北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

外国人登録窓口での申し入れ

2012年06月25日 | 日記
7/9から外国人登録証が在留カードに切り替わることによって、難民申請をしている仮放免者はみずからのIDカードを所持できなくなる事態が生み出されます(常時携帯義務を課されて、みずからを縛る物でしかない外登証が、唯一の自己証明となる矛盾!)。難民申請をしている滞日外国人はパスポートも期限切れとなっているケースも多く、医療機関にかからざるをえない時などに不安の種となっています。
今日は難民申請者および支援の人たちとともに、区役所の外国人登録窓口での申し入れを行ない、担当係長と約1時間半ほどのやりとりになりました。そこから浮かび上がってきたのは、入国管理局という役所がいかにいいかげんな機関かということ。その名称どおりに在日・滞日外国人を管理(監視)する発想しかできない役所であり、それは自治体をも「管理」する対象としか見ていない役所だってことです。だからそもそも、人間を相手にしているという発想が決定的に欠如しています。それにしても、現にそこに住んで暮らしている難民申請者のことを、自治体がなんら認識する術がなくなるというのはまったくおかしなことです。