも大小なし。

2013年12月25日 | 小網神社教学
先日、和食が世界文化遺産に指定されました。先だっての富士山同様、わが国の文化が評価されることは大変喜ばしいことです。

当神社は八月より境内拡張工事を行っていましたが、先日、工事が完遂しました。
平成28年のご鎮座550年記念事業のさきがけとしての工事でしたが、お正月を前に広くなった境内で皆様をお迎えいたします。
こののち、二年かけて社殿の銅板吹き替え工事を計画しております。

さて、当神社をご覧になって「小さい神社」と仰る方は少なくありません。
確かに境内地は広くないかもしれませんが、神様のご神威は参拝の皆様の祈願によりさらに発揚されるものです。
「山椒は小粒でぴりりと辛い」と申しますが、先代の宮司はよく「神社に大小あれど神様に大小なし」と、申しておりました。

同じことが人や国にも言えましょう。
人なら身長や体重、国家では人口や面積など、その規模はさまざまですが、身体つきや国土の広さと、国家国民の精神的な豊かさとは、そもそも関係がないのです。
世界に誇れる麗しい文化を受け継ぐわが国ですが、面積や人口、国民の平均身長や体重を見ても、それは明らかでしょう。

もちろんおごることなく、ですが、誇りを持ちつつ豊かな気持ちで新たな年を迎えたいものですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「財運守」頒布終了のお知らせ。

2013年12月25日 | 神社より
10月28日の当神社二之宮にあたる「万福舟乗弁財天」(東京銭洗い弁天)の大祭から毎年限定でおわかちしております金運向上御守「財運守」。
こちらの頒布は、12月21日を持って終了いたしましたので、お知らせいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厄除など年始祈祷の予約状況について。

2013年12月25日 | 神社より
平成26年の強運厄除、法人祈祷、合格祈願など御祈祷の御予約状況についてお知らせいたします。

元日~1月7日までの各日、及び1月11日(土)、12日(日)、13日(祝)、18日(土)につきましては、既に御予約で空きがございませんのご了承ください。

御予約、お問い合わせは03-3668-1080にて承ります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「輪」の年をふり返る。

2013年12月18日 | 小網神社教学
今年の世相を表す漢字は「輪」でした。
東京五輪の招致が成功したことがその最大の理由だと思われます。
ところで今年、伊勢の神宮で20年の一度の式年遷宮がおこなわれ、また出雲大社でも60年に一度の式年祭もおこなわれました。
まさに大きな「輪」の歴史が、さまざまな形で合致した年でもあったのです。

神道ではこのように円を描くかのような周期的循環的な歴史観を尊んできました。
一日24時間、一年365日…、そして人の一生、さらに生と死・・・。
すべて一つのサイクルを感じてきました。
式年遷宮の思想は、「よみがえり」の考えも内包しています。

良しに悪しきに、古来日本人は、このサイクルにおいて大きな変化を好まなかったようにも思われます。
サイクルが変化することに不安を覚えたのでしょう。
「だんだんよく鳴る法華の太鼓」ではないですが、すこしずつ生活が豊かになっていくことこそを美徳としてきたのではないでしょうか。
あまり欲張ってはいけません、ということでしょう。

一年をふり返りつつ、平穏無事に暮らせる来年となりますことを祈る年の瀬です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古いお守り、お札などのお預かりについて。

2013年12月16日 | 神社より

当神社は境内地が狭く、お焚き上げの設備がございませんので、以下の御守や御札、授与品等のお預かりをお断り申し上げます。
何卒ご容赦下さい。

・寺院や他宗教の施設などで受けられた御守や御札
・熊手(他の神社仏閣などで受けられたもの)
・だるま
・神棚

※その他、大きな御守・御札・授与品などをお持ちの際も必ず社務所(03-3668-1080)に御連絡下さい。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年越の大祓の御案内

2013年12月10日 | 神社より
今週より、境内において「年越の大祓(としごえのおおはらえ或はとしこしのおおはらえ)」の形代(かたしろ)をおわかちしております。

「人形(ひとがた)」等の受付は、準備の関係上、12月30日午前中までとさせていただきます事をお知らせいたします。

大祓は、日常生活のなかで知らず知らずに犯してしまう罪やけがれを、6月30日と12月31日(年越の大祓=としごえのおおはらえ)の年二回お祓いする行事です。
日本最古の歴史書である『日本書紀』にも記載があり、大宝律令に規定され、宮中において現在も恒例の神事として行われています。当神社でも、これにならい、古来受け継がれてきました。
祭典は1年間の罪・けがれを清め、心新たにお過ごしいただき、大きな力を得ることを目的に斎行されます。御希望の方は、御家庭に人形(ひとがた)をお持ち帰りいただき、形代に姓名、年
齢を記し、十二月三十日までに初穂料を添えて神社までお持ち下さい。

なお、姓名、年齢をお書きになる際には、次の言葉を唱え、身体をなでてください。
「直(なお)かれ、清(きよ)かれ、明(あかる)かれ、正(ただ)しかれ。
  我(われ)人(ひと)ともに、厄(わざわい)あらざれ」

強運厄除の御神威が発揚し、皆々様のますますの御健勝を衷心よりお祈り申し上げます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京銭洗い弁天像と福禄寿像をお飾りしました。

2013年12月02日 | 神社より
先般のどぶろく祭にあわせ、財運向上の東京銭洗い弁天さまと、健康長寿の福禄寿様の御像を境内にお飾りしました。
「銭洗いの井」のあった場所に福禄寿様をお飾りし、弁天様は新授与所前に銭洗いの井とともに移設いたしました。
 東京銭洗い弁天さま。
 健康長寿の福禄寿さま。

なお、台風などの天候不良等のために長引いておりました境内の拡張工事などもほぼ終了いたしました。
近隣や参拝の皆々様には、ご迷惑をおかけいたしました。
広くなった境内、授与所で皆様のお越しをお待ちしております。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする