脱原発杉並宣言集会

杉並公会堂で開かれた脱原発杉並宣言集会に参加してきました。６・２３杉並集会と６・１０国鉄闘争全国運動大集会への参加を訴えるビラまきを事前にやって臨んだのですが、荻窪駅前と公会堂前とで１０００枚以上を手渡すことができました。参加者は８００人と発表されましたが、デモなどの直接行動に比べるとやはり結集力は落ちるのでしょうかね。
基調講演の鎌田慧氏は「７・１６は必ず１０万人を越える！」と、大飯再稼働阻止と併せて激しく強調していてよかったのですが、その後のプログラムそれぞれの方向性がバラバラで、集会の主張といったものがよくつかみ取れませんでした。それは反原発闘争の担い手の軸はどこにあるのかについて、集会実行委員会としての焦点が絞りきれていないということでもあるでしょう。それぞれのプログラムにはそれとして見るべきものがあるけれども、集会すべてが終わった段階で「？」ですかね。集まった参加者が、「明日からがんばろう！」と感じて家路をたどることができたか…ちょっと疑問。ただ、それでも８００人が集まったことには大きな意味があり、「原水禁運動発祥の地・杉並」における反核運動の“伏流水”を感じることはできました。