朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

仕事の後の芝居見物

2009年02月07日 17時49分20秒 | 歌舞伎・文楽
昨日は夕方、銀座で客先打合せ。
終わると6時半。
間に合わないかも、と思いつつ歌舞伎座へ行くと、
ちょうど開演直前。
立見ではあったが。

夜の部2幕目「勧進帳」。
吉右衛門の弁慶・菊五郎の富樫・梅玉の義経。
播磨屋は好きだし、かなり期待していたのだが、
うーん。期待していた程ではなかった。
思い入れなしに見れば、満足できるレベルだと思うが。

全体に口調が良く、快く聞けるのは確かなのだが、
その調子がずっと続くので麻痺してしまう感じ。
贅沢な話ではある。

あと、足の運び(後ろ向きで戻るところとか)が少し軽いと感じた。
もう少し重みがある方が好み。

富樫は出から声の調子に情が感じられる。
良い点でもあり、若干クサいかな、という感じもあり。

義経は良い雰囲気。
ただ、高めの声を出すところが苦しそう。
出しやすい声で作れば良いと思う。

3幕目は軽く「三人吉三」。
科白の調子で楽しめば良い、というところ。
玉三郎はこの3人の中では別格。
やはり松緑の声が好みに合わない。
雰囲気を崩すなあ。

夕食をラーメンで済ませて、終わり。
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