「他山の石」とは、自分の人格を磨くのに役立つ材料のことを言います。参考にすべき他人の良くない言行をさします。
山林の心ない伐採などは、水系を異常にし、流れる川に変化をもたらし、やがて海水へ悪影響を与えるといいいます。
これは一例にすぎませんが、大自然の一つ一つは、その生態を保つ重要な存在であり、無駄なものは、何一つとしてないのです。
一般的には神は肉眼で姿形を認識して拝することはできません。
しかし万有すべて神が宿る、と考える神道の信仰から察すれば、われわれを取り囲む森羅万象は「神の姿」として享受せよ、ということにもつながり得ます。
己の心を信仰によって浄化することの大切さは、さまざまな事象から学ぶことが出来る、ということでしょう。
世の中に無駄な事は一つもないのです。