北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

ぺエックス労働委員会闘争

2012年06月19日 | 日記
東京西部ユニオン・ぺエックス分会の東京都労働委員会闘争。今日はS組合員とY組合員の証人尋問(会社側反対尋問)。組合側主尋問においてあらゆる論点に明確な証言を打ち出しているので、会社側反対尋問としてはなす術なしというのが正直なところ。ざっくり言えば「処分や再雇用拒否については納得していた」という筋書を、枝葉末節から屁理屈を述べるというもの。再主尋問の必要もないような反対尋問でした…そのうえでダメ押しはしておいたけどね。終了後に吉本委員長が他労組支援で裁判所に行ったところ、その会社側代理人もぺエックスと同じ弁護士がやってたそうな。資本の世界も意外に小さいのですね。

NAZENへのメディアの注目

2012年06月18日 | 日記
『週刊新潮』の記者が、NAZENの取材に訪れました。NAZENの連絡先は北島邦彦事務所だが、NAZENの運動方針などについて責任をもって応えられないよと言ったのですが、締め切りが迫っているのか、「どうしても。挨拶だけでも…」と言うので。いろいろと取材していったのですが、要するに「公安調査庁や公安が言っているように、NAZENは中核派のフロント組織なのかどうか」についての取材なのです。「フロント組織」ってどういう意味かというと、どうやら「出先(偽装)機関」のことらしい。反原発運動の大高揚は、こうした権力の思惑を大きく超えたものとして前進しています。革命党がNAZENをはじめ膨大な労働者人民とともに反原発運動に全力を注入して活動するなかで、革命運動の理論と路線と組織の自己変革が躍動的に勝ちとられていくのではないでしょうか。だから反原発運動はその前進のなかで、おのずと社会変革運動―革命運動に行き着くのです。まあ、『週刊新潮』の記事ですから、だいだいの想像はつきますが。しかし、こんなところにまで取材に来るというのは、「取材した」というアリバイのためではあるのでしょうが、反原発運動におけるNAZENのポジションについて、体制側がきわめて重大なものとしてとらえていることの証でしょう。

大飯原発再稼働阻止―阿佐ヶ谷デモ

2012年06月17日 | 日記
真夏のような蒸し暑さのなか、NAZEN杉並として恒例デモを阿佐ヶ谷で貫徹しました。今日は50人近くの人に集まってもらったうえに、幾人かの飛び入り参加もあり(車イスのご夫婦もいらっしゃいました!)、沿道の反応もよく、主催者としてはちょっとやりきった感をもつことができました。区役所までのデモを終わって、街宣のために阿佐ヶ谷駅に向かうアーケード街「行進」もなかなかの宣伝力でした。阿佐ヶ谷駅前では署名150筆が集まるほか、ネットで今日のデモを知って参加しようとした20代の女性労働者も合流して一緒に街宣をやるなど、主催者としてはますます“空気”が入りました。あとは6/23反原発杉並集会への大結集を実現するのみです。
なお、次回デモは7/12(木)阿佐ヶ谷に決定!17:00~阿佐ヶ谷駅街頭宣伝。18:30集合(場所は調整中)―19:00デモ出発で区役所まで。




杉並・星野文昭さんを救う会総会

2012年06月16日 | 日記
杉並・星野文昭さんを救う会が総会を開き、会の結成以来四半世紀を迎えるなかで、杉並地域における救援運動づくりへの本格的な論理と組織体制が形成されました。議案がすばらしかったぞ!…お世辞でなく。私にとってもみても杉並・星救は常に共にあるという現実のなかで、ともすれば“馴れた”存在にしてしまっていたという反省があります。第2次再審棄却―異議審闘争への突入にあたり、星野闘争をみずからのものに!…ってことですよね。再審闘争の現段階についての学習会も意義深く、証拠構造論など元法学部生としては興味深く学習できました。提起者と企画者に、ありがとうございました。「質問のある方…」との呼びかけなのに、司会から質問を出せと指名されたのにはびっくり仰天!

6・15-60年安保闘争-ブント全学連-樺美智子

2012年06月15日 | 日記
「6・15」と聞いて標題を思い浮かべることのできる人たちの割合は、全人口のどのぐらいになっているのでしょうか?かく言う私も1959年生まれでして、樺美智子さんが国会構内で虐殺された時はまだ1歳の誕生日を迎えていなかったのですからねえ。しかし、大飯原発再稼働をめぐる首相官邸前での抗議行動に1万人を超える人々が集まっているのを見ると、歴史は現象形態を変えながらもまちがいなく“反復”過程に入っています。樺美智子さんの悔しさと無念、さらには多くの若者たちの挫折を反復しないために、反原発運動の豊かさ・しなやかさ、そして強靭さが求められています。