小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

君子は義に喩(さと)り 小人(しょうじん)は利に喩る。

2013年05月31日 | 小網神社教学

おかげさまで例大祭も無事終了しました。今年もたくさんの方がおいでになり、御神威も益々発揚されたことと存じます。

表題は論語にある言葉です。すぐれた人(君子)は、筋道を基準とし、つまらぬ人物(小人)は、損得で考える、といった意味です。

「仁」や「義」は、儒家の最も重んずることばで、わが国の武士道においてもたいへん重要な事柄です。

仁とは「おもいやり」のことで、人に対する心の姿を意味します。

「義」とは「こうあるべきこと」で、いわゆる筋道や道理のことをさします。

この「義」に対する概念が「利」なのです。

利は刹那的なものですが、義(道理)には歴史から受け継いだ教訓があります。ひいては利を導く知恵も内包されているのです。

何事においても利害、損得を優先する現代社会において、筋道重視の姿勢こそ、まことの価値といえます。

 


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『京成らいん』の6月号に紹介いただきました

2013年05月30日 | 神社より

京成電鉄様のフリーペーパー『京成らいん』の6月号に当神社の「茅の輪くぐり」(大祓)行事案内を紹介していただきました。

関係者の皆様に衷心より御礼申し上げます。


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絵馬のおわかち終了について。

2013年05月28日 | 神社より

本日の例大祭に合わせご参拝の皆様に差し上げておりました、ご鎮座547年記念干支絵馬は、午後一時をもちましてご用意しておりました数がなくなってしまいました。

朝からお並びいただいた方もいらっしゃり、予定を上回る方がお越しになり、御無礼いたしました

遠方よりお越しいただいた方には、たいへん申しわけございませんでしたが、何卒ご了承ください。


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地元メディア様の取材がありました。

2013年05月28日 | 神社より

本日の例大祭に、中央FM様、東京Bayネットワーク様が取材にお越しくださいました。

お忙しい折、お疲れさまでした。


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明日の例大祭について。

2013年05月27日 | 神社より

明28日は当j神社のご鎮座547年例大祭が斎行されます。例祭式は午前11時からとなります。

ご参拝の方には547年記念の干支絵馬を差し上げます(無料)。おわかちは午前9時からとさせていただきますが、なくなり次第終了となりますので予めご了承ください。

当日は終日、神楽殿において江戸里神楽囃子の奉納演奏がございます。同神楽殿は中央区の有形文化財に登録されており、五角形の珍しい形状をしております。この次の奉納演奏は11月28日のどぶろく祭(新嘗祭)となります。

なお、当神社には駐車スペースはございませんので、お車でお越しの際は近隣の駐車場をご利用ください。

 


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太陽が照れば塵も輝く。

2013年05月24日 | 小網神社教学

不安定な天気が続きましたがこのところ真夏を思わせるような陽気です。

かの有名なゲーテの言葉に「太陽が照れば塵も輝く」という言葉があります。太陽の如く、暖かく、明るい心で接するなら、すべては光り輝く、と述べています。

神道では、清く、明かるく、正直な心を、あるべき姿と定義しています。いわゆる太陽の心を、わが心とせよ、ということでしょう。

この心ヘ立ちかえることを「まこと」といいます。

人は常に「誠」のを継続させ、その「誠」は、人を動かし、神も感応されるのです。

毎年5月28日に行われる当神社例大祭では、多くの人々が、神様への報恩感謝と、神威の高揚を願います。

神は、人の敬を得て、その威を増すといわれます。例大祭に、塵をも輝かすべく、心新たにお参りください。


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『日本橋ごよみ』6月号に紹介いただきました。

2013年05月21日 | 神社より

フリーペパー『日本橋ごよみ』に当神社の例大祭についての告知記事を掲載いただきました。

 

 


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『日本の聖地99の謎』に紹介していただきました。

2013年05月21日 | 神社より

『日本の聖地99の謎』(歴史ミステリー研究会編/彩図社刊。¥550)に、当神社を紹介していただきました。

強運厄除の由来についてが紹介していただきました。


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BS朝日(BS5CH)「テイバン.tv」が取材にいらっしゃいました。

2013年05月21日 | 神社より

昨日、BS朝日(BS5CH)様「テイバン.tv」http://www.bs-asahi.co.jp/teiban/の取材をお受けいたしました。

お笑いコンビ「ハマカーン」のお二人が当神社の由緒や東京銭洗い弁天様についてリポートされました。

OAは5月31日(金)午後11:00~11:54とのことです。

時折小雨が舞う中の取材でしたが、スタッフの皆様、御苦労さまでした。


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調和の中に人生あり。

2013年05月11日 | 小網神社教学

あいにくの雨ですが、夏祭りの季節になりました。

当神社では、平成28年のご鎮座550年祭に向けて準備を進めています。次回の三尺を超える本社神輿渡御は、この年になります。

祭の神輿を担ぐ際のかけ声に、ワッショイ、ワッショイがあります。

諸説ありますが、その中に「和を背負う」から来ている、というものがあります。いわゆる、「和即ち心を一つにして、お神輿を担ぎましょう」ということです。

一方、神職が祭儀奉仕の中での礼法を祭式といいますが、この祭式の所作は、まさに調和の美がありといえます。

美は調和の中に生まれるといってよいでしょう。

人生も風雨の時もあれば、和やかに晴れる時もあります。心悲しく落ち込む時もあれば、心晴れやかに、生気譲る時もあるのです。

心空しき折は、空しきに耐え、これを乗り切り、心楽しき折は、楽しきことの尊さを味わう。人生は、いわばトータルです。

「終わりよければ、すべてよし」ではないですが、人生は終わりをみて、はじめて評価されるべきものです。

その基準は、一生のうちに、知何に他との調和がとれていたか否かだ、といってもよいのではないでしょうか。


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力となる継続の礎に「まことの心」。

2013年05月06日 | 小網神社教学

長嶋茂雄、松井秀喜の両氏に国民栄誉賞が贈られました。

一つのことを極め、それをやり続ける尊さと、そこで得た栄誉に賛美の声が贈られています。

庭先の雨だれが庭石をうがち、根気強い叫びが、多くの人の心をゆりうごかす例は、歴史の示すところです。

継続こそ己を高め、己をとり巻く集団を改める大きな力だといえましょう。

しかし継続するものの中味に、神道でいうところの「まことの心」がなかったら、継続も、人の心も動かすことはできません。

記録を超え記憶に残る強烈な長嶋さんのプレーも、世界最高峰の舞台でMVPを取った松井さんの雄姿も、まさに己を信じ、「まことの心」で道を極めた結果でしょう。


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