小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

優秀企業に「規律文化の確立」

2015年02月28日 | 小網神社教学
巷では同族企業の「お家騒動」が報じられています。
かつて、デフレ不況に苦しむ「失われた十年」の閣にあって高い業績を上げた優秀な日本企業に関する研究で、内閣府は優秀企業の共通点在六つ上げていました。
その中の一つに「規律文化の確立」がありました。
即ち、経営者や従業員に、使命感や倫理観などの規律が存在するというのです。
欧米ではEQ(情緒指数)の高さを企業人に求めているそうえすが、文学・芸術・哲学・宗教・倫理等による情操度も注目されているといいます。
特に企業・団体のトップたる「公人」には、EQの低い者はまず不適格とさえいわれているそうです。
日本のIQ(知能指数)一辺倒の競争原理では、今や世界に通用しない、ということでしょう。
一時の経済効率の向上や、自身を含めた身内の保身を超えた、神道の伝統概念のひとつである「公共」或は「共生」の精神こそ、求められているように思われます。

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BS朝日様が収録にいらっしゃいまいた。

2015年02月27日 | 神社より
本日、衛星放送・BS朝日の情報バラエティ番組『新開運紀行2015』(仮タイトル)様が収録にいらっしゃいました。
当神社の東京銭洗い弁天さまを主に取材されました。
放送は3月28日(土)の午前11時~の予定とのことです。

御鎮座550年奉祝 祈願銅板奉納受付中(一口3000円 何口でも御協賛いただけます)。 

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節分の福豆差し上げます。

2015年02月02日 | 祭典・行事
明日は節分です。
当神社では「豆撒き」はおこないませんが、毎年、御参拝の方に「福豆」を差し上げています。
 午前八時半から境内に手差し上げます。
数に限りがございますので、なくなり次第終了となりますので御了承ください。

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当神社の厄除祈願について③ 厄除は節分まで?

2015年02月01日 | 小網神社教学
前回までに厄年と数え年についてお話しました。

厄年とは、身の回りの変化によってバランスが崩れやすい環境になる年まわりをいいます。
その環境を神様に奉告し、お清めしたうえでお力をいただくのが厄除祈願です。

厄年が数え年にリンクしているので、なるべく早い時期に厄除祈願を社寺で受けましょう、というのが古来の考え方なのです。
お正月を七草(7日)、小正月(15日)、節分(2月3日)などまでとするのが日本人の一般的な考え方ですので、当神社にも厄除祈祷に関するお問い合わせが連日多くかかっております。

当神社では、すでに二月のほとんど、土日祝日について三月いっぱい御予約で満席となっております。
御早く御祈願をお受けになりたい、という方には、御予約制のない社寺をお奨めしております。

境内の大小はともかく、各位のおかれている環境もさまざまであることからも、当神社では団体でなくすべて個別に御祈願を承っております。
ですので、当神社では年間を通して厄除祈願をおこなった参りました。詳細については当神社の公式サイトhttp://www.koamijinja.or.jp/visit.htmlをご覧ください。

なお本年は、明年の御鎮座550年記念事業の一環である、社殿屋根の改修工事がおこなれる関係で、五月末までは御祈祷を承ります。
工事の進捗状況にもよりますが、6月から11月までは厄除祈願を含む各種社殿での御祈祷はおこなえない予定ですので、何卒御承知おきください。

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当神社の強運厄除祈願について② 数え年とは何か。

2015年02月01日 | 小網神社教学
物の始まりが一ならば国の始まりは大和の国…。
映画『男はつらいよ』の中で渥美清さん演じる露天商・車寅次郎の口上で、開口一番、よく発したセリフです。

日本には古来「ゼロ」という発想がないのです。
ゼロからイチ、つまり無から有を生んだのは自然の偉大な力で、その営みの中に「神」もお生まれになっています。
そのことは記紀神話にも描かれています。

数え年もこの考えを根拠にしており、生まれてすぐに一歳、最初の元日(1/1)に二歳になるという考え方です。
元日に一斉に歳をとる、という考えは、新年を「おめでたいもの」としてお迎えすることにもつながり、今日においてもわが国が新年を謹んでお迎えする根拠もここにあります。
全国の神社では、元旦に「歳旦祭」というお祭りもおこなわれています。


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当神社の強運厄除祈願について① 厄年とは何か。

2015年02月01日 | 小網神社教学
「厄除」についてのお問い合わせが後を絶ついませんので、本欄にて厄年や厄除祈願などの基礎知識について何回かに分けてお話いたします。

厄年の歴史には諸説あります。
中国から伝来された、というものもありますが、当神社では、日本の社会状況の変化が、今日受け継がれている厄年の根拠であると考えます。

今日、男女ともに、40歳前後に社会的地位などにおいてさまざまな変化があります。
町の寄り合いにおいて責任のある立場についたり、家庭内では家族に関わる様々な変化も起こります。
一方、お勤め先では一定のセクションを取り仕切る役職などの重要なお役を任されることも多いようです。
「役」「役目」は、さまざまな環境の変化をもたらします。
人間関係はじめとするコミュニケーションの多様化によって、煩わしい厄介な難問も少なからず起こり得ます。
要するに「役」が「厄」に転じ、「役年」が「厄年」になったという説には説得力があり、当神社ではこの説を根本に厄年をとらえています。

厄年には「本厄」とその前後に「前厄」と「後厄」があります。
人生には個人差があることから、「前厄」や「後厄」に当たる年に役につくなどのほか環境の変化が起こる方もいらっします。
要するに統計学的な見地から「本厄」が据えられ、その前後を合わせた三年間を厄年説いているのです。

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