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組織を抜ける者へのリンチ殺人?

2008年10月13日 22時31分48秒 | 社会
15人相手「異常」な格闘訓練、江田島で3等海曹が死亡(読売新聞) - goo ニュース

「普段はしない訓練」を
「やめようとする人間に対して」行う、ということらしいのだが。
同じような事件は自衛隊の他の部隊でもあったようだし。

何か、時津風部屋での兄弟子による暴行殺人を思い起こさせる。
あれもやめようとする弟子に対する「かわいがり」と称していたんだろ?
今回の訓練が、「親方が指示する」程組織的だったかどうか、分からないが、
何となく「組織を抜けようとする」者に対する制裁的な匂いを感じる。

そして相撲協会同様、
自衛隊も閉鎖的な組織であり、
社会の(多少は理性的な)目による監視が行き届いていない、と思う。
しかもいずれも、「肉体の力」「戦い」が物をいう部分がある。
そして、理性による歯止めがかからないときに、
内部の理屈・習慣が「暴力」につながる。

「組織を抜けようとする」者への暴力は、
「やめやがって」とか「もはや味方ではない」感情が
理性を凌駕することによって引き起こされる、
ある種本能的なものだと思う。
それを考えると、
「やめる者への餞別」なんて、訓練ではなく、
暴力事件への未必の故意だろう。
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