北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

2・25高円寺一周デモへ

2012年02月20日 | 日記
昨日2/19の反原発―こう言っていいのかどうか?―杉並デモは、3000人の老若男女が集まって大盛況だったとのこと。わがNAZEN西部ものぼりを立てて参加し、2・25高円寺一周デモへの参加を訴えるビラ配布を行ないました。みずからビラを取りに来る人が多数あり、あとたったわずか2基となる原発停止状況のなかで、さあ!次はどうするのだと行動方針を求めている人が膨大にいるということを確信できました。
2/25(土)の反原発★反失業行動の企画(予定)は、14:00~15:30高円寺駅オキュパイ街頭宣伝、16:00-17:00高円寺北公園~高南通り~青梅街道~環七デモ、18:00-20:00反原発★反失業―春闘交流集会(高円寺北区民集会所)となっています。翌日には千葉・船橋で青年集会が予定されており、高円寺の青年たちにもこの集会への参加を呼びかけたいとも思っています。16時10分頃に高円寺駅北口ロータリーにデモ行進がやってきますので、手製のメッセージボードや扮装で飛び入り参加してください!「原発稼動ゼロを実現しよう!」の声を一緒にあげましょう。

58年目のビキニデー集会

2012年02月19日 | 日記
3・1ビキニデー58周年集会が千駄ヶ谷区民館で開催され、220の人々の参集で大成功しました。第五福竜丸元乗組員・大石又七さんと岐阜環境医学研究所・松井英介医師の講演をふたつの柱にし、職場で被曝労働とストライキで闘う国鉄水戸動力車労働組合・木村書記長と青森で反核燃闘争・大間原発建設阻止闘争を闘う中道さんの特別報告と、たっぷり3時間以上のてんこ盛り企画です。
私はあいかわらず裏方で動きまわっているので、集会での講演・発言に集中することはなかなかできません。したがって「報告」にならないのが申しわけないのですが。今年のビキニデー集会は「3・11」以後初めてのものであり、例年と異なるいくつかの特徴がありました。最大の特徴はまったく新たな参加者が多数あり、その人たちの参加で例年の倍近い結集が実現されたことです。そしてそれと比例関係にあることなのでしょうが、集会妨害に現われた公安警察の人員は80人(私たちに見えているだけで)!3・11以後1年経った反原発運動の底強いうねりの発現は、明らかに国家権力を追いつめています。しかもこうした動きに警察権力の威圧を加えようにも、どうにもならないってことです。また、大石×松井講演によって、事の本質は政府・電力資本・御用学者が必死になって否定しようとしている内部被曝問題にあること、これが明確にされました。ビキニデー集会の今日的意義が遺憾なく明らかになったのです。


さようなら原発集会&デモにて

2012年02月11日 | 日記
代々木公園に集まったのは12,000人。主催者の予想を超える結集だったかも。労働組合の旗が林立していたという印象です。呼びかけ人をはじめ、登壇者の発言はどれもなかなかよいものでした。大飯3・4号機の再稼働攻撃が、反原発闘争の“第2ウェーブ”をもたらしていることが体感できました。しかし、やっぱりデモはNAZENです!独壇場と言ってもいいですね。
本集会の前段で、脱原発地方議員連盟などが独自集会をやっていました。この議員たちが何をしているかというと、地方自治体の電力契約を9電力会社から丸紅などがやっている売電会社に切り替えるよう、一般競争入札を導入して求める議会活動です。これは「電力自由化」論でしょう。この論理が何をもたらしたかと言えば、アメリカにおける大規模停電をあげるだけで十分です。民営化・規制緩和・非正規化の最先端を行く論理であり、それを「脱原発」の名の下に主張するなど、よくも恥ずかしくないもんだ!しかも、一般競争入札でやれという「行政改革」論=行政のムダの排除論まで援用するのですから、もうどうしようもない!こんなのが平然といるから、大阪・橋下反革命のようなものが跋扈するのです。

無農薬の農産物たち

2012年02月10日 | 日記
アルバイト先の店頭には、三里塚からやってきた無農薬の野菜と、伊予からきた無農薬の果物が並んでいます。

 

原発事故は様々な影響をこの店頭にも及ぼしています。しかも、放射線量の測定結果では問題ない…と言って済ますことができないところに、今回の原発事故の深刻さがあります。この状況は何によって解決されるか、信頼できる情報か時間か。結局はすべての原発をなくす以外になく、しかもそれが解決というわけでなく、解決へ向けてのスタート地点に過ぎないのです。やっぱり「原発なくして社会を変えよう!」しかありませんよね。