朝から、電話連絡で、忙しくしていました。
福島県の農業家のところで、農作物を以来している業者さんと話をしました。
ねぎを生産以来していて、受け取りにいくと、出荷停止になり、受け取ることが出来なくなったそうです。
次から次へと放射性物質が検出され、農業者は勿論、中間業者まで被害が起きています。
ここまで来ると、どうにもならない状態になってきました。
水道水も飲めない、野菜も食べれない、福島県の方々はどうなってしまうのでしょうか?
「先生、何とかならないですか?」と福島の方からも連絡がありました。
とても深刻な状態が続いているようです。
近所の方も遠方に引っ越しされた方もいるようです。
飲み水だけでも何とかならないかと思い、ヨウ素、セシウムの吸着試験をしてもらおうと、私の知る各大学の教授に連絡を取りました。
するとなかなか、試験できる大学や研究機関が少なく、良く知る仲間の教授達に声をかけて、いろいろ情報を頂きました。
「本当に大変な状況であるのは、分かりました。人命が関わることなので、協力させてもらいます。」と快く引き受けてくれました。
有難いことです。
いつも無理を言って申し訳なく思います。・・暫くすると・・
教授達が直ぐに連絡を取ってくれて、出来る大学や場所を教えて頂きました。・・講義の間に時間を取ってもらい本当に有難いことです。
教授の中にも、皆の為ならと言って、一生懸命にやって下さる方が何人もいることは、日本にとって、とても先が明るく感じました。
皆さん全て違う大学の方ばかりです。
実験をする前に、いろいろ造らないといけません。・・その結果は、どうなるか分かりませんが、出来るまで頑張らないとね。
水道水が安全に飲める水にしてあげたい。
水がないと生活できません。
放射物質の除去は、したことがありませんが、福島県の方たちの為にも成功させなければなりません。
只、復興を願うだけなら、何も進みません。
誰かが動かない限り、前に進まない。
取りあえず、私の出来ることを精いっぱいし、出来るだけの知恵は出すつもりです。
自分の出来るところから始めないとね。
皆さん応援して下さい。
皆さんの応援の声が、やる気を継続させます。
現地の医師たちもそうでしょう。何日も忙しく動き回ると、励ましの言葉が助けてくれます。
そして、喜びの声と励ましの声で、どれだけ気力が続くものか。っと思います。
私も講演を連日行っていたころ、何日も寝る暇もなく動きまわていても、「先生のお蔭です。本当に助かりました。有難うございました。」
と聞くと頑張れる自分がいました。
人は、人の言葉や心で、大きく頑張れるものです。
被災地の皆さん、そして復興支援者や各ボランティアの方々にも声援を送って上げてください。・・頑張ってください。
本当に頑張ってもらいたいと思います。
志高きものは、皆一緒に行ってくれると思います。
福島原発では、1~4号機全てから、水蒸気が確認されたと聞きました。
又、3人の被爆者も出たとのことです。
その人たちも助けて上げたいですね。
一日も早い復興を願うばかりですが、福島原発事故は、まだまだ長期戦になりそうです。
大気・土壌・水質の改善も含めて考えていかないといけないですね。
地球上に元々存在しない物質は、造った人間のせいです。
人間がその解決手段も考えなくては、ならないと思います。
今夜は、徹夜で考えないとね。