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改憲案に対する基本的なアプローチ

2007年01月01日 16時50分39秒 | 社会
年が明けた。
それで劇的に何かが変わる、てことはないはずだが、
何か区切りをつけないとしんどいので、
気持ちを新たにするいい機会だろう。

年末からフセインが口封じのために処刑されたり、
改めて安倍が改憲を打ち出してたりしている。
今年夏には参議院選挙があるが、
自民党が勝とうが民主党が勝とうが、
いずれにせよ「改憲」の動きが加速するのは同じことだろう。
「どんな国の形にするか」はそんな拙速に決めるものでもあるまい。
防衛庁を防衛省に改変するのも、
現実的な影響はマスコミで取り上げる程大きくないだろうが、
それが示唆するもの、象徴するものが気がかり。
国の形を「普通の国家」化することが既成事実になりつつある。
その流れで、一番変えやすいところを変えた、という印象。

この「普通の国」を否定するべきだと私は思っている。
日本国憲法の持つ、「普通の国」を超える可能性の芽が摘み取られないように、
改憲案を見て拒否すべきは拒否していく必要がある。

また、「普通の国」と言いつつ、
いまや普遍的になりつつある権利に対する考え方が取り込まれないのも
監視するべき。
与党にとって都合の良いところだけ「普通の国」として憲法に取り込まれる
ダブル・スタンダードに注意し、入れるべきものは入れさせるように
する必要がある。
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