朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

大銀座落語祭(1)

2007年07月15日 22時03分14秒 | 落語・講談・お笑い
台風が来ていたが、前売券を買ってしまっていたこともあり、
昨日、今日と銀座へ行ってきた。
偶然ではあるが、両日ともJUJIYAホール。

昨日は馬桜師のカルチャー教室+「この人で聴きたい」。

会の中身より(2日とも)気になったのは、
実行委員なのかな? 会場の若い係の人間の言動。
何様なんだ? 客商売ってことが分かっていないのでは?
と感じることが散見された。
いい気になるんじゃない。

今は落語家ブームで客が入るから良いのだが、
どうせまた冬の時代はやってくる。
それを考えると、いい気になっている人間に接客をさせて欲しくない。
どうせ、落語のことなんか分かっちゃいない人間なんだろ?

で、会の内容。
馬桜のレクチャーはけっこう歴史的な深いところを突いていて面白かった。
ただ、落語はしんどかった。まず、今の助六の「虱茶屋」がしんどい。
先代の洒脱な調子で表情付け、切り替えをやるから面白いのであり、
まだ若い今の助六がその型をなぞるだけで演じても楽しくない。
しかも、マクラがくそ長く、しかも面白くなかった。これが疲れた。
文楽の「心眼」は意外に良かった。
しかししんどいネタで、助六で疲れたせいもあり、中入で帰った。
ちなみに、トリは「天狗裁き」だったらしい。
しかし、普通、「心眼」と「天狗裁き」(どっちも夢でうなされる)を
同じ日に出すか?その神経は私には理解できない。嫌がらせか?

山野楽器でCDを買って帰った。
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