小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

547年大祭を行います。

2013年03月31日 | 祭典・行事

来る5月28日、例大祭を下記の通り行います。
本年は神社が鎮座して547年の年に当たります。
なお、本社神輿の御巡幸はございません。

             記

○小網神社例大祭 祭典 5月28日(月)午前11:00

○干支絵馬無料配布   5月28日午前9:00~
(数に限りがありますのでなくなり次第終了します)

                                以上


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事を成す三原則は「進め 止まれ 退け」。

2013年03月30日 | 小網神社教学

明後日より新年度が始まりますが、よく事を成す方式のたとえとして取り上げられるものに、信長型、秀吉型、家康型があります。

一般的に信長型は、攻めの方式、家康型は、待ち方式、秀吉型は、信長家康併用方式といえます。

現在の社会で望まれるのは、誠に強気な姿勢の信長方式だ、とよくいわれてきました。

しかし、時代や社会背景の異なる現代に、信長型を、そのまま受け入れることは、むずかしいのではないでしょうか。

進む姿勢を、強力に持ち続けることは必要でしょうが、時には止まり、時には退くことも、考慮に入れねばならならないでしょう。

「止まれ」「退け」は、いずれも進むための「心の貯め」です。

神社では、神道祭式に則り、神さまへの祭祀が日々繰り返されます。

その際、進む姿勢の中にも、神への奉仕の心がこもり、留まるかつ退く姿勢の中には、姿勢の乱れに留意し、次の動作への準備志向が、要求されます。

信長型への傾倒は、今日においては時代遅れかもしれません。家康型、秀吉型を加味した幅広い、豊かな取り進めの中に、事が成就される秘訣があるかもしれません。


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愚痴の根からは 花も実もならない

2013年03月18日 | 小網神社教学

例年より早く、東京で桜が開花したそうです。本格的な春の訪れに心も躍ります。

さて人の中には、愚痴っぽい人がいます。

人の欲望には限りがなく、満足するに足る事はありえないといっともよいでしょう。

本当に心豊かなることとは何なのでしょう。患って初めて健康のありがたさえを知ったり、人から離れ、人の暖かさを知ることと同様に、心枯れ果てなければ豊かさは分からないものなのかもしれません。

雨、風、雪の日をきらい、晴れの日は、これを喜び受け入れることのかといえば、必ずしも、そうではないのではないでしょうか。

晴れをよしとする人は、雨、風、雪の日もまたよし、とする人でありましょう。

まず目の前の事象を受け入れ、その良さを感じようとしたおいたいものです。


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腹八分人生論。

2013年03月13日 | 小網神社教学

「水を飲んで楽しむ者あり 錦を着て憂うる者あり」

これは江戸中期の儒者・中根東理のことばです(「東理外集」)。

衣は、寒さがしのげればよいし、食は、飢えからのがれられればよい。あれが食べたい、あれが着たいと思う時は、食べ、かつ、着たらよい。一度食べ、一度着たら、もうそれ以上食べ、着たいという欲望は、生まれてこない・・・。東理は、一着の衣服、一杯の食糧、それで充分だ、と、といています。

人間の欲望には限りがないものです。「足るを知る」という言葉もあり様に、「程々でよし」ということで、腹八分人生論といえましょう。


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