昨日は梅田で用事を済ませた後、
阪神で尼崎へ。
尼崎市総合文化センターの「桂米朝展」。
文化勲章受章 桂米朝展 芸能活動の軌跡(11月20日から) 尼崎市
(ちなみに本日12/12まで。)
ここでは米朝一門の勉強会を長い間やっており、
そのつながりらしい。
パンフに勉強会の記録も載っており、
第1回が昭和52年6月。
その出演者には、
吉朝、米太郎、枝雀といった故人も並んでいる。
展示物は米朝の生い立ちやプライベートの写真、
数々の受賞・受章歴を物語る賞状やトロフィーと盾、文化勲章、
さらには米朝が使っている着物や見台、
あとは出版物・レコードやCDなど。
半分くらいはワッハの特別展と共通かな。
賞状などはワッハでは展示していなかったと思う。
・文化勲章の「明仁」の字を見て、出丸のマクラを思い出した。
確かに達筆とは言い難い。
・紫綬褒章受章時の首相は、中曽根だったのか。
・長い間米朝直々に付けていたという、尼崎勉強会の出番表が展示されていた。
横軸に演者、縦軸に月をとって、表形式できっちり管理されている。
喜丸のところに「死亡」とあるのが、何とも。
・レコードの発売記録があったのだが、
「いろはにほへと」「続いろはにほへと」って、
米朝の中ではかなり早い頃に出されているんやな。
レコードのデザインもあまり落語っぽくなく、面白い。
・ワッハでも見たのだが、文化勲章記念パーティの写真、
着物を着ているのが八方だけ、という状況と、
やけに後ろで小さく写っている雀三郎が何か可笑しかった。
そんなところか。
1フロアで、30分程度で見て回った。
尼崎駅前の商店街を端まで歩いてみると、そこはもう竹谷だった。
昔「でやしき寄席」で何度か来た北竹谷の福祉会館を眺めて、
出屋敷駅から帰った。