小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

「夏越の大祓」を行いました。

2012年06月30日 | 神社より

本日午後六時過ぎ、「夏越の大祓」の祭典を行いました。

皆様からお預かりした形代を神前でお清めし、祝詞と「大祓詞」を奏上いたしました。

その後、日本橋川にての海上祭にて自然にお返しいたしました。

なお、当神社の形代は自然環境に配慮し、水に解ける奉書を使用いましました。

次回は大晦日の「年越の大祓」となります。11月28日の「どぶろく祭(新なめ祭)」ごろから形代をおわかちいたします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災いを「静思」する。(大祓について ④)

2012年06月28日 | 小網神社教学

明後日6月30日は、宮中はじめ全国津々浦々の神社で「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われます。

今年上半期の罪けがれをおはらいする行事です。

さて、人生には大小さまざまな災いが起こるものです。

重要なのは災いに対応する姿勢にあるといえましょう。

災いにあったことを憂い、自分自身を悲劇の主人公に陥れるかのような姿は、人生に対して、あまりにも早い結論の出し方といえます。

災いは、その人に対する赤信号かもしれませんが、心静かに自分を振り返れという神の声でもあるのです。

つまり災いを「静止」させることより「正視」し、さらに「静思」する姿勢が大切で、これによって自分より大きな「力の存在」を、心眼を開いて認識することにつながります。

新しいエネルギーが沸き起こり、過去の自分を浄化し、神の加護をいただく力強い人生をつくり上げることができるのではないかと考えます。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本橋経済新聞」に紹介いただきました

2012年06月24日 | 神社より

当神社の「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」を紹介していただいております。

http://nihombashi.keizai.biz/headline/537/

衷心より御礼申し上げます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弱きはまず弱きに徹せよ。(大祓について ③)

2012年06月22日 | 小網神社教学

セパ交流戦も終わり、プロ野球は今日から各リーグ戦が再開されています。

中畑監督就任以降、話題を独りじめしてきた横浜DeNA。開幕後は結果が出せません。一昨日、縁あって交流戦最終戦を観戦しました。

藤井投手と鶴岡捕手のベテラン・バッテリーが奮闘し、中村・ラミレス・筒香ら主軸打者が活躍。そして走力のある梶谷・荒波・石川各選手の泥臭い三連続内野安打などは中畑監督が目指すスタイルでした。

 

人は誰しも完全無欠ではありません。

弱点をいくつも持って、それぞれ生きています。

人々は皆、その弱点を少しでもなおしたいと思っているのですが、それにはまず、弱点に正面から立ち向かうことです。

それに背を向け、ごまかしですませては、人の成長・進歩はありえません。そのうえで、持っている力を最大限に生かすこと、でしょう。

己の一生は、最終的には己の決定で、自らが切り開いていくものです。

うそまやかしで人間の一生は歩める程、甘くはないのです。

 

さて、今後の横浜の戦いぶりや活躍を、弱き者の一人とりとして見つめていきたいと思っています。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「茅の輪」の潜り初め。

2012年06月21日 | 神社より

一昨日、「茅の輪」を設えました。輪をくぐって今年上半期の罪けがれを落とします。

この行事をふくめた祭儀「夏越の大祓」は今月の30日に行います。

祭儀では、個々人の罪けがれを「人形(ひとがた)」に託し、神前でお清めをした後、河川にお流しします。

「人形」は社頭にて配布しております。お早めに御参拝ください。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大祓の人形(ひとがた)をおわかちしています。

2012年06月17日 | 神社より

今月三十日に夏越の大祓をおこないます。

その際に自身の罪けがれを託す「人形」を社頭でおわかちしています。

なお「茅の輪」は19日中に鳥居に設置する予定ですので、恒例の「茅の輪くぐり」は20日から30日までとなりますのご承知おきください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心の清浄と身体の清浄(大祓について ②)

2012年06月16日 | 小網神社教学

オウム事件最後の逃走犯が逮捕されましたが、神道では「つみ」「けがれ」を祓う信仰を最も重要視しています。

「つみ」とは、人の本来もっている善を、つつみかくしてしまうものをいい、「けがれ」とは、生きる気が枯れることをいいます。

つまり「つみ」は精神的なもの、「けがれ」は、身体的なものを、さしているといえましょう。

清浄とは、急流の中の水の如く、はげしい水など、自然の力により、自らの肉体を浄め、清即ち青く澄んだ水の姿に、自らを立ち直らせることをいいます。これは「みそぎ」という行を通して行われます。

「みそぎ」の目標は、自らの善の復活と、生命力の回復です。自らの修練は、申すまでもありません。神へ祈り、神の力により、内清浄外清浄の祓えが完成する、ということになりましょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祓いとは災難を乗り切る力を得ること(大祓について ①)。

2012年06月07日 | 小網神社教学

今月三十日、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が宮中並びに全国の神社で行われます。

神道の祭儀は、祓いが常に初めにありますが、正式の祓いは、潔斎ということから始められ、神前での祭儀の前の修祓(しゅばつ)で完了し、祭儀に臨みます。
一般の昇殿参拝者は、祭儀直前の修祓のみ受けるのが一般的です。

それぞれのもつ罪穢を祓い、人の善を高め、生成の力を高揚することに意義があります。

多くの人は、祓えという言葉から、自らに降りかかる災難を、祓い取ることを祓えと思っていることが多いようです。

しかし本来祓とは、大神様の力に導かれ、人の本質的に持っている善なる性を高め、生成する力を、高揚することといえましょう。

いかなる災難でも確実に乗り切る大きな力を、神様からいただくことにその真髄があるともいえます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神参りで御神徳をいただく。

2012年06月01日 | 小網神社教学

本日は六月のついたちです。早いもので今年もまもなく折り返し地点を迎えます。

毎月一日にはたくさんのお参りがあります。お神酒の御奉納も多くあります。

今の日本人の宗教意識は、五十年程前から見ると、大きく低下しているといわれています。しかし本当にそうなのでしょうか。

神道が宗教か否かは別にして、人間を超えた存在にふれることは、その体験を経なければならなりません。

時聞をかけ、情熱をもって接していれば、やがてその体験は深みを増していきます。

祈りは、人それぞれで、かくあれと断定はできにくいものですが、苦しみ、悲しみ、悩み等からの救いを念じ、その祈りによって前向きに前進する力を得ることは確かです。

また、無心に祈る時、人の心に浄・明・正・直の「御神徳(ごしんとく)」を、感知させることもありましょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする