朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

遥洋子が男だったら

2007年02月24日 13時15分08秒 | 社会
何か、遥洋子が書いている。

遥洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」 業績アップの秘策  [1/2](日経ビジネスオンライン)

この連載、どういう趣旨なのか良く分からないのだが、
女性がこの記事を読んでどのように感じるのだろうか。

私が読んだ直感は、
「ここで「女性ばかりの職場だと仕事がはかどる」と言っているのは、
 男が「男ばかりの方が仕事がはかどる」と言っているのと
 全く同じではないのか」
ということ。

本人は女性解放の闘士と思っているのかも知れないが、
それは結局、「できる女」を「男並みにする」だけのことであり、
フェミニズムが目指しつつある
「男女問わず、企業社会・効率社会からの解放」に逆行するものではないのか。
(まあ、上野千鶴子からしてそうだから、仕方がないのかも知れないが。)

そんなことを考えると、彼女がもし男だったら、
ガチガチの女性蔑視論者で、私からすると相手にしたくない人間に
なるんだろうなあ、と感じてしまった。

本人は、それを問題と思っていないのかなあ。

※ついでに思ったこと。
 こんなものを連載している日経ビジネスは(さらには日経も)
 「働く・能力を持つ機会を与えられた女性と、そうでない女性とを切り分けて、
  自社の市場は前者に限定して、それにウケる記事を書いている」
 ような気がする。
 その前提で読まないと、正しい判断はできないと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする