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「環境関税」案

2009年09月28日 07時20分33秒 | 社会
# 「愛国と米国」(鈴木邦男)読了。

「アメリカ」に対する自分の感情・国民感情を
戦前から現代まで描いていく。
自分の言説に酔うことがなく、どこか醒めている
(読む側がどう捉えるだろうか、という目がある)ので読みやすい。
まあ、右翼左翼問わず、このような人は例外的なのだろうなあ。


「環境」について考える中で、
「環境関税」てなことを思いついた。
(まあ、もう考えている人はいると思うけど。)

公害を撒き散らしている国、
大量にCO2を廃棄する国、
その他環境に負荷を掛けている国から物を輸入する際に、
関税を掛ける。

名目は、
それらの国は環境への負荷を軽減するためのコストを負担しておらず、
その分安く製造できる。
そして環境悪化などの外部不経済は、
自国のみでなく、地球全体で負うことになる。
言わば「いいとこどり」。
その不公正を是正するため。

おそらく、中国・インドのみならず、
化石燃料を浪費してCO2を撒き散らすアメリカからの輸入品にも
関税を掛けることになるだろう。

輸出する側としては「環境負荷を軽減しないと、高くなって売れない」ので、
省エネや環境負荷軽減につながる。

まあ、一国だけでできる話ではないし、
どの程度関税率を細かく決めるか、どのように決めるか、など、
手順は大変そう。
また、関税分(本来かかっているべきコスト分)物価は上がるので
国民のコンセンサスを得られるかどうかは課題。

とりあえずアイデアまで。
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