朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

文楽京都公演

2009年10月04日 19時18分56秒 | 歌舞伎・文楽
昨日は京都の文楽公演に行ってきた。
河原町通りの府立文芸会館のホール。
3階和室は落語会でよく行っていたのだが、
ホールはたぶん2、3回目。

夜の部の「太十」と「日高川」。

床に近い席で、
舞台は非常に見づらいのだが、浄瑠璃・三味線の細かい部分が見えた。
来月文楽劇場に行くつもりだが、
二等が取れなければ試しに床に近い席をとってみよう。

「太十」は初めて見たのだが、けっこう無茶な話やね。
合戦をしている傍で
大将である光秀と久吉が対面しているとか、
光秀が風呂場にいる久吉を竹槍で殺そうとするのに
閉めた戸越しに突くので
誤って自分の母親を殺してしまうとか。
まあ、母親はわざと突かれようとしている、ということなのだが。
それぞれの登場人物の心情はよく描かれていると思う。
光秀の動き(見得など)は歌舞伎の方が楽しめるかな。

「日高川」は別に大した筋のあるものでなく、
人形の動きや浄瑠璃をのんびり見ていた。

2時間半程座っていたが疲れた。
昔「忠臣蔵」や「菅原伝授手習鑑」を通しで見たときに比べて、
確実に体力が落ちているなあ。
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