朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

1日2寄席(その2つ目)

2009年06月29日 06時47分38秒 | 落語・講談・お笑い
土曜日の2つ目の落語会。

昼の生喬の会が終わった後、
またワッハで時間をつぶし、
腹ごしらえをして鶴橋へ。

「雀のおやど」で「雀三郎つるっぱし亭」。


「蛇含草」(雀太):△

巧く見えるのだが、そこに好感が持てない前座。
全体にあまり抑揚なく、淡々と物語を進めていた。


「兵庫船」(雀三郎):○

雀三郎がこのネタをかけるのって、割と珍しいのかな。
ちょこちょこトチリもあった。

船に乗るまでのリズム、
乗ってからのやりとり、
船が止まっていることに気づいてからのリズムが良い。
このネタ、ダレがちだと思うのだが、非常に聞きやすかった。


「花筏」(出丸):△+

先日といい、マクラに入れ込み過ぎている感じがする。
けっこう噛んでいる。

ネタは、全体に勢いがあって好み。
もちろん、雑に感じる(口がついていっていない)部分もあるのだが。


「高津の富」(雀三郎):○

最初のホラ吹きのおっさんがけっこうクサい。
宿屋の主に言われたことに重ねてホラを吹いている感じがして、
これは良いが、
何かもう一味、要るような気がする。

二番に当たる男の独りノロケは、いまいちハマらなかった感じ。
あまりノロケが発散しなかったからか。

くじを確かめていくところは
「作り」を感じさせないところまできっちりと消化しており、
自然に聞けた。


そんなあたりで満腹。
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