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東横インをたたく偽善

2006年02月13日 22時07分19秒 | 社会
東横インが、全国のホテルで身障者向けの部屋を、設計後通常の部屋に変えたりしていたことが分かって指弾されている。まあ、東横インの安さなどを考えると、それくらいはあっても不思議ではないか。
しかし、身障者団体の動きは何かおかしい。「泊まりもしないくせに」とまでは言わないにしても、何となく、「障害者差別だ」というと何でも済むような、あるいは反論不可能な錦の御旗を掲げているように聞こえる。より大きな、法律の改悪などに比べて、分かりやすいからかも知れないが、力を入れているように見える。

駅のトイレなどで、車椅子専用のトイレを使ってもいいのかどうか迷うことがある。普通の男性用トイレがいっぱいで並んでいるのに、車椅子専用トイレが空いている状態は変だろう。車椅子の人は並ばなくてもいい、ということになれば逆差別としか思えない。

今回の議論には、何か「言うと反論されるから黙っておいて、ほとぼりが冷めるのを待とう」という感じがする。とりあえず無難に「空いている可能性大」の部屋を作っておけ。そうなれば、障害者団体は自分の功績として誇り、票や金に結びつける。そういった利権屋の面持ちを見てしまう。

それは、東横インをたたいているマスコミ連中も同じ。本当にその規制が正しいのか。意味があるのか。それをせずに「くさいものにふた」をする姿勢はないか。今はその相手が障害者団体であるが、次にはそれが政府などでない、という保証はない。「とりあえず黙っていよう」は危険。まず声を上げなければ。
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