小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

出会いは神縁なり。

2014年04月25日 | 小網神社教学
人生は、出合いであるとよくいわれます。
そして、その結びつきを「縁」と呼びます。
この縁とは、関係が深まるにつれ、不思議な、思いもよらぬ人との繋がりがあることを、知らされることがよくあります。
その縁は、神からの賜りもの、つまり「ご神縁」といわざるをえないでしょう。

全くの他人同士が出合い、そして結ばれ、夫婦となり、一家を成す。
考えてみれば、誠に不思議なものです。
その他、学校や職場、サークルなど、人の集まる場での出合いは、数え切れぬ程あります。
その出合いが、「縁」にまで深められず、単なる出合いで終わってしまうものも数多くあるのです。

縁を大切にし、自分の処世指針にしている方もおられます。
考えてみれば、事業は、人との出合いを大切にするところから、始まるといってよいかもしれません。
顧客との接触如何によっては、商品の売り上げにまでひびくことを思えば尚更です。

単なる「出合い」を、「縁」にまで深めるものは、人の「誠」ではないでしょうか。
人と人を結びつけるカこそが、神道が説く、「誠のこころ」といえます。

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社会が求めているのは・・・。

2014年04月14日 | 小網神社教学
新年度が始まって二週間がたちました。皆様いかがお過ごしですか。新しい環境に慣れましたか。

さて、今も昔も社会が求めているのは、心から発する「はい」「ごめんなさい」そして「ありがどう」といえます。

「はい」の返事は明快さ、「ごめんなさい」は素直さ、「ありがとう」は感謝を表します。
人から好まれる人間の多くは、素直で明るい人、そして他人に配慮のある人です。
人は一人で生きられないものです。
人に支えられた人生を送っています。
人の支えは、上下関係や同僚関係、タテ、ヨコの人間関係に表れ、その支えの恩恵を受けつつ、自らの豊かな生き方ができるのです。

神道で説く徳目の中で、明く、直くは、まさしく明快、素直の「はい」、「ごめんなさい」の心。
そして「ありがとう」は「誠の心」のあらわれでしょう。

毎朝、神前に額づき、自らの罪歳を素直に反省し、今日という日を迎えた喜びに感謝してこそ、明快な「はい」の心で、一日が始まります。

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